« ツチガエルが庭の池に産卵 | メイン | 人生最大の失敗! »

2009年05月22日

●両生類の絶滅を防げ

カエルなどの両生類が激減しているという。その最大の原因が生息環境の悪化である。

 両生類は、卵から幼生までを水中で過ごす。全国の田んぼや小川が格好の繁殖場所だったのだが、高度成長期以降、里の小川はコンクリート張りの水路となり、田んぼには大量の農薬が撒布されるようになった。さらに、ある時期になると稲の生育促進のために田の水は完全に抜かれてしまう。以前であれば、たとえ水を抜いたとしても、生物の多くは田とつながった小川に逃れることができたが、コンクリート張りの水路では生命を維持することができない。

 田んぼは人間の食料を得るための施設ではあるが、生物多様性の維持という観点からも、その役割は非常に大きい。今の技術をもってすれば、農業生産性の向上と生物多様性の維持を両立させた田んぼや水路を作ることは決して不可能ではないはずだ。

 効率一辺倒の圃場整備を進める時代は終わった。日本中の田んぼからカエルの声が聞こえなくなる日がくる前に、関係機関は早急な対策を打ってほしいと思う。


☆先日、カエルの生息環境が急激に悪化しているという記事を書きました。
 一昨年、ある雑誌に関連した文章を書きましたので、参考までに掲載します。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://at-h.net/~has/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/591

コメント

こんにちは。お世話になっております。
最近天候不良が続き星観れない型インフルエンザにかかってしまったHです。
小学校低学年の音楽の時間で蛙の歌がきこえてくるよ〜!と合唱した記憶がありますが...!このまま行くと近い将来、子供たちが、蛙って何?生き物?こんなの本当にいるの?等といった事になりかねませんね。
F22スーパーアクロマートのH

こんにちは。

このままいけば、近い将来(私たちが生きているうちに)日本の両生類は絶滅してしまいます。
ミツバチが世界的に死滅して問題になっていますが、人間があまりに自然に干渉し、他の生き物を圧迫してきたツケが、そろそろ目に見えて現れてきたのだと思います。

光害もそうですよね。
満天の星を見たことのない世代が、これから確実に増加していきます。
そうなったとき、地球が宇宙にぽつんと浮かんだオアシスだという世界観を持てる子供がどれだけいるでしょうか。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)