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2008年08月27日

●湿原を歩く

たまたま平日に代休が取れた先日、自宅から自転車で10分ほどの場所にある湿原を訪れました。
一昨年、私の住んでいる自治体が、山すそからの湧き水で湿地化していた場所を、改めて公園として整備した場所です。
整備した当初は、いかにも「ブルドーザーで工事しました」というのがありありだったのですが、月日を経るにつれ生態系も落ち着いてきたようで、ちょっと歩いただけでもずいぶんと多くの生物が確認できました。

situgen4.JPG

まず多いのはバッタ。一歩、踏み出すたびに足元から、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、イナゴなどが飛び立ちます。
同じく長い足で跳んで逃げるのは大きなコオロギ。それから成体になったばかりの小さなカエルたち。
私の好きなカマキリは見ることができませんでしたが、この時期はどこへ行ってもよほど真剣に探さなければ繁茂した草に隠れて見つけることは困難です。カマキリは、晩秋にかけてがいちばん観察しやすい時期です。
水中を見れば、泥をまきあげて後ずさりしていくアメリカザリガニが何匹もいます。私の姿を見てあわてて日光浴を中断し水に飛び込むカメたちも。
雨が降った後だったので、いろいろな種類のキノコも生えていました。同種のキノコがたくさん、きれいな円形に生えている場所もあり、こうしたものを西洋ではフェアリーサークル(妖精の輪)と呼んでいます。

夏の終わりの蒸し暑い大気には、草と土、水の匂いが満ちて、子どもの頃、当時は東京にもたくさんあった原っぱで暗くなるまで遊んだ記憶がよみがえりました。

他には誰一人訪れる人のいない平日、一人きりでそんな自然の匂いの中を歩いていることがとても贅沢に思えるひとときでした。

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