●ユキノシタの花
庭の一角に群生しているユキノシタが花をつけました。
ユキノシタは、苔むした石垣や庭の日陰に生えているよく知られた草です。
薬用や食用としては昔から知られていて、火傷や切り傷には葉を火で炙って貼り付けます。
絞り汁は子供の咳やひきつけに効くそうです。
漢方薬としては、乾燥して煮詰めた葉を心臓や肝臓の疾患に用います。
美白にも効能があるようです。
天ぷらにすると美味しいそうですが、私は食べたことはありません。
このように何かと有用な草なのですが、陰気な印象があるために人気はありません。
ウチのユキノシタも、ふだんは目立たない日陰者です。
でも、こうして花が咲くと一気に印象が変わります。
日陰にたくさんの白い星が輝いているようで、とても繊細で綺麗です。
この草は、梅雨の時期がいちばん生き生きしています。
日ざしがきつい夏が来ると途端にしょぼんとしてしまって、「早く涼しくなってほしいよう」と訴えかけているようです。
