●平塚市博物館
所用で東京へ行ったついでに、前から行きたかった平塚市博物館へ行ってきました。
最近のプラネタリウムでは、これまでの恒星原版を光源でドームに映し出すアナログ式に替わり、パソコンの画面をそのままドームに投影するデジタル方式への移行が試みられています。
ただ、これまでは大型館での採用がほとんどでした。
平塚市博物館のプラネタリウムでは、比較的小規模館でありながら新鋭のデジタル機を導入し、メーカーさんによれば星像も満足できるとのことでしたので、私の勤務する揖斐川町の西美濃プラネタリウムでもデジタル機を採用するとすれば参考になるのではないかと思い、前々から行くチャンスを狙っていたのです。
残念ながら、私の行った回は幼児投影でした。
どうやらこの館では、適宜一般投影と幼児投影を入れ替えているらしく、ネットや他の媒体でも何のアナウンスもなかったため、幼児投影だということを事前に知ることができませんでした。
半分は生解説、後半は番組でしたが、わかりやすくユーモアを交えた解説は秀逸でした。
お目当てのデジタル星像は、後半の番組中でちょこっと垣間見れただけでしたが、メーカーの喧伝するほどは綺麗な像ではありませんでした。
子どもたちからも「ちょっとぼけてる」という声が上がっていました。
それでも、現在構築できる先端のデジタル投影技術では、平塚市博物館の機械よりもさらにシャープな像が得られるはずなので、あと数年のうちにはアナログ式を凌駕する可能性があります。
もちろん、シミュレーターとして考えればアナログ機がデジタル機にかなうはずはなく、いわゆる「宇宙型」の投影を今後、考えていくのであれば、デジタルへの移行はやはり必然であるような気がしました。
写真:天文展示のひとつ「今日の太陽」
