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2006年06月20日

●HAS魂

先日、小学生の頃からの旧い星仲間であるOさんからメールをいただきました。
Oさんは、1973年に創立した東大和天文同好会のオールドメンバーであり、一時は同じ会社に勤めていたこともある長い付き合いの友人です。
私が岐阜へ移住してからは、年賀状を交わす程度の付き合いしかできずにいたのですが、このたび、同好会の観測会を久々に開催することになり、旧い星仲間たちにハガキで連絡をしたところ、早々に連絡をくれたというわけです。

思えば、同好会が創立してから30年余、延べにすれば数百人のメンバーが入会し、同じ星空を見上げてきました。今も活発に天文活動を続けている人もいれば、連絡先さえわからなくなってしまった人もいますが、過去に一度でもいっしょに星を見上げた方々との縁は、終生大切にしたいと思っています。

メールのなかでOさんは、「HAS魂」という言葉を使われていました。HASとは、東大和天文同好会の略称です。
さまざまな場面で、苦楽をともにしたOさんならではの言葉に、私は心が熱くなるのを感じました。

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魂・・・。
曖昧な言葉ではありますが、現代の日本人にもっとも欠けているのがこれだと思います。
アイデンティティを持ちなさいとか個性を大切に、などといわれますが、アイデンティティや個性の基本となるべき、個々人のもっとも深いところにある輝きこそが魂なのだと思うのです。
魂を見いだし磨くことは、生き方や外面など、その人のすべてを輝かせることにつながります。

33年という長きに渡って、小学校6年生3人が創った天文同好会が存続したことも考えてみれば驚きですが、その長い歳月が、メンバーそれぞれの魂を磨き上げ輝かせることにつながったとすれば、本当にすばらしいことではなかったかと思います。

写真:東大和天文同好会会誌“ほしぞら”10周年記念号(1983年11月)表紙より

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