2008年07月01日

●星の大きさはどのぐらい?

 観望会で星を見て貰っていると、「星って地球よりも大きいのですか」とか「太陽と地球はどちらが大きいのですか」とよく聞かれます。
 以前、星の大きさについて旧藤橋村の広報紙に書いた文章がありましたので以下に再掲します。

         * *
 
 夜空に輝くたくさんの星。目で見ると小さな光の点に見えますね。
 もちろん、星の正体は針の穴のような光の点というわけではなく、地球や太陽と同じような大きな球形をした天体です。
 では、それぞれの星は一体どのくらいの大きさがあるのでしょうか。

■恒星と惑星
 夜空に輝く星には、大きく分けてふたつの種類があります。ひとつは太陽と同じく自分自身で光り輝いている恒星、もうひとつは地球と同じく恒星の周りを回っている惑星です。恒星と惑星を比べると、一般的には恒星の方がはるかに大きく、太陽系の惑星の中でいちばん大きな木星でも地球の11倍、太陽は地球の109倍の直径をもっています。

■恒星の大きさ
 恒星、というと難しそうですが、星座を作る星はみな恒星です。地球は、そんな恒星のひとつである太陽の周りを回っているのですね。
 地球の109倍の直径をもつ太陽はとても大きく思えますが、恒星の中では小さ目の部類に入ります。
 星占いで有名な「しし座」のレグルスという1等星は、太陽の4倍弱の直径です。
 レグルスはまだ小さい方で、夏の代表的な星座「さそり座」のアンタレスは、太陽の230倍の直径をもち、冬の代表的な星座である「オリオン座」のベテルギウスにいたっては、太陽の550倍の直径があります。
 もちろん太陽より小さな恒星もあり、シリウスとペアになってお互い回りあっている「シリウスの伴星」は、地球の2倍弱ほどの直径しかありません。
 肉眼や小さな望遠鏡では見ることができませんが、最近では木星の10倍程度の直径をもつ「褐色わい星」という天体も見つかっています。自ら光り輝くことこそありませんが、通常の惑星にも分類されない「恒星と惑星の中間」の天体として注目されています。

初出:「広報ふじはし」2001年10月号

2008年07月02日

●運動不足だあ!

住民課勤務になってから極度の運動不足を感じています。
天文担当の頃は、毎日がかなりハードな運動でした。
プラネタリウムの投影はともかく、天文台の公開や天体の撮影・観測業務は、重たい望遠鏡を移動しては組み立て、観望会の会場に並べた望遠鏡の間を走り回っては見えている天体の解説をし、ドーム内では脚立に上ったり降りたりを繰り返し、とにかく体を動かさなくては仕事にならなかったのです。
さらに、文化財の仕事もしていましたので、民具の清掃や運搬など、こちらも体を使う業務でした。

ところが住民課では、とにかくできるだけ席に着いていて住民と対応をするのが仕事です。
たとえ昼休みでも、ささっと食事を済ませるなり机に戻らなくてはなりません。
出張もほとんどないし、あちこち動き回ってさまざまな人と会い、諸般の調整をするのが得意タイプの私にはちょっと退屈な仕事です。

で、しばらく途絶えていた夜の散歩を復活させました。
家の周りを30分ほど歩きます。
すぐ裏の用水路には蛍がいて、はかなげに光るその姿を見るのも楽しみです。
でも、小さな林があって鬱蒼と暗かったそのあたりも年毎に街灯が増え、さらに用水路をコンクリート張りにしてしまい、蛍の数は激減してしまいました。

誰も通らない道なのになぜ街灯を設置するのか、生き物が住んでいる用水なのになぜコンクリートで覆ってしまうのか、私にはよくわかりません。
街灯ピカピカ、アスファルトとコンクリートに覆われて草も生えない道よりも、星が瞬き、蛍が飛び交う夜道の方が、ずっと人に優しいのではないかと思うのですが・・・。

2008年07月04日

●ミニビオトープ

ウチの庭にミニビオトープを作りました。
といっても、本当に小さくて、スイレン鉢を埋めて、スイレンと菖蒲の鉢を沈めただけですが。

suiren2.JPG

前から庭に池、というか本当は水の流れる水路が欲しかったのですが、庭いっぱいに木が植わっているためにそれほど大規模な水辺環境を作るスペースがありませんでした。
で、スイレン鉢なら場所をとらないし、そのうちカエルやトンボが繁殖するのではないかな、と。
小さな魚も入っています。
というのは、生き物がいて糞をしないと栄養が供給されないためです。
スイレンと菖蒲が植わっているのは、魚の糞を栄養にして光合成と水の浄化を行わせることが目的。
設置から2ヶ月が過ぎましたが、今のところは水も汚れず、うまく機能しているようです。

でも本当は、川から水を引いて庭を回遊する水路を作りたいなあ。
ところどころに池、というか淵を作って、いろんな木や草を周囲に植えて。
そこで水生動物や両生類、昆虫を繁殖させるのが夢です。
水路を作るのは気合を入れればできないことはないけど、裏の川からポンプで揚水しなければならないのでそのあたりが問題。

2008年07月06日

●詩「虚空間C」

案内してくれたのは
ピンクの子猫
蒼いガラスの流れる部屋で
子猫は小さくあくびをした
いつのまにか
壁から床までなつかし色に染まり
ずっと遠くに見えるのは
海の音?
星の影?

子猫の瞳は
果てなく過去と未来を結び
切なさに祈る僕の背中は
素粒子の海に溶け続け

いつか
不在だけが満ちるその空間
光さす扉をそっと開く
ピンクの子猫
ちいさな
ふわふわの前足

* * *

猫を飼っています。
小さくて可愛らしいのに、時には野生の猛々しさをも見せるこの動物は、人間には見えないものが見えているようにも思えます。
どこかにあるはずの異空間を、この謎めいた小動物が案内してくれることがないとはいえません。

2008年07月07日

●トトトとアルネ君が病気

このところの暑さのせいでしょうか、猫部屋の「トトト」(写真)と、ウチの動物ではいちばんの古株である、うさぎのアルネ君が不調です。
トトトは、数日前から食欲がなかったのですが、今夜はぐったりして動こうとせず餌も食べません。
吐いたりもしているようで、明日、病院へ連れて行くつもりでいます。

tototo3.JPG

アルネ君は、以前にも罹った毛球症。
糞の出が悪く、元気がありません。
医者に連れて行って薬も与えているのですが、前回よりも症状が重いようです。
アルネ君は8歳。
うさぎとしては高齢の部類です。
うさぎは暑さに弱いので、これから暑くなることもあって心配です。

明日は、いちばん新入りの猫「てぃび」も病院へ行く日。
「てぃび」は不妊手術をしたので、抜糸に行くのです。

ボーナスが出たというのに、動物の病院代で消えてしまいそう。
それでもみんな、少しでも長生きをして欲しいしなあ。

しばらく前までは、猫ではいちばん古株のビビさんも不調でしたが、ここ数日で急速に回復、また、猫部屋にいるメス猫の「コチャチャ」も食欲がなかったのですが、こちらも何とか復活してきたみたいです。

トトトとアルネ君も何とか回復して欲しいなあ。
でも、トトトは厳しいかも。

2008年07月09日

●JR東海に表彰されたい!

タイトルを見て「何のこっちゃ?」と思われた方も多いでしょう。
でもこれ、田舎へ移住してからずっと思っていることなのです。

私が岐阜へ移住したのは15年前のことです。
以来、それなりに田舎暮らしにも馴染んできているとはいえ、親も親戚も友達も東京に住んでいます。
法事や結婚式、その他もろもろの行事や用事で東京へ帰る機会は多く、平均すれば1ヶ月に2回以上になるでしょうか。

往復には基本的に新幹線を使います。自由席でも往復すれば一人あたり25,000円ほど、家族3人なら75,000円もかかってしまいます。
昼間の普通列車や夜行列車、高速バス、車でも高速道路を使わないなどいろいろと試しましたが、いずれの方法も時間と体力を要する割には効率が悪く、結局は新幹線利用に落ち着いてしまいました。
15年間、東京と岐阜の往復に費やした新幹線の乗車券代と特急券代をトータルすれば、かなりの金額になるはずです。
これだけJR東海を儲けさせてきたのだから、せめて表彰状ぐらいくれてもいいんじゃないの、と言いたいわけであります。
考えてみれば、新幹線ってマイレージもないし、かなりあくどいノリモノですよね。
会社の業績が良いのも当たり前という気がします。

こんな私がJRに要望したいのが、大垣~豊橋間に運転されている新快速を東京まで延長してほしいということです。
時速120キロ運転の新快速なら、大垣~東京間を4時間台で結べるのではないでしょうか。
ただ、そんな列車を設定したら新幹線利用者が激減するでしょうから、ぜったいに実現はしないでしょうが。

田舎暮らしに金がかかることは以前にも書きましたが、出身地との交通費、これも田舎暮らしを志すヒトは忘れてはならないポイントです。

2008年07月12日

●帰省の交通手段あれこれ

先日は、東京と岐阜の往復にやたらとカネがかかるということを書きました。
結局は新幹線に落ち着いてしまうわけですが、少しでも安くあげようと、さまざまな交通手段を試しましたヨ。

新幹線をまったく使わず普通列車だけだと、大垣~東京間で約7時間、前後の移動を含めると9時間近くかかります。直通はないので、最低でも豊橋、浜松、熱海で乗り換える必要があります。疲れるのは当然なのですが、その間、飲まず食わずではいられないので、食費がかかります。カロリーメイト一箱で耐えたことも何度かあります。「青春18きっぷ」が使える時期は、今でも普通列車での往復をします。
夜行列車も昔はよく利用しました。いわゆる「大垣夜行」です。夜に移動するので時間が有効に使えそう・・・ですが、不眠症の私ですから車内ではあまり眠れません。夜行に乗った翌日は睡眠不足のために結局は無駄な一日になる、という結果となるため、若いころはともかく、最近はあまり乗らなくなりました。夜行バスも然り。

昼間の高速バスはなかなか安く快適でしたが、利用者が少なかったのかなくなってしまいました。中央道を走って景色も良かったのに。
最近は復活したという説もありますので、時刻表で調べてみなくては。
渋滞で時間が読めないのがバスの難点ではあります。

つい先日は、往復とも豊橋~東京間だけ新幹線を利用するというセコい手段を使いました。
豊橋までは座席も良く速い「新快速」が頻繁に走っているため、さほど疲れず時間的にもまあまあ、という乗り方です。
でも、新幹線の特急料金というのは実に上手にできていて、そうしたコマギレの利用でも全区間の利用でも、さほどは金額が変わらないんですよね。JR東海の金儲けはなかなかに上手です。昼食代ぐらいを浮かせられるかな、という程度の差額です。
これが、豊橋~熱海間を新幹線にすると、もう少し安くなるのですが、時間と疲労を考えると、料金差ほどのおトク感はありません。

車だと、一人で高速道路を走った場合、費用は新幹線とほとんど変わりません。自分で運転して疲れるだけバカバカしいので車はほとんど使いません。最近はガソリンも高いし。
おトク感が高いのが一般道だけを使った車での往復。高速料金がかかりませんから、これは安い!
でも片道11時間かかります。事故や違反とも背中あわせ。体力と根性の要る方法です。

djebel200.JPG

まだ試していないのがバイクでの往復。
友達に貸したままになっている200ccのバイク(写真)だと、40km/L走ります。
東京まで430kmぐらいですから、11LあればOKです。今はガソリンが高いですが、ちょっと前なら1,500円かからずに東京まで走れたわけですね。まあ、事故や違反の可能性が高い非常にハイリスクな方法ではありますが。
ただ、私の長いライダー経験によれば、一般道を一日に走れる距離は500kmがリミットです。
それ以上走った場合、疲労でかなり運転が危なくなります。
なので、東京までの430kmはけっこう微妙な距離です。

というわけで、高い高いとこぼしつつ、結局は新幹線に落ち着いてしまうのです。
やっぱり新快速を東京まで走らせるしかない!


2008年07月14日

●夜の列車

今日は所用があり、午後から仕事を休んで大阪へ行ってきました。
往きは京都で雷雨に見舞われましたが、帰路は良く晴れていて、新幹線からも、米原からの普通列車からも、車窓をずっと半月を過ぎた月が追いかけてきていました。
帰りの普通列車は空いていて、停車する駅にも人影はなく、今回の大阪行きが楽しい目的ではなかったこととあわせ、なぜ知らず虚しく感傷的な思いで、どこまでも追いかけてくる月と木星を見つめて過ごしました。
東海道本線でも、大垣~米原間は山あいで人家も少なく、空いた列車に身を任せて、低い空を渡っていく夏の月を見ていると、なんだか見知らぬ土地のローカル線に揺られているようです。
車内には、どこから飛びこんできたのか大きな蛾が思い出したように大きな羽をばたつかせ、その羽音がいっそう物憂さをかきたてます。
久しぶりに東京時代の友だちと会ったこともあり、いろいろな意味で「思えば遠くに来たものだ」、そんなことを考えていました。
家族を連れて東京から岐阜へ移住したこと、天体観測と称して夜遊びを繰り返していた仲間がいつのまにか老後を考える年齢になってきたこと、リストラや転職など有為転変を余儀なくされる仲間も少なくないことなど、「遠くへ来た」ことの意味合いはほんとうに様々です。
月や木星が、若かったあの頃と少しも変わらず夜空を照らしているのを見るにつけ、人の世のはかなさを感じさせられた夏の夜の旅でした。

2008年07月18日

●熱帯の国より暑いこの頃

毎日、暑いですね。
温暖化の影響なのでしょうか、毎年、確実に暑さが増している気がします。
毎晩が熱帯夜で、エアコンのない我が家は寝苦しいことこの上なしです。

熱帯、といえば、数年前に仕事でタイへ行きました。
タイの北部にあるタカ村という田舎の集落でホームステイし、持参した望遠鏡で観望会を行うという異色の旅でした。
写真は、観望会を行ったタカ村の小学校。
南天の天体にやや戸惑いつつも、集まった100名近い人たちに生まれて始めての観望会を楽しんでいただきました。

thaischool.JPG

観望会終了後、泊まったのは、板の隙間から星空が見える民家。
すぐ隣が広い田んぼで、カエルやらわけのわからない虫の声に混じって、放し飼いにされている牛の低い声がときおり聴こえ、板の隙間からは白いイモリが入り込んでくる異色の褥でした。
それでも、昼間は暑かったものの夜は風が通って涼しく、壁を這うイモリ(変な声で鳴きます)を眺めつつ、けっこう熟睡したことを覚えています。

そう、この頃の日本国は、タイよりも確実に暑くなっています。
タイでは湿度がさほど高くないので、気温は高いながらしのぎやすいのです。
日本にステイしていたタイの人に聞いたところ「日本は文化的でいいところだけど、暑くて寒いのにはとにかく参った。特に夏の暑さは耐え切れなかったよ」と言っていました。
高温多湿の日本国の夏は、熱帯の住人にとっても耐え難いようです。

あのとき持参した2台の屈折望遠鏡は、そのままタカ村に寄贈してきました。
今でも時々は使われているかな、またそのうち現地を訪れて、村の人たちといっしょに南天の星空を眺めたいな、そんなことを思います。

2008年07月19日

●これが猫部屋だ!

このブログにときどき出てくる「猫部屋」。
ウチにある猫専用の部屋です。
6畳間を猫の居住用にリフォームしたものです。

nekobeya2.JPG

部屋の入り口は、ドアを開けても猫が逃げ出さないようにエアロックと同じような二重ドアになっています。
内装は、爪を磨いでもが傷つかないよう、壁面全体をコンパネで覆ってあります。
床は、掃除がしやすいようリノリウム張りとなっています。
窓はサッシで、猫が逃げないよう、また防犯用に、頑丈な格子が嵌まっています。

インテリア?としては、猫の爪とぎ兼遊び場として、木の柱に何段かコンパネを横に置いた台が二つ、置いてあります。
また、壁面にもいくつか猫が休む台が取り付けてあり、そうした台を結んで長い渡り板が設置してあります。
トイレは3つ。床と合わせて朝晩に掃除します。

猫としては6畳間に閉じこめられているのは心外でしょうが、交通事故や近所の迷惑、野良猫とけんかをして病気を移されたり怪我をすることを懸念して、基本的に外へは出しません。

現在、猫部屋に住んでいるのは、オスが4匹にメスが2匹。
全員、避妊手術ずみです。

そうそう、猫部屋は、ウチで唯一、エアコンが設置してある部屋でもあります。
人間は扇風機だけで毎夏を耐えていますが、体調の悪い猫がいるときなど、猫部屋にはエアコンが入ります。
冬は猫専用のコタツが置かれ、暖を取れるようになっています。

格子越しにたくさん猫がいるようすが外から見えるので、よく近所の子どもたちが「猫ちゃん見せて」とやって来ます。
一室を猫専用にリフォームしているウチって、やっぱり変?

2008年07月21日

●夏の夜空を見よう!

 梅雨が明ければ、夜空は夏の星座でいっぱいです。蒸し暑い夜には、夕涼みを兼ねて星空に親しんでみてはいかがでしょうか。夜の風を感じながらのんびりと星空を見上げるひととき・・・最高に贅沢な時間かもしれません。そんな星空を楽しむためのノウハウと、この夏の注目現象をご紹介します。
 
■ 月あかりと街あかりは大敵
 とはいえ、実際の夜空で星や星座を探すのはなかなか難しいもの。当り前のことですが、天気の良い日を選びましょう。月あかりのない晩を選ぶことも重要です。この夏は8月2日が新月ですから、その頃が星空を楽しむチャンスということになります。周囲に明かりが少なく、視界の良い場所を昼間のうちに探しておきます。
 月がなく快晴の晩であっても、街灯やネオンが溢れた街中では暗い星が見えません。できれば山や高原へお出かけになると、降るような星空に出会えます。

■ 1等星を見つけよう 
 星座を形づくる星のうち、もっとも明るい星のことを1等星といいます。空の明るい街中でも、1等星なら見つけることができます。 
 すっかり暗くなった時刻、東の高い空を見上げてみましょう。三つの1等星が描く大きな2等辺三角形が「夏の大三角」です。一番高い位置にあるのが織姫星として知られる「こと座」のベガ。三角形の頂点に光るのが「わし座」のアルタイル、彦星です。もうひとつが「はくちょう座」のデネブといいます。南の空低くに光る赤い1等星は、夏を代表する星座「さそり座」のアンタレス。西の中天に輝くオレンジ色の1等星は「うしかい座」のアルクトゥールスといいます。
「夏の大三角」から「さそり座」にかけて天の川が流れており、空の暗い場所では素晴らしい眺めですが、街の中ではほとんど見えません。双眼鏡や望遠鏡で天の川を見ると、無数の星が集まっていることがわかります。

per meteor1.jpg

 
■ 流れ星を見るチャンス!
 お盆の頃、年間で最も活発な流星群であるペルセウス座流星群が活動します。今年は月齢が11、真夜中を過ぎれば月明かりのない空で観察ができます。良く晴れていれば街中で一時間に20個程度、山間部では一時間に50個以上の流れ星を数えることができそうです。最もたくさん見えるのは、13日の午前2時頃から午前5時頃まで。北東の空から放射状に流れ星が飛び出します。時には「火球」と呼ばれる非常に明るい流れ星も出現します。
 視界の良い場所で横になって見ると良いでしょう。この流星群を見るためだけでも、山や高原へ出かける価値はありますヨ。

初出:「西美濃わが街」2005年8月号
今年の月齢等に合わせて一部書き換え。
写真:ペルセウス座流星群の火球。地面が照らされるほどの明るさでした。(撮影:東大和天文同好会)

2008年07月22日

●夏の月

何日か前、寝る前に夜空を見ると、熱帯夜にふさわしく赤味を帯びた丸い月がどんよりと光っていました。

月といえば、夏と冬ではかなり印象が異なります。
注意深い方は気づいているかもしれません。
夏の月が夜空の低いところを渡っていくのに対して、冬の月は冴え冴えと頭の真上で輝きます。
天球上で月の通り道のことを「白道」と読んでいますが、夏は白道が低く冬は高いのです。
夏の月がどんよりと暑苦しげに見えるのは、もともと水蒸気量が多い季節であることに加えて、大気中の塵埃や水蒸気の影響を受けやすい低い位置に見えるためですし、冬の月が冴え冴えしているのは、もともと大気中の塵埃や水蒸気が少ない季節であることに加えて、それらの影響を受けにくい高い位置に見えるからです。

ですから、同じ月でも季節によって印象が大きく異なります。
私は、夏の満月を見ると、ホットケーキを連想してしまいます。
また、冬の満月を見ると、磨きこまれた鏡やガラスを想像します。

「へえ、季節によって月の高さって違うんだ」
そう思った方は、ぜひご自分の目で夏と冬の月を見比べてみてくださいね。

2008年07月24日

●うさぎも猫も暑い!

酷暑が続いています。
暑さであえいでいるのは人間だけではなく、ウチで飼っている動物たちも同様です。
ウチの場合、人間はひたすら暑さに耐えているだけなのですが、動物たちには相応の暑さ対策を施しています。

まずうさぎのアルネ君。
もともと、うさぎは暑さに弱い(30度以上の環境で飼ってはいけないそうです)上に、アルネ君は高齢。
これまではなんとか毎夏を無事に過ごしてきましたが、異常な暑さの今年はちょっとやばいんじゃないかということで、まず生活パターンを変えることにしました。
朝いちばんに外の小屋へ出して、夜になったら家の中に入れるというアルネ君の通常の生活パターンを、涼しい夜は外に出して昼間は家の中に入れるという逆転パターンとしたのです。
加えて、アルネ君のためにエアコンを導入! (なんとこれまでウチには猫部屋以外、エアコンがなかったのです。)
アルネ君、昼間はエアコンの効いた室内で過ごしています。

rune2.JPG

猫部屋の猫たちはといえば・・・。
猫部屋にはもともとエアコンがありましたので、梅雨明け後は、昼の間、エアコンをつけています。
電気代がかかるし何よりも環境に悪いのは承知していますが、西日の当たる猫部屋は猛烈に暑く、加えて巨大結腸という病気で半死半生の「トトト」という猫がいるので・・・。
庭や猫部屋の周囲には打ち水をして、気化熱の効果も期待しています。

最古参の猫であるビビさんは、家の内外を自由に歩きまわれるので、適当に涼しい場所を見つけて過ごしています。
ウチの庭は木が多いので、他の家よりは日陰も多く涼しいようです。

で、3人の人間たちは・・・。
文頭に書いたように、基本は扇風機だけで過ごしています。
アルネ君のためにここ数日はエアコンを稼動させているので、多少はそのおこぼれに預かってはいますが、寝るときはやはり扇風機だけ。
今朝は4時半に暑さで目が覚めました・・・。

写真:「猫部屋の貴公子」と(ウチでは呼ばれている)ルーン

2008年07月26日

●ねこ、うさぎ、このごろ

我が家には、猫が7匹、うさぎが1羽います。
彼らの最近の様子など・・・。

・アルネ君
うさぎのアルネ君は8歳。けっこうな高齢です。
去年頃から毛球症気味であまり便が出ず、薬を飲ませています。
先日書いたように、アルネ君のために最近エアコンを導入しました。

・ビビ
猫の中では最古参のビビさん。
ウチに来てからすでに7年、実際の年齢はわかりませんが、かなり高齢であることは確かです。
最近は牛乳が大好きで、牛乳を飲んだ舌で体を舐めるため、被毛が固まってごわごわになり「大仏パーマのビビさん」と呼ばれています。

tototo4.JPG

・トトト
巨大結腸という病気で便が出ず半死半生だったオス猫のトトト。
昨日、病院で麻酔をかけて浣腸をし、たまっていた便は出ました。
それでも、3週間、何も食べていなかったのでまだフラフラです。

・くろ
名前のとおり黒猫のオスです。
鬱病気味で食事をさせるのにひどく時間がかかります。
いつも隅っこに引きこもっていて存在感ありませんが元気は元気です。

・くし
白黒猫のくし。オスです。
ルックスはいい、性格もいい、元気で健康、他の猫の面倒見もいい、しかも人間には甘えん坊のくし、猫同士からも飼い主からも好評です。

・こちゃちゃ
小柄なメスです。
おとなしく思慮深く、でもキレるときには思い切りキレて強烈猫パンチを繰り出します。しばらく食欲がありませんでしたが元気になりました。

・ルーン
ルックス良く頭も良いオス猫ルーン。
やや下部尿路疾患(尿が出にくい病気)気味ですが、療法食を食べて元気です。
でも、かつおぶしをかけないと食べません。

・てぃび
新入りメス猫です。仕事の帰りに足元にまとわりついてきたのを拾ってきました。
野良猫を保護するとよくあるとおり、やたらと食います。野良時代にいつもおなかを空かせていた記憶が強烈なのでしょう。
くしのことが大好きで、いつも抱きついて甘えています。元気いっぱいです。

このように、さまざまな動物がいるので、世話は大変です。
食事にしても、ルーンは療法食(+かつおぶし)、くろとこちゃちゃは猫缶とカリカリのミックス、トトトも療法食を与えなくてはいけませんし、アルネ君とトトトは投薬が必要です。
アルネ君は外の小屋に毎晩出し、猫部屋は朝夕掃除と、動物お世話だけで一日2時間以上がつぶれます。

ていうか、一室を猫専用にして、うさぎ用の小屋が家の中と外双方にある家なんてあまりありませんよね。

写真:病気で元気がないトトト

2008年07月27日

●川涼み

昨日は、娘と旧久瀬村の川へ行ってきました。揖斐川へ流れ込む支流のひとつです。
国道から入ってすぐの場所ですが、山深い渓谷の趣があり、涼しく静かで、泳ぐにも生き物観察にも絶好のフィールドです。

hisakagawa1.JPG

娘は夏休みの宿題を持って行きました。静かで涼しいので宿題がはかどるそうです。
でも、先客がいました。娘がいつも勉強机がわりに使っている平たい岩のある場所は家族連れに占拠されていましたので、仕方なく上流へ。
結局、上流には机代わりになるような岩はなく、宿題ははかどらず。
それでも水中の生き物を眺めたり静けさのなかでボケッとするだけで癒されるようで、娘は満足したようでした。

私は水着に着替えて少しだけ泳ぎました。この川は何段もプール状の淵があって、泳ぐには絶好なのです。
トンボが水面を飛び、湿った川岸には蝶が群れています。夕方になるにつれうるさいほどに聴こえてくるヒグラシの鳴き声。

「懐かしいな」と娘が言います。
「藤橋に住んでいた頃を思い出すね」
そう、旧藤橋村在住中は、朝に夕にヒグラシの声を聴いて夏が過ぎました。明け方など、ヒグラシの声で目が覚めるほど盛大に鳴いていました。

人口450人の山深い村で子ども時代を過ごしたことは、娘にとって何ものにも代え難い財産だろうな、大人になって都会に出たら、たまらなく懐かしい場所になるだろうな、そんなことを思いながら、娘と川風に吹かれていました。

2008年07月28日

●太陽熱はエライ!

5月から11月初旬まで、我が家ではあまり燃料費がかかりません。
その理由は、屋根に鎮座している太陽熱温水器。
これがなかなかのスグレモノで、さすがに冬季は放熱量の方が多いらしく使えませんが、上述した期間であれば、よほど冷たい雨でも降らない限りは太陽熱だけでお風呂から食事の片づけまで、たっぷりとお湯が使えます。
とはいえ、設置にかかる費用を考えればモトはなかなかとれず、自然エネルギーの有効利用で地球温暖化防止に貢献しているという意味合いの方が大きいのですが、それでも燃料費が高騰している現状を考えれば、いずれ経済的にも見合うようになるのではないか、そして全ての家が太陽熱温水器を備えれば、かなり省エネと温暖化防止に寄与できるのではないかなどとも思います。
太陽は本当に偉大で、そのうち家を建て替える機会でもあれば、ソーラーパネルを設置して太陽光発電を行いたいとも考えています。

現代の日本では、エネルギーは電力会社やガス会社から購入するものという認識ですが、エネルギーはできるだけ自前でまかなうように発想を変えてみることも必要かもしれません。
太陽熱温水器、太陽光発電、川が近くにある家は水車を回して発電するなど、家庭が使用するエネルギーのかなりの部分を、実は自前でまかなうことができるのではないでしょうか。

食料品の地産地消ではありませんが、これからはエネルギーもローカルエリアで調達した方が効率的だという考え方が生まれてきそうな気がします。

2008年07月31日

●快晴だけど・・・

一昨夜と昨夜は快晴でした。
とはいえ、カミさんと娘が東京へ行って留守のために、仕事から帰宅すると猫の世話をはじめやることがいっぱい。結局、一昨夜は時間がなくなって星を見ることができませんでした。
昨夜は23時頃から少しだけ、自宅で星空を楽しむことができました。
透明度は良好で、はくちょう座からわし座まで天の川がうっすら見えていました。南の空には、木星が夏の夜にふさわしい落ち着いた輝きを放っています。北東からはカシオペア座が昇り始め、東の空には大きくぺガスス座の胴体を形作る秋の四辺形。
ほんの30分ほどの間に、-1等のやぎ群と1等のみずがめ群流星を見ることもできました。
翌日の仕事がなければもっと星空を楽しめるのになあ、そう思いながら24時近くに家へ入りました。
この時期、みずがめ、やぎ、ペルセウスと3つの流星群が活動しており、流星群に属さない散在流星も多いので、1時間夜空を見上げていると多いときには30個ほどの流星を見ることができます。
次に晴れた晩には、久しぶりに流星観測でもしてみようかなと思っています。