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2010年06月28日

●坂内民俗資料館

私の勤務する岐阜県揖斐川町は、1町5村が合併した関係で、旧町村それぞれに歴史民俗系の博物館施設があります。
どれも、地域の特色を知ることができる貴重な資料を収集・展示していますが、それら博物館施設のうちで、最も山奥に位置するのが坂内民俗資料館です。

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揖斐川町の中心部から国道303号線を北上し、滋賀県との県境、八草トンネルの手前にあるこの資料館は、茅葺の民家と隣接した収蔵庫内部に、さまざまな生産・生活用具を収蔵・展示しています。
茅葺民家は、屋根をトタンで覆ってしまってありますが、山間地の民家としては非常に大きく立派な造りです。
民家内部には、当時の生活が偲ばれる部屋が再現されており、山仕事や紙漉きの道具など、平野部では見られない珍しい資料を展示しています。
そうした道具の中に「油搾り器」と呼ばれるものがありますが、完全なものは西濃地方全域でもこの資料館にしか現存していない非常に貴重な資料です。

坂内民俗資料館、開館日は土日祝日です。
入館料は無料ですので、八草トンネルを通って滋賀県へ行かれる方は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
あまり知られていませんが、小粒でもピリリと辛い資料館ですよ。

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