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2009年01月15日

●金星が東方最大離角

このところ、夕方の西の空に非常に明るい星が光っているのが目にとまります。
「宵の明星」として有名な金星です。昔の中国では「太白」と呼ばれており、名前の通り本当に明るく輝いていますから、街灯やネオンサイン等で明るい都会でもすぐに見つけることができます。
地球と同じく太陽を回っている惑星の仲間で、地球よりひとつ太陽寄りを回っています。

そんな金星が、今夜、見かけ上、太陽から最も離れる「東方最大離角」となります。
天体同士の間隔を表すには角度を使います。これは、見かけの夜空を半球と規定しているためです。地平線から地平線までは180度になります。
今夜、太陽と金星の間隔は約45度。
地球よりも内側の軌道を回っている金星は、これ以上、太陽から離れることはありません。

今夜を過ぎると、太陽と金星の間隔はふたたび狭まってゆき、3月末には太陽とほぼ重なって見えなくなってしまいます。
それ以降の金星は、明け方の東の空に見えるようになります。
金星は、夕方の西天に見えるときと明け方の東天に見えるのを繰り返しているのです。

今夜の金星を天体望遠鏡で見ると半月状に見えます。
地球よりも太陽寄りを回っている金星と水星は、月のように満ち欠けをするのです。
これから金星は、次第に三日月状に細くなっていきます。
天体望遠鏡を覗く機会があったら、ぜひ夕方の金星をご覧下さいね。

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