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2010年06月30日

●学芸員実習の受け入れ

勤務先の揖斐川歴史民俗資料館では、毎年1~2名の学芸員実習生を受け入れています。
学芸員資格を取得するには、国家試験を受験する、大学で必要単位を取得する、通信教育で必要単位を取得するなどの方法があるのですが、大学や通信教育で単位を取得した場合は、一定期間、博物館施設で実習が義務づけられているのです。

今年は2名の受け入れが決まっており、すでに1名が今月から実習に来ています。
8月にはもう1名を受け入れます。
館長と指導学芸員である私が指導をすることになっており、指導の方針やプログラムは館独自で決めて良いことになっています。

私は学芸員資格を国家試験認定で取得しました。
民間会社に勤務しながらの独学でしたので苦労しましたが、それだけに自負もあります。
これから学芸員を志す人たちに、揖斐川歴史民俗資料館での実習で少しでも自分の血肉となるものを持ち帰って欲しいと思っていますので、これまでの実習生には、博物館学の座学から、展示やキャプションの作成、収蔵庫や書庫の整理作業、学芸員としての心得、さらには混沌としたわが国の博物館行政の中で、予算の確保や効率的かつ実効力ある仕事をするための役所内でのテクニックに至るまで、単なるきれい事だけではないすぐに推進力が身に付く内容を教えてきました。

今回も、初日は館内見学を行いながら展示のコンセプトや今後の展示プランの説明、館の機能説明などを行い、2日目は7月20日から始まる企画展の展示準備を館の学芸員といっしょに行いました。
今後は、企画展の制作をいっしょに行いながら体験イベントなども手伝ってもらい、少しでもたくさんの勉強をしてもらいたいと思っています。

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コメント

こんにちは。
いつもお世話になっております。

学芸員研修講師。お疲れ様です。

そういえば今回はたしか、あの方も研修してませんでしたっけ!?
星見会が楽しみです...!


干場一志

干場さん、こんばんは。

はい、今回は干場さんがよくご存知の方も実習されています。
親心で厳しく(?)教えていますヨ。

星見会の日程が近づいてきましたね。
大型の機材2台を準備していただくのは大変だと思いますが、よろしくお願いします。

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