2009年02月03日

●しし座を見る宿直

昨夜は宿直でした。毎月2回ほど、役場に泊り込むお仕事です。

夕方から曇ってきたので星は見えないだろうと思っていましたが、23時頃に外に出てみると透明度は悪いながら晴れていました。
しし座が高く昇り、後ろ足のあたりには土星が輝いています。
南東の空にはスピカが思いのほか明るく光っていて、そういえばスピカの東側にはルーリン彗星が見えているはずだなあと思いながら、宿直室を長く離れているわけにもゆかず、しばらくボケッと肉眼で夜空を眺めていました。

そう、ちょうど環を真横から見る位置となり、ほとんど環が見えなくなっている土星も、ルーリン彗星もじっくり見たいのですが、いかんせん忙しくて星を見る時間がなかなかとれません。
1月は結局、正月休み以降まともに休んだのは1日だけでした。
2月にはまた選挙があるし、定額給付金関係の仕事もありそうだし、相変わらず忙しい日々が続きそうです。
3月には少し暇ができると思っているのですが・・・。

2009年02月05日

●詩「劇場」

水晶で作られたその舞台で
踊りつづけているのは誰でしょう

背景には数知れぬ銀河が
光の速度で遠ざかり
フットライトは淡い彗星の輝きです
天井からは切り抜かれた月が吊り下げられ
超新星のスポットライトが
そのひとを照らしつづけているのですが
あまりに強く照らしすぎたのでしょう
そのひとの顔は紫に灼け焦げて
どんな表情も
私にはもう読み取れなくなっているのです
それでも
そのひとの踊りは美しくあでやかで
だからこそこの劇場は
重力のバランスを保ちつづけていられるのかもしれません

しわぶきの音すらしない観客席
満員の観客は誰も真っ黒な表情で
良く見ると
それぞれの顔のずっと奥
やはり燐光を放つ銀河が無数に浮かんでおり
それはそれで
危うげな平衡を保ちつづけて

そんな息づまる静寂のなか
この私にしても
やはり常に重心計算を続けながら
それでも息を殺して
じっと舞台に見入っているようなのです


*星の詩、といえばそうだし、星とはあんまり関係ないといえばそんな気がするし・・・、という作品。
ちょっと重苦しく暗い雰囲気を出したかったんですよね。
人は誰でも危うげな平衡を保ちながら、それぞれの舞台で孤独な舞踏を続けているのかもしれません。

2009年02月07日

●ルーリン彗星を見る

2月下旬に地球に接近して明るくなることが期待されている「ルーリン彗星」を、今朝、ようやく観測しました。
ここ数日、この彗星を見るべく、毎日、明け方に起きていたのですが、ずっと天気が悪く見ることができずにいました。
今朝は5時半に目が覚めました。少々寝すぎてしまい、大きな望遠鏡を組み立てる時間がなかったため、口径6センチ、焦点距離400mmの屈折望遠鏡「ファミスコ60」で彗星のある「てんびん座」を探すとすぐに見つかりました。

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空の暗い場所ではうっすらと短い尾も見えるようですが、自宅の条件では全光度6等、視直径15分ほどの丸い姿が見えたのみでした。大きな球状星団という感じです。
地球との距離が近いためか拡散しており全体的に輝きのないボヤッとしたイメージ。
最も接近する下旬には明るくなるかわりにさらに拡散して、案外見づらくなる可能性もありそうです。
現在、4等まで明るくなると期待されていますが、拡散することを考えると、実際には5等程度に見えるのではないでしょうか。

彗星は現在、明け方、真南に見える「てんびん座」に見えていますが、これからは天球上での動きを速め、おとめ座、しし座へと移動します。
それだけ見える時刻も早くなり、地球に際接近する2月26日前後は一晩中見えるようになります。
その頃には月明かりもなくなりますので、双眼鏡でも見えるようになりそうです。
現在は、残念ながら小さな双眼鏡ではベテラン以外は見つけられないでしょう。

写真:ファミスコ60。お手軽高性能です。

2009年02月09日

●娘と神社詣で

昨日は、まだ初詣を済ませていない娘といっしょに、町内の小さな神社へお参りに行きました。
はじめは私と娘が「こそこそ様の神社」と呼んでいる神社へ行くつもりだったのですが、夕方近くですっかり山の陰になっており寒そうなので、その近くにある通称「石灰岩神社」へ行きました。
この神社の裏山が全山石灰岩で、大きな採石場が食いついています。たぶん、昔は小さな鍾乳洞やカルスト地形があったのではないかと思われますが、今は全山が工場になっており、その麓に僅かに残された緑地にひっそりと佇む神社です。
手水舎にある水盤も石灰岩の自然石でできていて、他にも石灰岩の奇岩がいくつか置かれている地学好きには食指をそそられる神社となっています。
すぐ横には古墳がいくつかあり、大昔から人が住んでいた場所のようです。

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私も娘も神社のひっそりと神寂びた雰囲気が好きなので、ときどき二人で神社巡りをします。
やはり時間が遅かったので、この神社も日陰で寒々としていましたが、神社内にある小さなお稲荷さんにだけひっそりと冬日が落ちていました。
とても静かで心安らぐ雰囲気でしたので、娘と二人、そのお稲荷さんに参拝し、神社を辞しました。
それにしても揃って神社が好きだなんてヘンな親子ですね。

2009年02月10日

●毎日大変!猫の食事

我が家には猫が7匹います。
いちばん古くからいる1匹は自由に家の内外をうろついているのですが、他の6匹は通称「猫部屋」と呼んでいる専用の6畳間で飼っています。
これらの猫たちに、朝と晩に餌をやり、猫部屋の掃除をするのが欠かせない我が家の日課です。

とはいえ、掃除はともかく給餌はけっこう大変。
というのは、猫たちそれぞれの体調にあわせた餌を調整し、自分以外の餌を食べないように「個室」に1匹ずつ分けて与えなければならないからなのです。

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下部尿路疾患の「ルーン」は専用療法食。でもまずいらしくてなかなか食べません。なだめすかして何とか食べさせます。
鬱病の「くろ」は、同じ餌だとすぐに飽きてしまって食べなくなるので、様々な銘柄のドライフードとソフトフードを組み合わせて与えます。でもすぐには食べず、1時間ほどかけないと食べてくれません。
巨大結腸の「トトト」も専用療法食。これもまずいらしくてなかなか食べない。給餌の後で便を柔らかくする薬を与えます。
あ、「ルーン」と「トトト」の餌はすごく高価です。でもそれ以外は与えることができないので家計に甚大な影響を及ぼしています。
体調に問題のない「くし」と「てぃび」は同じ檻に入れて普通のドライフード。
最近痩せてきて食の細い「こちゃちゃ」はソフトフード主体の餌を与えます。

時間も手間もお金もかかる猫の世話。
でも、ウチが飼わなければ確実に捕獲されて殺されていた猫たちなので、家族の一員としてこれからも朝晩のお世話に励もうと思っています。

写真:猫部屋での食事のようす

2009年02月12日

●子うさぎ

ウチの裏手にある小学校でうさぎが飼われています。
全部で20羽ほどいるでしょうか。
こうした学校うさぎは、ともすれば餌が与えられていなかったり病気や怪我が放置されていたりしがちですが、この学校のうさぎたちはみんな、そうした意味では栄養状態も良く綺麗です。先生方や子供たちが熱心に面倒を見ているようすが伺えます。

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昨日、覗いてみたら、子うさぎが何羽か生まれていました。
どれも真っ白な子うさぎで、可愛らしいことこのうえもありません。

学校で飼われている動物を見ていると、小学生の頃、飼育栽培委員会でうさぎやニワトリの世話を一生懸命していたことを思い出します。
勉強は嫌いでしたが、なぜか動物や植物の世話は大好きで、いつもさして用事もないのにうさぎ小屋に入り浸っていました。
今、ウチで猫やうさぎをたくさん飼っているのも、その頃の延長のようです。

愛らしい子うさぎですが、学校で飼育されている場合、いつも問題になるのが増えすぎないようにきちんと管理をしているのかということです。昨日も、一羽の雌を雄がしきりに追いかけていました。
うさぎは交尾をすれば必ず妊娠する動物ですから、雄と雌は通常は別の場所で飼育しないとどんどん増えてしまいます。

学校で動物を飼うのは、子どもたちの情緒育成のために非常に大切なことです。
この学校の場合、かなり良好な飼育管理がなされているようですから、繁殖管理にも留意してもらえれば、うさぎにも子供たちにも、より良い環境になるのではないかと思います。

2009年02月13日

●動物を飼わない学校が増えている

今日も学校うさぎの話題。

学校で動物を飼うのは、子どもたちの情操教育に非常に良い効果をもたらすと思っています。
自分より弱く小さい生き物を子供の頃から慈しんでいれば、苛めや犯罪などに手を染めなくなるのではないか・・・、そう思うのはお人好しでしょうか。

以前はほとんどの小学校でさまざまな動物が飼われていましたが、最近ではちょっと様変わりしています。
飼育舎があっても、動物を飼っていない学校が増えているのです。

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どうやら「手間がかかる」というのが最も大きな理由のようですが、いかに先生方が忙しいからといって「手間がかかるから飼育をやめる」というのは本末転倒な話です。
子どもたちの教育のために飼っているのですから、飼育をやめるということは学校本来の目的である教育を放棄することに他ならないと思うのですが・・・。

私が以前に住んでいた地域の学校でも、子どもたちが交替で動物の世話をしていました。
子どもたちは一生懸命に世話をしていましたが、先生方はほとんど動物に関心がなく、結局、心ない人が飼育舎に犬を放すという事件があり、動物たちがほぼ全滅して以降は、飼育をやめてしまいました。
飼育の再開について打診してみたところ、「忙しくて手が回らない」「さほどの「教育効果が期待できない」という理由でやんわりと断られてしまいました。
先生方が忙しいのはわかりますが、そのときの対応は、いかにも「面倒な動物たちがいなくなってラクになった」という態度が露わで、娘と憤慨したことを覚えています。

座学だけが教育ではないと思うのですが・・・。

写真:近所の学校にいた珍しい毛色のうさぎ。こういう色のうさぎ、欲しいなあ。

2009年02月15日

●お勧めbook「2005年のロケットボーイズ」

一昔前まで、宇宙について書かれた本というものは科学解説モノかSFがほとんどでした。
ところが最近、宇宙をテーマにした「青春小説」が現れ始めています。
1ヶ月ほど前に読んだ「2005年のロケットボーイズ」(五十嵐貴久著)もそのひとつ。

文系のくせにひょんなことから工業高校に入学してしまった主人公が、やはりひょんなことから超小型人工衛星「キューブサット」を製作する羽目になり、さまざまなつてを頼りに集めた仲間とともに悪戦苦闘しながら何とか完成させるものの、肝心のコンテストで大失敗。
とことん落ち込んでいるところへ、何とロシアの宇宙船でキューブサットを打ち上げる話が舞い込み・・・。

というストーリーです。
もちろん青春小説ですから、主人公はじめ登場人物のさまざまな絡みのなかで、友情や恋愛が育まれて行くという展開が用意されていますが、そうした「文系的お約束の展開」に終わることなく、人工衛星を宇宙に送り出すための基本的な宇宙工学の知識がふんだんに盛り込まれ、きちんと天文学している人が読んでも十分に納得できる理論的背景を備えています。
だからこそ、自分たちの作った衛星が宇宙空間を飛翔する最終章では、読者もいっしょに衛星製作に参画してきたと錯覚させられてしまう達成感を共有できる成功した小説となっています。

文体は、現代若者口調を随所に取り入れたヤングアダルト的な親しみやすいもの。
著者の科学的知識が中途半端なままで宇宙や天文について書かれた小説を読み、がっかりさせられた
経験を持つ天文屋さんは(私を含めて)多いと思いますが、この小説ならば読んで損はしないはずです。

どこの本屋さんでも売っていますし文庫本で安価ですので、ぜひ皆さんも読んでみて下さい。
これを読んで、私も天文をテーマにした青春小説を書きたくなりました!

「2005年のロケットボーイズ」 五十嵐貴久著
(株)双葉社刊(双葉文庫) 本体714円+税

2009年02月18日

●暖冬でありがたい

昨日、今日と、ちらちら雪が舞う寒さです。
これまで暖かかった分、こたえますが、それでも冬ともなれば豪雪に悩まされ続けてきた数年前と比べれば、ここ何年かの暖冬は何ともありがたいものです。

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4年前の大雪の際は本当に大変でした。
自宅付近でも60㎝、勤め先の揖斐川町横山では1m半、天文台付近では2m半の積雪がありました。
こうなると通勤も命がけです。
4WDの車にスタッドレスタイヤを履き、車内にはスコップ、長靴、防寒具を常備。
雪道はまだ良いのですが、凍結路では一度滑ったらコントロールが効かなくなりますから、慎重な運転でゆっくりと走ります。
駐車中に車の屋根に積もった雪は、走り出す前に落としておく必要があります。走行中にフロントグラスにどさりと落ちてきて前が見えなくなってしまうからです。
激しい降雪の際は、ワイパーに雪が溜まって、たびたび車を停めては溜まった雪を取り除かなければなりません。
また、大粒のぼたん雪が激しく降っている夜は、正面から降りつのる雪に吸いこまれそうな錯覚に陥り、気をつけて運転していないと路肩を踏み外します。
また、一面の雪に覆われて路肩もセンターラインも見えませんから、自分がどこを走っているのかまったくわからなくなってしまいます。

東京に住んでいる頃は、雪に対して多少なりともロマンチックな印象も抱いていましたが、雪国に住むと、本当に雪は恐ろしいものだと思います。
今年はこのまま大雪が降らずに春が来てくれればいいのですが・・・。

写真:天文台付近、雪の夕方。

2009年02月19日

●今朝のルーリン彗星

地球に接近して明るくなることが期待されているルーリン彗星。
このところ天候が悪くて見られずにいましたが、今朝というか昨夜というか、午前2時過ぎ、自宅から見ることができました。
機材は、このところ活躍している「ファミスコ60」。
「おとめ座」の1等星であるスピカの近くにいましたので、すぐに見つかりました。

ちょっとは明るくなってるかな、と期待したのですが、明るさは5等半ほど、あまり明るくなっていませんでした。
地球に接近しつつあるため、大きさは月の半分程度もありましたが、霧の塊のようにぼやっと拡散し、中央集光も低いため、あまりパッとした印象はありません。
ただ、短い尾が見えていました。尾の方向に彗星本体(コマ)の明るさが引っ張られているため、ともすれば彗星が細長い形状をしているようにも見えます。

来週には地球に最接近しますが、このままの状態だと、見かけの大きさばかり大きくなって、かえって朦朧として見づらい姿になってしまいまそうです。
ただ、何が起こるかわからないのが彗星の面白いところ。
百武彗星のように核の一部が太陽熱の影響で剥がれ落ちて新鮮な内部が露出、爆発的に増光することも考えられます。
大化けすることを期待したいですね。

彗星はこれから先、「おとめ座」から「しし座」へと足早に移動していきます。
「しし座」の1等星レグルスや土星にも近づきますから、双眼鏡があれば見つけることができるでしょう。

国立天文台では「ルーリン彗星見えるかな」キャンペーンも行っています。
詳しくは国立天文台のホームページをご覧下さい。

2009年02月21日

●ヒヨドリ

このところ、庭にヒヨドリが日参しています。
猫の餌の残りやパン屑などを庭に撒くと、待ちかねたようにスズメに混じってヒヨドリが二羽、やってくるのです。
必ず二羽揃って来ますから、たぶんつがいなのだと思います。

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スズメは自分よりもずいぶん大きなヒヨドリを怖がることなく、ヒヨドリもスズメを追い散らすことなく、仲良く餌をついばんでいます。
ウチにはビビさんという老猫がいて、いつも庭でひなたぼっこをしていますが、歳を取ってよたよたとしか歩けないビビさんを小馬鹿にしたように、鳥たちが恐れることなくすぐ隣で餌をついばんでいるようすが何だか笑えます。
ウチの庭には木がいっぱい植わっているので、鳥がたくさんやってきます。
鳥の餌になる実がなる木をもっと植えたいところですが、もはやスペースがありません。
ベランダやコンクリートの三和土部分に鉢植えの木を並べようかと思っています。
今よりせめて3倍程度の広さの庭(200坪ぐらい)があれば、もっとたくさんの生き物が集まれるビオトープが作れるのになあ。

2009年02月22日

●選挙終了!

揖斐川町の町長・町議選挙がようやく終わりました。
先月の知事選に続いての選挙、しかも良くも悪くも身近な町長と町会議員の選挙でしたから、それなりに大変ではありました。

私は、朝7時から20時まで住民記録の当番、21時以降は開票事務に従事しました。
開票が終わるのが24時を回るのではないかというウワサもありましたが、案外に早く23時前には解散となりました。

これで(多分)年度内の選挙は終わり。
でも、来年度には衆議院選挙が控えています。
麻生内閣がどこまで持ちこたえるのかわかりませんが、遅かれ早かれまた選挙があることは確実。
田舎暮らしでも都会暮らしでも、公務員である以上、選挙は避けて通れないモノですが、やっぱりイヤだなあ。

疲れた・・・。
超眠い・・・。

2009年02月24日

●2月の花

2月にしては暖かい日が続くこのごろ、玄関先に置いてある大きな植木鉢の中ではクロッカスの花がたくさん咲いています。
今のところ他には花をつけている草木がないため、玄関先で咲いているクロッカスの花を見るたび心が和みます。

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困るのは、ウチで飼っている猫のビビが、クロッカスの花の上で昼寝をする癖があること。
「花がつぶれるからどきなさい」と叱っても、大あくびをするだけです。
猫は自分の体がちょうど収まる狭い場所にすっぽり入ることが大好きですから、日だまりに置いてある植木鉢はとても魅力的に思えるようなのです。

来月になれば庭の木々も芽吹いて、いろいろな花が咲き始めることでしょう。
厳しい冬ももうすぐ終わりです。

2009年02月26日

●最接近のルーリン彗星

昨夜は天候が悪く、就寝するまで星は見えませんでしたが、午前2時に目が覚めてみると、透明度は悪いながらもけっこう晴れていました。
ちょうどルーリン彗星が地球に最接近していますので、どんな様子かなと思い、双眼鏡とファミスコで見てみました。
7倍40mmの双眼鏡でも簡単に見つかりましたが、透明度が悪いために肉眼では見えませんでした。
大きさは月の半分程度、相変わらず拡散しています。
明るさは全光度で5等程度でしょうか。
双眼鏡では尾はわからず、ファミスコでは20分程度の尾が見えていました。
赤道儀を組み立てて撮影しようかな、とも思いましたが、この透明度では写りは期待できず、明日、というか今日も仕事ということもあり、観望のみに終わりました。
多忙と悪天候のため、いつも自宅から観望しているだけで一度も空の暗い場所で見ていません。
あまりパッとしない彗星ではありますが、一度は暗い空で見なきゃなあとは思います。

2009年02月28日

●美濃市での観望会

今夜は、美濃市での観望会にボランティアで参加してきました。
昼間は薄雲が多いながら「何とか月と金星ぐらいは見えるかな」という天候だったのですが、現地に到着してしばらくは接近した細い月と金星が薄雲越しに見えていたものの、しばらくすると見えなくなってしまい、結局、1等星すら見えない状況での観望会となりました。

参加者は親子で25人ほど。
名古屋市科学館のボランティアをしている女の子が日食等についてのお話をした後は、それぞれの望遠鏡で地上の景色を見てもらい、望遠鏡による見え方(倍率、視野の広さ、倒立像か正立像かなど)の違いを体感してもらったり、参加者が持ってきた望遠鏡の使い方指導などを行いました。

望遠鏡は、ミニボーグから32cmドブソニアン、15センチ双眼鏡など多彩。
天文屋さんなら望遠鏡見物だけで満足してしまうほどさまざまな機種が揃いました。

星は見えなかったものの、参加者は満足してくれたようで、初夏までにもう一度、観望会を企画するとのことになりました。
観望会終了後は、望遠鏡を持ち寄ったメンバーが集い天文談義。
天体写真はデジタルか銀塩かという話では、印画紙への焼付けの際に行っていた「覆い焼き」を知らない若い子がいたりして、時代の変化をひしひしと感じたものでした。(覆い焼き・・・月の欠け際など極端な光量差のある画像の描写性を向上させるために、引き伸ばし機から印画紙への光路の一部を遮蔽するなどしてアナログ的に階調を豊富にするテクニック・・・って、知らない人にはやっぱり何のことやらわかりませんね)

気温が高く、楽な観望会でした。
遠ざかりつつあるルーリン彗星、参加者に見てもらいたかったのですが・・・。