2010年07月01日

●梅雨晴れの即席観望会

昨日は、勤務先の揖斐川歴史民俗資料館を毎週使用している陶芸サークルの本焼きでした。
毎週、サークルのメンバーが集まって作陶を行い、年に2回、素焼きと本焼きを行って作品に仕上げます。
本焼きの日は、資料館にある陶芸用の窯を使用し、朝から夜遅くまでかかって作品を焼き上げるため、窯の火を止めるまで、職員の私もお付き合いをしなければなりません。

他の職員が全員帰宅し、パソコンに向かって一人仕事をしていると、駐車場で何やらワイワイ声が聞こえます。
なんじゃ、と思っていると、サークルのメンバーが「星がすごくきれいなんです。星座を教えて下さいませんか」と声をかけてきました。
外に出てみると、夕方は曇っていた空が、いつの間にか晴れてきています。
透明度は良好で、東に月が昇っているにもかかわらず、夏の星座が鮮やかに見えていました。

サークルの女性メンバーを前に、星座の説明を始めます。
夏の大三角、北斗七星など、探しやすい星の並びからたどりつつ、主要な星や星座をひととおり紹介しながら、星の色の違いや距離、天の北極を中心とした日周運動、さらには歳差運動まで1時間ほどかけてしっかり解説してしまいました。
サークルのメンバーは大喜びです。
ちょうど流星が出現したので、ペルセウス座流星群の紹介もしました。
「また星の話を聞かせてもらっていいですか」
と言うので、
「いつでもOKですよ。今度は望遠鏡も準備しておきましょう」
と答えておきました。

思わぬ星座教室を開講してしまいましたが、私も梅雨の晴れ間の星を堪能することができました。
なかなか晴れてくれない梅雨時ですが、たまさかの晴れ間に見上げる雨上がりの夜空は透明で、心が洗われるような気がします。