2010年10月03日

●奇跡的に晴れた「木星と秋の星座観察会」

10月2日(土)は、私が勤務する揖斐川歴史民俗資料館主催の「木星と秋の星座観察会」でした。
住民の方からの要望で開催が決まったこの催し、30名ほどの申し込みがあり、楽しみにされていた方も多かったのですが、当日の天気予報は「晴れのち曇り」。
朝から雲が多く、天気図を見ても遅い時間帯になるほど雲量が増加するのが当然、というお天気です。
それならば完全に曇ってしまえば星のお話だけで済むのですが、夕方になっても青空の方が雲よりも多い程度の天候。
一応、星見会を開催することとし、曇ったときのためにお話用の各種小道具(レンズや反射鏡、小型望遠鏡など)と、パソコンに夏から秋の天体画像を用意して、プロジェクターで映せるよう準備もしておきました。

221002kansatukai01.JPG

開始は19時。
続々と参加者がやってきます。
空の方は雲量7ほど。
ogawa嬢によるレーザーポインターを使っての星座案内の後、4台の天体望遠鏡を使用して観望を開始しました。
機材は、Tさんの15cm反射赤道儀、ogawa嬢の25cmドブソニアン、それから私の20cm反射赤道儀、15cm双眼鏡です。
メインディッシュの木星は東天の雲の中。
雲間から見える天体を何とか見ているうち、19時30分過ぎから雲が切れ始め、またたく間に快晴となりました。
奇跡的な晴天の下、木星をはじめ、アルビレオやミザールといった二重星、ペルセウス座の二重星団、アンドロメダ銀河、球状星団などを次々と観望、レーザーポインターによる星座案内も改めて行い、雲が多かった先ほどよりも、参加者の皆さんに、はっきりと星や星座をわかってもらえました。
折からの快晴に誘われて、飛び入りの参加者も続々。
結局、40名ほどが秋の星空を楽しむことができました。

奇跡的な快晴は終了時刻の21時まで続きました。
きっと、参加者の熱意が夜空に届いたのでしょう。
参加していただいた皆さん、そして望遠鏡を持参・操作していただいたお二人、ありがとうございました。
「また開催して」という要望もたくさんいただいたので、今度は冬に行いたいと思っています。