●次はしし座流星群だ!
オリオン座流星群がそろそろ終わりに近づきました。
多くの観測者のデータによって今年の活動が明らかになりつつありますが、どうやら事前に予測されていたほどの活発さではなかったようです。
ごく一部の観測者は非常に多くの出現を報告していますが、少なくとも非常に活発だった2006年には及ばなかったという報告が大半です。
さて、オリオン群が終息すれば、今度はしし群ですね。
しし群といえば、2001年に日本で流星雨といえる出現を見せ、その前後数年もかなり盛んな出現を見せました。
母彗星も遠ざかり、さすがに通常の出現数に戻りつつある・・・はずだったのですが、今年は再び、活発な出現が見られることが予測されています。
極大の予想時刻が、残念ながら日本では夜明け後になってしまうのですが、出現の程度によっては夜明け前に日本でもそれなりの出現が見られる可能性があります。
「それなりの」と書きました。
天文雑誌やマスコミなどは、こうした際に「大流星、再び!」的にセンセーショナルな書き方をすることがしばしばですが、今回は恐らく、日本では1時間あたり50個以内の出現だろうと考えられます。
それでも、2001年の出現から10年近くが過ぎて久々の活発な出現ですから、ぜひとも観測したいもの。
それなら、いつ見ればいいのかといえば・・・。
11月18日の明け方です。
幸い新月ですから、空が暗い場所で晴れてさえいれば、「それなりの」出現は見ることができるはずです。
天気予報をしっかり確認して、晴れそうな場所へ出かけましょう。
宿を決めてしまうのは、こうした天文現象の際には不利です。
晴れた場所へクルマで移動して、観測後は車内で仮眠というパターンにすべきです。
もちろん、18日は仕事を休んで。あるいはせめて午前休みにして。
明け方には輻射点は高く昇っていますから、めちゃくちゃ視界が広い場所を選ぶ必要はありませんが、木がうっそうと茂った山の中よりは海辺や高原が良いでしょう。
写真写りも良い流星群ですから、カメラも用意して。
流星そのものは写せなくても、流星が飛んだあとに残る「流星痕」を撮影できる可能性があります。
しし座流星群、極大まで新しい情報が入ってきたら、このブログでもお知らせしますが、最終的にいつ、どこで、どのように観測するのかを判断するのは自分自身です。
いろいろな情報を総合して、最善と思う観測体制を考えて下さい。
特にオリオン群で流星写真を撮れなかったヒト、しし群はチャンスですよ。

コメント
こんにちは。
しし群の日18日はちょうど仕事が休みの日なので、撮影!C-14で望遠鏡流星!を考えております。
ただ、撮影はカメラ有ってもフイルムが無い!三脚は1つだけしかないし。赤道儀はNJPは使えない。ならば、SP-DXとハイパー赤道儀に自由雲台でやらなければ。
準備で余念がありません。
干場 一志
Posted by: Anonymous | 2009年10月26日 20:17
干場さん、こんばんは。
しし群は休みですか。
撮影と望遠鏡での流星観望、頑張ってくださいね。
フィルムは普通に売っているISO400か800のでいいですよ。
望遠鏡流星を見るには出来るだけ低倍率で視野の広い望遠鏡で見てください。
Posted by: まっちゃん | 2009年10月26日 20:30
オリオン群の出現が落ち着いてきました。
今度は「しし群」ですね。
流星群解説 しし座流星群の下のほうに、今年の日本での状況を書いてあります。
出現数予測は大変難しいものですので、「こうなる」というのではなく、「このくらいになるかもしれない」という気持ちでご覧ください。
Posted by: うちやま | 2009年10月29日 20:20
うちやまさん、こんばんは。
うちやまさんのサイトは、私も最も信頼して拝見しています。
出現数予測は本当に難しいですね。
多い方に転べば嬉しいですが、たとえ少なくてもそれはそれで自分の目で確認できたことになり、意義深いものです。
予見にとらわれず、しっかり確実な観測をしたいと思っています。
観測できたら、また報告させていただきます。
NMS同報がはじかれる原因も調べないと・・・。
Posted by: まっちゃん | 2009年10月29日 21:27