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2010年09月12日

●取り憑かれた話

物の怪、というものがこの世に存在するのかどうかわかりません。
昔の人は、病気になると「悪いモノに取り憑かれた」といってお祓いをしました。
科学の進んだ今、物の怪なんているはずないよ・・・と言いたいところですが、これまで私は何度か、そんな経験をしたことがあります。

miho02.JPG

あれは20年以上前、星と鉄道が好きだったO氏に誘われて、廃線間近だった静岡県の清水港線に乗りに行ったときのこと。
清水港線は、東海道本線の清水駅と美保の松原がある砂嘴までをたどる線ですが、一日一往復しか旅客列車のないことで有名でした。
しかも貨物列車と並結のいわゆる混合列車です。
春の好日、青春18きっぷを使って首尾良く一日一往復の列車に乗車することができ、美保の松原で遊んで帰路につきました。
と、帰りの清水港線に乗った頃から二人とも急に重い石を載せられたように背中が重たくなり、気分が悪くなってきました。
O氏は「ダメだ。オレ、新幹線で帰るよ」と途中で乗り換えてゆき、私も家に帰ることはできそうになくなり、熱海から伊東線に乗り換えて何とか、当時、伊豆の宇佐見にあった親戚の別荘に転がりこみました。
別荘には祖父と祖母が住んでいたのですが、祖母はよろよろと入ってきた私を見るなり「背中に女が貼りついてるよ」と言いました。
それから三日間、猛烈な吐き気と腹痛にのたうちまわり、ようやく帰宅したのですが、何か悪いモノを食べたわけでもなく、原因はまったく不明です。
O氏も三日間、寝たきりだったそうです。

もうひとつは、数年前、自宅近くの山を探検していたときのこと。
私は暇なときには山野を彷徨する性癖があるのですが、そのときは巨大な岩をご神体にしている神社の裏に、山奥へ伸びる細い道を見つけ、いかにも妖しげな「匂い」を感じましたので、早速、その道をたどってみることにしました。
しばらく行くと、倒れかかった朽ち木がX字状に交差して道を塞いでいました。
その奥は、急に山深くなり、昼なお暗い細道が続いています。
交差した朽ち木からは、侵入を拒んでいるような気配を感じましたが、かまわずくぐって進みました。
草むした山道をしばらく歩くと、広い場所に出ました。
崩れかかったお堂、廃墟じみたコンクリート製の待合所、そして煉瓦づくりの、これも半ば崩れかかり焼けこげた内部が覗きこめる・・・火葬炉が2基。
周囲の山を見回すと、見渡す限り、所狭しと木や石の墓標が囲んでいます。
そこは、使われなくなった火葬場なのでした。
せっかく来たのだからとひととおり写真を撮り、帰路についたのですが、翌日から気分が悪くなり、肺炎になってしまいました。
入院こそしませんでしたが、それから2ヶ月あまり絶不調で、出勤して椅子に座っているのがようやくといったありさま。
X字状の朽ち木は結界だったんだよ。
娘が言いました。言われてみればそうかもしれません。

お化けや超自然的な力をいたずらに信奉するものではありませんが、まだ蒸し暑い夜が続く今日この頃、ちょっと不思議な話を書いてみました。

写真:清水港線終着美保駅にて。大きい人がO氏。

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コメント

こんばんは。
昔、「恐怖音楽」というCDを市立図書館で借りてきて、
CDプレイヤーで再生したら、突然プレイヤーが、ウンともスンとも言わなくなりました。
CDに傷が付いていて音が途切れるのとは違う感じですし、他のCDは普通に再生できました。
コワイー!!
因みにどんな曲が入っていたかと言いますと、シューベルトの魔王とか、
ベルリオーズの地獄への騎行、ストラヴィンスキーの疫病が私達に襲いかかかる、など。
コワイのですぐにCDは返しに行きました。やはり何か憑いているとしか思えませぬ。
私自身は、霊とか余り関わりがないですが、機械が霊に憑かれる事もあるかもですね。

こんにちは。
いつもお世話になっております。

よく、写真を撮られると、寿命が縮まる。とよく聞きますね。
なぜかは知りませんがN天文台のK氏も嫌ってますね。なんで?

私も取り憑かれて?ます。ある、??-200に取り憑いてますよ。FNON.Mが((爆)笑)
名前シールで霊を静めようとおりますが...!(笑)


ミスターH

Ogawaさん、こんにちは。

呪われたビデオとかそういった類のお話ですね。
以前にお話したことのある、死体発見現場でバイクのエンジンが止まってしまったという話も、機械が取り憑かれたということかもしれません。
その場にいた私には何の怪異も起こりませんでしたから。
それにしても「恐怖音楽」というCDタイトルがコワイですね。
そういう曲を集めてCDを作ろうと考えるのもすごいなあ。

ミスターHさん、こんにちは。

写真を撮られるときって、3人で写る場合に真ん中にいる人がヤバイんじゃなかったでしたっけ。

○M-200に取り憑いている霊は強烈でっせ。
名前シールを貼ったぐらいじゃ鎮まりません。やはり○M-200を霊に捧げないと・・・。
そうしないと悪霊は退散しませんよ。
悪いことは言いません。
早く捧げたほうが身のためですよ(笑)。

ご無沙汰しております。

今日のブログでこちらのブログ買ってながらご紹介?させて頂きました。

私も体調は悪くなりませんでしたが、同じような体験をブログに書かせて頂きました。

じっちゃん、こんにちは。

ブログ、興味深く読ませていただきました。
土地の履歴・・・大切ですね。
田舎に住んでいるとよくわかるのですが、パッと見には開けていて日当たりも良く良い土地なのに、家を建ててはいけない場所があります。
古老に尋ねたり古地図を見たりすると、その場所は墓地だったり刑場だったり災害多発地だったり、あるいはもっと因縁深い土地であったりすることがほとんどです。
都会では、悪徳な業者がそうした土地をも売ってしまうのでしょうね。
洪水や山崩れが起きる場所では、田舎の人は誰も家を建てません。
そうした場所に家を建てて、災害にあった都会人の例も聞いています。
土地ははるか昔からの人と自然の営みを見つめています。
それらを無視してはいけないということなのでしょうね。

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