2010年08月15日

●尾鷲市立天文科学館を見学

13日、ペルセウス座流星群を観測後、せっかく尾鷲市まで来たのだからと、尾鷲市立天文科学館を見学しました。
市役所のすぐ隣りですから、わかりやすい場所です。
天文台の建つ高台からは尾鷲港が南側に広く見渡せます。
市街地ですが、南は海、周囲は山ですから、空は意外に暗そうです。

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朝一番なので、見学者は私たちだけでした。
館内には、さまざまな天体写真や望遠鏡が展示されていて、それらを拝見するうち、職員の方が太陽を見せてくれることになりました。
ところが、ペルセウス群観測時にはまあまあ晴れていた空は次第に曇り始め、太陽の姿はなかなか雲間から現れてくれません。

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望遠鏡は、旭精工製の80cmです。
焦点はニュートンカセで、架台はなんとドイツ式。
天体導入も、パソコンの画面からではなくエンコーダーからの赤経・赤緯表示に合わせるというもので、太陽の導入に至っては小型望遠鏡よろしく鏡筒の影を見ながら合わせるという、昨今のコンピューター導入に慣れた(というかそれしかできない)公開天文台職員にとっては、なかなかにハードルの高い機器です。
私にとってはそうした機器の方が楽しいのですが、実際の運用には苦労が多いものと思います。

肝心の太陽は、結局雲から姿を現さず、見ることは叶いませんでした。
それでも、職員の方はとても親切で、楽しい時間を過ごすことができました。
80cmのドイツ式ニュートンカセ、見るだけでも迫力です。
機会があれば、観望会にも参加したいものです。