●細切れ観測と火球
今年のふたご座流星群は、14日昼間が極大のため、13/14日、14/15日の両日ともに多くの流星が出現すると予想されていました。
13/14日はすでにお読みいただいたとおりですが、それでは昨夜はどうだったのでしょうか。
昨日の夕方、岐阜県西濃地方は音を立てて雨が降っていました。
「これは夜半過ぎしか晴れないかも」と思いながら、のんびり食事をしていたら、ogawa嬢から「晴れてるよ」とメールが。
外に飛び出すと、たしかに良く晴れています。
準備もそこそこに昨夜の観測地へ。
雨で塗れた地面にシートを敷いて観測を開始。
時おりうす雲が去来するものの、昨夜と同程度の数が見えています。
しかも地味で暗い流星が多かった昨夜と違って、平均光度が明るい!
楽しい観測となりましたが、問題は去来するうす雲。
もちろん、雲があっても流星はそこそこ見えるのですが、データを取るための「観測」となると雲量3以上では信頼度が低くなります。
何とか30分の観測を確保し、雲から逃れようと揖斐川町谷汲にある秘密観測地へ移動。
さすがに空は暗く、天の川がバッチリ見えます。
観測開始後すぐ、輻射点近傍にマイナス4等級の火球が!
ほとんど停止流星だったため、夜空にとつぜん金星が出現したようで、まぶしささえ感じるほどの見事な火球です。
誰もいない山の中で、思わず「すげー!」と叫んでしまいました。
やがてここにも雲が押し寄せ、諦めて帰ろうと車を走らせていたら職場の人から「自宅前で見てるけど快晴だよ」との電話が。
最初の観測地へ戻り、たしかに快晴となった空の下で再び観測を開始。
結局、30分ほど観測したらうす雲が出始め、データを取るための「観測」はこれで終了。
細切れの観測となりましたが、「観測」ではなく「観望」していた時間も含めると、昨夜に続いて多くの流星を見ることができ、満足して帰路につきました。
写真:うす雲がかかる「おおいぬ座」。二日間ともに南天から雲が湧いていました。

コメント
こんにちは。
お世話になります。
いや〜14日はヒヤヒヤしましたよ。ちょっと外見ると雨降ってるではありませんか!これは絶望的かと思ってましたら。仕事後はな〜んと晴れてるでわありませんか。
慌てて自宅に帰り、庭先にカメラをセッティングし望遠鏡を車で運ぶ時の布団をひき新聞紙を掛け観察開始。約24時30から27時30頃まで、大小合わせて43個でした。中には流星痕を残すものも数個確認しました。
干場一志
Posted by: 干場 一志 | 2009年12月16日 16:39
干場さん、こんにちは。
がんばって観察されましたね。
夕方の雨、私も当初、夜半前はダメかと思っていました。
13/14日は痕のある流星はほとんどなかったですが、14/15日はいくつか見えましたね。
写真は撮れましたか。
Posted by: まっちゃん | 2009年12月16日 17:07
関東では、13/14日は晴れませんでしたが、14/15日は夜中から晴れました。
1h02mに-6等の火球が出たときには「スゲー! こんなの見たことねぇ!」と思わず声を出してしまいました。1人で観測していたのですが。
一人で静かに星空と対話するのもいいですが、流星があるていど見られるときには、数人で一緒に見る方が楽しいですね。感動を共有できるのですから。
日本の観測結果の速報集計を発表しています。今後も更新していきますので、ご覧ください。
Posted by: うちやま | 2009年12月16日 21:12
うちやまさん、こんにちは。
うちやまさんも火球を見たときには声を出してしまいますか。
私はけっこう独り言をつぶやいてます。
「すげえ!」とか「うぉっ!」とか(笑)
3大流星群などは、数人でいっしょに見ると楽しいですよね。
学生時代、グループ係数観測をよくやりましたが、とても楽しかったのを覚えています。
Posted by: まっちゃん | 2009年12月17日 10:25