« 初夏の雪 | メイン | 忙中閑あり、土星を楽しむ。 »

2009年04月30日

●詩「星空列車」

その夜
深い藍色に染まった星空の下を
その人を乗せた列車が走っていました
長い長い列車の窓からは
オレンジ色の灯りが柔らかに漏れて
そんなたくさんの窓のひとつに
その人の姿がありました

窓枠にもたれ
遠くを見ているその人の目は
やはり深い藍色の光を湛え
列車が行きすぎるほんの一瞬のうちに
私はその人が
どこか遠い星から還ってきたばかりなのだということを
心のずっと深いところで
かすかな悼みとともに知ったのでした


☆若い頃は、よく夜汽車で旅をしたものでした。
眠れぬままに、窓に顔を押しつけて流れ去る街の明かりに目を凝らしたり、晴れた晩は夜空に星座の配列を探したりして一夜を過ごしたものです。
夜を徹して走る列車はずいぶんと少なくなってしまいましたが、列車と星空はよく似合うと、旅をする時間がなかなか取れなくなってしまった今、あらためて思います。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://at-h.net/~has/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/580

コメント

こんにちは。
C-14黒カセのHから紹介で来ました。F22スーパーアクロマートのHです。
前に、アニメでもありましたよね。私Hも天文を始めたきっかけがこれでした。海賊の方が本当は好きですが!
宇宙はロマンがいっぱい!いつ観ても、いつ行っても、感激しますね。

F22スーパーアクロマートのH

おお、Hさんが天文を始めたきっかけは銀河鉄道777(あれ?)でしたか。
私も海賊の方が好きですね。
海賊の交響組曲のイントロ、いつ聴いても感動します。「宇宙!」という感じがしますよね。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)