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2006年06月11日

●第2訓「過疎だから誰でも大歓迎! のはずないでしょ!」

田舎はどこも過疎、だから都会からの移住者は歓迎される。問題は、仕事と家が見つからないことだ・・・。
田舎移住を希望されていて、あれこれ情報を集めている方でも、このような認識の方がときおりあります。
たしかに田舎のほとんどは過疎地域です。しかし、だからといってどんな人でも大歓迎というわけではありません。むしろ、過疎だからこそ「こんな人には来てほしい。こんな人には来てほしくない」という、はっきりした要望があるのです。

まず「ぜひ田舎に来てほしい人」の代表的パターンを列挙します。
1.小さな子供がいる若い夫婦
2.手に職のある人
3.元気で健康な人
4.面倒見がよく協調性がある人
5.地域に溶けこめる人

おおむね以上です。
どれもなるほどと思いますよね。
子供は地域の財産です。最近は、少子高齢化のために学校の存続が危うくなっている地域も多く、児童数の増加に直結する子供づれの夫婦は基本的に歓迎されます。地域で二人目、三人目の子供を産んでくれれば願ったり叶ったりです。
田舎では、自然相手のさまざまな作業が多く、健康で技術を持っている人も歓迎されます。
協調性や地域に溶けこむことは、田舎に限らず当たり前のことですね。

次に「来てほしくない人」の代表的パターンです。以下はあくまでもおおむねの傾向ですので、仮に当てはまるからといって極端に気を落としたりキレたりしないで下さいね。
1.単に「田舎でのんびりしたい」高齢者
2.これといった技能のない人
3.病気がちの人
4.自分の殻に閉じこもる人
5.お洒落な田舎暮らしがしたい人

以上です。
基本的にリタイヤ後の高齢者はあまり歓迎されません。もちろん、高齢者であっても健康で人柄がよく、技術を持ち、リタイヤ後の人生を地域とともに生きていこうという意欲のある人であれば歓迎されます。
もっとも嫌がられるのは、ようやくリタイヤできたから田舎にでも住んでゆっくりしようか、みたいな人です。ずっと事務職をやってきて特技もない、力仕事もできない、地域の役を引き受けるつもりもない、こんな人はかなり適性に欠けると言わざるを得ません。
最後に書いた「お洒落な田舎暮らしがしたい人」ですが、実際、こういうタイプの人は僅かですがいます。ログハウスに住んでデッキチェア-でパイプをふかし、バーベキューを楽しむ・・・。
以前も書きましたが、こういう人は別荘地に別荘を買っていただいた方が、本人にとっても地域にとっても無難と思います。

そう、別荘族。これも問題あるんですよね。。
長くなりましたので、いわゆる「週末田舎暮らし」については、次回に書きます。

自分の世界だけで過ごすことができる都会と違って、人口の少ない田舎ではそれ相応の役割分担を果たすことが期待されるということですね。

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コメント

真実だけに痛いところを突いてきますね。
「これといった技能のない人」、まさにそう。われわれ計算機屋はパソコンなければただの無能者です。コンピュータがあったって、そこそこ深いが狭い経験と知識がどれほど役に立つものか。かつて阪神大震災の報道を見ていて痛感させられました。停電したら俺らなんの力にもなれないって。
引退するまでには、腕力はムリですけどそこそこの体力と人当たりの良さ磨いておくとしましょう。

田舎暮らしに限らず、今後はやはり体力が勝負の時代になりそうです。
とはいえ、天文をやっていると、徹夜や運動不足で体力は人並み以上にダウンしそう。
私も何か運動でも始めようかな。

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