2010年04月01日

●母と見上げた赤い星

小学5年生の頃でした。
それまで昆虫や気象が好きだった私は、きっかけは判然としないものの、星空に興味を抱くようになっていました。

蒸し暑い夏の晩。
いつものように私は、家の庭で母といっしょにその星を見つめていました。
南の空低くに光るその星は、他の星とは明らかに違っていました。
「あの星、何だろうね。すごく色が赤いね」
私と母の会話はいつもそこで終わってしまいます。
手元には星図はおろか、星座早見ひとつありません。
当時の私たち母子にとっては、今よりは数段暗かった東京の夜空に輝くたくさんの星のどれもが、名前も何もわからない未知の天体ばかりだったのです。

その星は、毎晩、同じ位置に光っていました。
私を手招くように赤くメラメラと輝くその星こそ、幼かった私が初めて強い興味を持って見上げた天体でした。

この文章を読んでいる皆さんの中には、もうおわかりの方もいますよね。
夜毎、母と見つめていたその星が、さそり座のアンタレスだということを知ったのは、乏しい小遣いをはたいて星座早見や天体の図鑑を手に入れてからでした。
驚くほどの知識のなさでしたが、事前に何も知らない分だけ余計に、その星の印象は強く心に刻みつけられたような気がしています。

今でもアンタレスを見ると、初めて星を見たあの頃を思い出します。
あれから40年近い歳月が流れた今、光害に浸食された東京の自宅の空に、アンタレスを探すことはとても難しくなってしまいました。
老齢になった母は、当時のアンタレスの輝きをまだ覚えているでしょうか。

2010年04月04日

●年寄りうさぎアルネ君その後

先日、年寄りうさぎのアルネ君がだいぶ弱ってきたということを書きました。
病院に連れて行き、薬を与え、声をかけたりスキンシップを図ったりした結果、餌を食べるようになり、出づらかった糞や尿も出るようになりました。
とはいえ、9歳という年齢(うさぎにしてはかなりの高齢です)ですから、完全に回復するということはありません。
元気にはなったものの、以前のようにボールで遊ぶとか跳ね回ることはなく、日だまりで目を閉じ居眠りをしています。

そんなアルネ君を見に、先日、ogawa嬢が拙宅に来ました。
庭に作った外遊び用の場所にいて居眠りをしていたアルネ君でしたが、ogawa嬢に撫でられているうち、彼女のまわりをくるくる回りはじめ、なかなか食べなかった餌をボリボリ食べ始めるではありませんか。
これには、ちょっとびっくり。
ウチの猫たちはみんなogawa嬢が大好きなのですが、どうやらアルネ君もそうらしいのです。
先日も書きましたが、動物は自分のことを本当にかわいがってくれる人には心を開くものなのですね。

うさぎは、通常は5年程度が寿命の個体が多く、長生きしても10年程度とのこと。
アルネ君、来年には10歳になります。
老衰以外に大きな病気はありませんから、これからも家族の一員として少しでも長生きしてほしいと思っています。

2010年04月05日

●名鉄「赤い電車」が復活?

揖斐川歴史民俗資料館で開催している企画展「ありし日の名鉄揖斐・谷汲線」が好評です。
新聞などで紹介されたため、ふだんは歴史民俗資料館を訪れることのない鉄道ファンや一般の方がたくさん来館され、喜ばれています。

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さて、今回ご紹介するこの写真。
いったい何でしょう?

名鉄電車?
でも、どこか違いますね。
実はこれ、名鉄の赤い電車を模したバスなのです。
揖斐川町谷汲にある華厳寺は、西国33箇所霊場巡りの結願寺として有名で、多くの参拝客が訪れますが、お年寄りや妊娠されている方にとっては長い参道を歩くのは辛いもの。
そうした方のために、参道入口から山門前まで運行しているバスなんですね。
細かい部分まで、かつての名鉄電車を上手に再現しています。
このバスをご覧になった方は、誰もが「どうして名鉄電車が道路を走ってるの?」と驚きます。

「そんな珍しいバスならば、ぜひ乗ってみたい」と思った方もいるかもしれません。
でも、残念ながら若くて元気な方は基本的には乗れないんです。

それでも見るだけでも珍しく面白いですから、春の休日、谷汲山華厳寺を訪れて、このバスをご覧になってみてはいかがでしょう。
時間のある方は、ついでに足を伸ばして、揖斐川歴史民俗資料館の企画展をご覧になったり名鉄の廃線跡を探訪するのも面白いですよ。

2010年04月08日

●JAXA i に行ってきました

昨日、東京駅のすぐ近くにあるJAXA iという施設に行ってきました。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の業務内容や最新の宇宙航空情報を公開・展示している施設です。

見学は無料で、入場すると宇宙服の精巧なレプリカがまず目を引きます。
その背後には、日本の主力ロケットであるH-ⅡAの第一段に使用されているLE-7Aエンジンの実物が置いてあります。
壁面には、日本のさまざまな宇宙開発ミッションの成果が展示されています。

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私が訪れたときは、ちょうど国際宇宙ステーション(ISS)に、スペースシャトル「ディスカバリー」から日本初の女性ミッションスペシャリストの山崎直子さんが乗りこんだ直後で、その模様がライブで紹介されて
おり、たくさんのお客さんが見学に訪れていました。
NHKも会場の様子を中継していて賑やかでした。
ただ、ちょうどそうしたイベントに当たってしまったので、展示をじっくり見ることができなかったのはちょっと残念でした。
東京駅から徒歩1分の丸の内オアゾの2階にあり、交通至便な上に入場無料ですので、次回、東京へ行った際にじっくり見学しようと思っています。
皆さんも、東京へ行く機会がありましたら、ぜひ訪れてみて下さい。

2010年04月10日

●この秋、壮大な光害が出現する

やや旧聞に属しますが、3月21日付中日新聞朝刊に「天まで届け光のタワー」という記事が載っていました。
名古屋市で8月から開幕する現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ2010」の期間中2日間、名古屋城から垂直に超強力サーチライトを照射し、成層圏まで届く光のタワーを演出しようという企画だそうです。
名古屋市街地から眺めが楽しめ、広場には電子音を奏でるスピーカーを設置、非日常的な光と音の波に包まれる体験ができるとのこと。

これ、皆さん、どう思いますか。
私はいくつかの点で大きな疑問と憤慨を禁じ得ません。
まずは光害の視点。
名古屋市には全国一の集客を誇る科学館があり、優秀な学芸員がいて光害調査も行っているはず。
にもかかわらず、光害の象徴とも言うべき超強力サーチライトによるアート(と主催者は考えているようです)を、行政がバックアップして演出する・・・。
なんとも矛盾です。
次には省エネと温暖化防止の視点。
成層圏まで届くサーチライトを照射すれば、それに要するエネルギーは莫大なはずですし温暖化防止にも逆行します。
環境の世紀と言われる現代、自治体を挙げて時代に逆行するようなイベントを開催して良いのでしょうか。
このイベントに要する電気代にどれだけ公金が使われるのかも知りたいところです。
環境という面では、それだけ高空に強力な光を照射した場合、航空機や鳥への影響も懸念されます。
航空機については空路にあたっていなければ問題はないのかもしれませんが、空を飛ぶ鳥にとっては視界を幻惑され迷惑きわまりないはず。

静かで環境にマッチしたイベントが主流となりつつある昨今、強力サーチライトを照射し、電子音をガンガン鳴らすという20年以上前のセンスも、アートとしては問われるところだと個人的には思います。

こうしたイベントには、さまざまな意見があることでしょう。
でも、少なくとも星を見る者にとっては、何とも時代遅れで腹立たしい企画です。
東海地方の天文ファンの皆さん、そして何よりもお膝元である名古屋市の天文担当学芸員の皆さんが、この企画に対して疑義を提示し、環境に配慮した実効力のある計画修正を求める声を上げることを望んでやみません。

2010年04月12日

●アルネ君がんばれ!

うさぎのアルネ君、先日は少し回復したと書きました。
でも、ここ数日の様子を見ていると、そうとも言えないようです。

このところ、水を飲む量がとても多くなっています。
もちろん、飲まないよりも飲んだ方がいいのですが、これだけ頻繁に水を飲むのは、腎臓がかなり弱っている証拠です。
慢性腎不全、それもかなり重症になっている可能性が高いと思われます。

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ウチでは猫も飼っていますが、これまで3匹が腎不全で死にました。
3匹ともに、餌を食べないかわりに水を多量に飲むようになり、毛艶が悪くなってだんだんと弱っていきました。
腎不全を起こす要因はさまざまですが、アルネ君の場合は単純に加齢のせいだと思われます。
死んだ猫のうち2匹は、外で農薬か毒薬かを食べたようでしたし、もう1匹は体質的なものだったようでした。

現在のアルネ君は、多飲、多尿、軟便、足腰の衰えが目立ちます。
餌は割と食べてくれますが、草食動物の場合は死ぬ直前まで餌も食べ、さほどぐったりしないので、食欲があるからといって良い兆候というわけではありません。

慢性の腎不全が回復することは基本的にはありません。
最後は尿毒症で死んでしまいます。
薬も効きません。
猫の場合は、多飲傾向が出てから半月ほどでした。
うさぎの事例は知りませんが、腎不全だとすると、さほど長くはもたないものと思います。

アルネ君と猫のビビは、藤橋時代=東京から岐阜へ転居して以来ずっといっしょでした。
慣れない土地に引っ越してきて文字通り苦楽をともにしてきましたから、アルネ君に何かあるとすれば、年齢のせいで仕方ないこととはいえ、私にとって一時代が終わったという気持ちにならざるを得ません。
すっかり衰えてしまったアルネ君の小さな体を撫でながら、苦く切ない感慨にひたるここ数日です。

写真は今日のアルネ君。
白内障で目が真っ白になってしまいました。

2010年04月15日

●桜と天文台

桜もそろそろおしまいですが、皆さんはどこかお花見には行かれたでしょうか。

私は、高遠の桜を見に行ってきました。
信州高遠城址の桜といえば、日本一の桜という人も多い有数の名所です。
当日の天気予報が雨だったことが奏功したのか、渋滞もなく駐車場にもスムーズに入ることができました。
高遠の桜はソメイヨシノではなく、タカトオコヒガンザクラという種類です。
花はやや小粒で色が濃いのが特長です。
遠くから見ても、城址全体が濃いピンクの雲、というよりピンクの綿菓子に包まれたようで、他の桜の名所に比べて花の密度がいかにも濃い印象を受けます。

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心配していた天気も、予報に反して晴れ。
桜もちょうど満開で、最高のお花見日和となりました。
警備をしていた消防署職員の話では、天気のせいか人出はやや少なめとのことでしたが、桜の下で集う善男全女の数は信じられないほどの多さです。

すばらしい桜を満喫した後、ちょっと気になっていた場所を訪ねました。
城址への道すがら、山腹に建つ家の屋根に大きな銀色のドームが見えたのです。
玄関脇に立派な日時計が据えてある大きな家です。
その家の前で甘酒を売っている人に尋ねてみると、ドーム内には三鷹光器の30cmが据えられているとのこと。
三鷹光器といえば、光学性能、機器性能ともに定評のあるメーカーです。
夜空の状態はどうかと尋ねると「天の川もよく見えますよ」との答えが返ってきました。
ちょうど南が開けており、周囲は山に囲まれて光害も少ないでしょうから、観測条件は確かに良さそうです。

帰ってから調べてみると、そこは変光星観測で高名なS先生のご自宅のようでした。
S先生はまた、高遠の郷土史研究家でもあったようです。

満開の桜を満喫し、S先生の天文台という意外な副産物?にも巡り会えた信州の旅でした。


2010年04月17日

●太陽活動と火山の噴火

太陽活動がいつまでも極小期を脱せず、このままだと地球温暖化どころか寒冷化の懸念もあるということを、しばらく以前の記事に書きました。
過去には100年近い間、ほとんど黒点が現れない時期が何度かあり、その間、地球では気温の低下による農作物の不作、飢饉による戦争や革命が起こったことがあります。
太陽の活動がほんの少し弱まっただけで、地球は非常に大きな影響を受けます。人類による温暖化など、太陽活動の低下と比べればほんの些細な要因に過ぎません。

そんな太陽活動ですが、このところようやく上向いてきたようで、活発化を示す黒点群やフレアなどが見られるようになってきました。
温暖化の危機は相変わらずなものの、寒冷化の懸念は少なくなったかな、と思っていたら、アイスランドの火山爆発による噴煙が成層圏まで達しそうだという報道がありました。
火山の噴煙が成層圏まで達すると、太陽光を大量のチリがさえぎってしまい、気温の低下が起こります。
過去にも巨大噴火による異常気象が何度も起こっています。

太陽活動が上向いたとはいえ、11年ごとに訪れる次の極大期のレベルはかなり低いことが予想されていることと今回の噴火が相まって、やはり地球全体の気温低下が懸念される気がします。
温暖化と相殺されれば良いのですが、なかなかそううまくはいかないでしょう。

太陽にしろ火山にしろ、人類がいかに横暴に振舞っていても、所詮は自然の力には勝てません。
もっと謙虚に、自然と共生する生き方を私たちは心がけなければなりませんね。

2010年04月18日

●月とプレアデス、金星、水星の接近

昨夕は、西空で三日月とプレアデス星団(すばる)が接近し、その下方に金星と水星が並ぶという豪華なシーンが見られました。

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よく晴れていましたので、自宅近くの田んぼの中で待機、暗くなるのを待ちました。
月と金星は明るいので早いうちから見えていましたが、やがてプレアデス星団が月のすぐ右下に見え始めても、最も低空にいる水星が見えません。
もともと1.5等級と暗い上に、西天低空には薄い帯状の雲がたなびいていて、どうやら水星はその中に隠れてしまっているようです。
19時をかなり回った頃、ようやく双眼鏡で水星を見つけました。

水星が沈んでしまう前にと、露出を変えて手早く撮影。
各天体の光度差が大きいために難しい撮影です。
露出時間が短すぎると水星とプレアデス星団が写らないし、長すぎると水星が薄明中に埋もれてしまう上に月がハレーションを起こしてしまいます。
撮影したその場では、画像の中に水星を確認できませんでしたが、今日、PCで見てみると山の端すれすれにちゃんと写っていました。
金星の右下です。
おわかりになるでしょうか。

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4天体揃い踏みの写真は撮れましたので、今度は200mm望遠レンズで月とプレアデス星団のアップ。
これも、月とプレアデス星団の光度差が大きいために、けっこう難しいシーンです。
露出が短すぎると地球照や星が写らないし、長すぎると月が露出オーバーになる上に日周運動で像が動いてしまいます。

結果を見ながら試行錯誤ができるのはデジカメの最大の利点で、なんとか撮影することができました。
これが銀塩カメラだったら、長年の経験で「エイヤッ!」しかできません。
現像が上がってきて「あと1秒露出すれば良かった」とか「もう一絞り、絞っておけば・・・」という失敗は、過去に数え切れないほど経験しています。

4月とは思えないほどの寒さと強風の中でしたが、何とか撮影することができてやれやれでした。
またしばらくの間、天気が悪い予報です。
貴重な天体ショーを楽しむことができた昨夕でした。

2010年04月19日

●からす座の惑星状星雲を見る

17日(土)、月とプレアデス星団、金星、水星の接近を撮影後、藤橋まで出かけました。
この春はずっと天気が悪く、この晩を逃すとしばらくは晴れないと思ったからです。

藤橋に着いた頃には、冬の星座が西にだいぶ傾いていました。
透明度はあまり良くありませんが、貴重な晴天です。
15cm双眼鏡で西空を1時間ほど観測しました。
星雲・星団の少ない天域ですので、視野に入ってきたのはM48とM67のみでした。
ちょうど火星とプレセペ星団が近接しており、視野は宝石をばらまいたように見事な眺めでした。

その後は、春の星雲・星団を観望。
透明度も回復してきて、暗い銀河もけっこうよく見えます。
うみへび座のM83を久々に見て、その大きさと形状の複雑さにしばらく見入りました。
もっと北天高い位置にあればとても立派な銀河なのに・・・。

銀河ばかりでは食傷しますので何か面白いモノはないかなと考えていたところ、からす座の惑星状星雲NGC4361を思い出しました。
もう10年ほども見ていません。
さっそく双眼鏡を向けてみると、視直径1′、11等級の小さな姿が入ってきました。
ちょうどM46の中にあるNGC2438と、大きさ、明るさともによく似ています。
高倍率をかければ、中心星から複雑な形状に青いガスが拡がった姿が見えるのですが、残念ながら私の双眼鏡は倍率が変えられません。
次回は、高倍率の望遠鏡で見てみたい天体です。

惑星状星雲は小さくて暗いものが多いのですが、それだけに奥が深いともいえます。
今度は15cm双眼鏡ではなく20cm反射を持ち出して、マイナーな惑星状星雲巡りをしてみようかな。

2010年04月22日

●「揖斐川町の生活用具」を刊行しました

揖斐川町教育委員会では、このほど「揖斐川町の生活用具~手作り民具が語るもの~」という書籍を刊行しました。
民俗学者の方に本文を書いていただき、私が編集を担当した書籍で、A4版200ページ、オールカラーという装丁です。

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揖斐川町は、地理的に東西文化の接点であり、平野部から山間部まで多彩な風土と歴史を持つことから、合併前の1町5村で貴重な民俗文化財が多数、保存されてきました。
中には「徳山の山村生産用具」として国指定重要民俗文化財に指定されているものもあり、注目されています。

それら民俗資料の中から、特に手作りされた民具をセレクトし、豊富な写真と図版を織りこんで、資料ごとにわかりやすくまとめました。
先人が草や木など地域の自然材料を使用し、自分が使いやすく手作りした民具は機能性と温かみにあふれ、見ているだけで楽しくなります。
オールカラーの民具の書籍はこれまでほとんど出版されておらず、美しくわかりやすいと評判になっています。

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書籍は町内の学校や公共施設で学習に使用されるほか、一般にも販売されています。
頒価は一冊1,000円で、揖斐川歴史民俗資料館と揖斐川町中央公民館で頒布しています。
ご希望の方がありましたら、上記施設へお越し下さい。
郵送による頒布は行っておりません。

一冊の本を編集することはなかなか大変で、この3月はこの刊行に忙殺されていました。
それだけに思い入れのある書籍です。

2010年04月24日

●うさぎ・猫近況

今日は、ウチで飼っている猫7匹とうさぎ1羽の近況など・・・。

まず、ご長寿うさぎのアルネ君。
齢9歳となり、老化が進んでいます。
食欲はあるものの、足腰が衰えてしまい、よたよたとしか動けない状態です。
夏を乗り切れるのか微妙なところです。

猫の中で一番の古株であるビビさんは、蓄膿症で鼻水とくしゃみが止まりません。
ウチに来たときにすでに高齢だったので、相当おばあさんだと思うのですが元気です。
いろんな妖術を使うので、化け猫化しているという説も・・・。

鬱病の黒猫、くろ。
なぜかこのところ、私の膝に乗ってきます。
相変わらず目を合わせてはくれませんが。

くろと兄弟のくしちゃん。
私のことが大好きでいつも肩に乗ってきます。
猫を肩に乗せて街を歩いたら注目されそうです。

貴公子ルーン。
いい男なのに、メス猫に嫌われていつも猫パンチを喰らっています。
いいヤツなんだけどなあ。

お母さん猫のめそめそ。
賢く美人、健康、人にも懐いていて飼い猫としては完璧です。
少し前、なぜかおなかの毛がはげてしまったのですが、だいぶ治ってきました。
いつも膝に乗ってきます。

その子ども、くろっぴ。
すっかり大きくなって、大人の大きさになりましたが頭の中身は子猫のまま。
ちょっとはねっ返りのやんちゃな女の子です。
少しは落ち着いてきたかな。

おデブのサビ猫、ちび。
相変わらずよく食べます。
食べては寝て太る一方。
子猫の頃はよく懐いてたのに、最近はなぜかいつもビクビクしています。

毎日の世話や食費・治療費捻出は大変ですが、みんな元気に長生きしてほしいと思っています。

2010年04月25日

●「むかし話とミュージックベル、星空の夕べ」を開催しました

昨夜は、私が勤務している揖斐川歴史民俗資料館主催で「むかし話とミュージックベル、星空の夕べ」というイベントを開催しました。
大型紙芝居でむかし話を楽しんでいただいた後、ミュージックベルで懐かしい唱歌や星に関する曲などを演奏、その後は月齢10の月や見ごろになってきた土星を楽しもうという企画です。

むかし話とベル演奏は、旧徳山村から移築した茅葺民家で行いました。
建築の専門家である館長が、民家の説明と昨年度実施したばかりの萱屋根葺き替え工事について解説をした後、いよいよむかし話とミュージックベル演奏のはじまりです。
200年以上昔の民家いっぱいのお客さんは、民家の雰囲気にぴったりのむかし話と、懐かしく暖かいミュージックベルの音色に酔っていました。

心配だった天気も夕方から快晴となり、日が沈んでからはいよいよ星見の時間です。
この時期にしてはとても寒い日でしたが、その分、透明度は抜群。
このブログでおなじみのogawa嬢による星座の解説後、4台の天体望遠鏡を使って天体を見てもらいました。
望遠鏡は、やはりおなじみのFurukawaさんの32cm反射、ogawa嬢の25cm反射、そして私の20cm反射と8cm屈折です。
シーイングもそれほど悪くなく、月のクレーターや土星の環に参加者は大感激。
星の色の違いを見てもらおうとogawa嬢が炭素星のオリオン座Wを導入、となりではFurukawaさんがオリオン座のトラペジウムを視野に入れ、赤い星と青い星を見比べてもらいました。
私の15cm双眼鏡は、月が明るいために今回はお休み。
終了後には、西美濃天文台の観望会に参加した、これまたおなじみの、おおのさんも合流(この寒空になんとバイクで!真のライダーだ!)、天文談義に花が咲きました。

揖斐川歴史民俗資料館では、サイエンスとしての天文学まっすぐではなく、地域の歴史や民俗とからめた情緒感のある星空体験を味わっていただこうと考えています。
難しくかまえることなく、むかし話や音楽、地域の食材や民具、星の和名などとパッケージにして、たとえば子どもの頃のお月見の思い出のように、心に残る星空を提供できればと思います。

2010年04月30日

●揖斐祭りの取材

私の勤務する揖斐川町では、5月の連休中に「揖斐祭り」という大きなお祭りがあります。
今年度は、揖斐祭りの全容を映像として記録しDVDを作成しようという事業が計画されており、私がその担当者となっています。

昨年も揖斐祭りの準備から終了まで参加しました。
本年度の本番に備えて、祭りの全貌をあらかじめ把握しておくためです。
今年は専門の業者さんに撮影していただいて、その映像を編集してDVD化するわけですが、業者さんはお祭りに参加するのは初めてですから、担当者の私がいちいち撮影の指示をしなければなりません。
そのために、昨年、お祭りの全ての行事をあらかじめ頭に入れておいたというわけです。

今年の撮影はすでに始まっています。
すでに祭りの中で行われる「子供歌舞伎」の練習風景や街並みの風景などの撮影を行いました。
今日は、昼間は街並みや神社の景観を撮影し、夕方から夜にかけて子供歌舞伎の最終練習風景を撮る予定です。

祭りの本番は、5月の4日・5日。
この両日は、朝7時30分から真夜中まで貼りつきで撮影です。
一番心配していた天候は、何とか祭りの期間中は良いみたいなので、何とかがんばって良い映像を撮りたいなあと思っています。
失敗しても撮り直しができないのがコワイところです・・・。

昨年の揖斐祭りのようす、このブログの「郷土の地誌」、昨年の5月に3回に分けて掲載しています。
よろしければご覧いただき、興味のある方はぜひお越し下さい。