2010年10月07日

●話題の103P(ハートレイ第2彗星)を観測

今月末から来月にかけて最大で4等になることが期待されている103P/Hartley第2彗星を、4日の晩に揖斐高原で観測しました。
現在、カシオペヤ座のWに近く、見つけやすい位置にあります。

この日は、夕方から急に晴れたので期待していたのですが、現地に着いてみると、ある程度は予想していたことながら猛烈な霧。
あきらめて帰ろうかと思ったのですが、しばらく待機していると晴れてきました。
15cm双眼鏡を予報位置に向けると・・・ありました。
でも暗い!
透明度があまり優れずコマの淡い部分が見えないせいもありますが、全光度8等、視直径8′と目測しました。
小さな中央集光の周囲を、広く拡散したコマが覆っている感じです。
尾も見えません。
透明度が悪いとは言っても、天の川がよく見える程度の条件ですから、それほど影響はないと思うのですが、何度見ても暗いのです。

海外では5等台で肉眼で見えたという報告もあり、なんとも信じられない思いですが、コマが相当拡散していて、非常に好条件の場所であれば、肉眼の方が望遠鏡よりも明るく見えるのかもしれません。

この晩は、彗星が次第に移動し、やがて近くの恒星に重なって離れていくようすがわかりました。
昨夜、一昨夜は雲が多く観測に行けませんでしたので、次回の観測時には、明るくなっていることを期待したいところです。
雨あがりだったので夜露が多く、最後は双眼鏡の対物レンズまで結露してしまいました。