2010年10月08日

●7日のHartley第2彗星

103P/Hartley2彗星、7日の晩にも揖斐高原で観測しました。
4日に見た際は予想よりも暗くてがっかりしましたが、7日には光度7等、視直径10′と明るくなっていました。
これは、実際に彗星が明るくなったというよりは、透明度の差が大きいと思われます。
7日も透明度は良いとは言えませんでしたが、4日よりはだいぶ良かったので、淡いコマの部分が良く見えたのでしょう。
雰囲気的には、M33を淡く小さくして、もう少し中央集光させた感じです。
このように拡散した彗星は、明るい光学系で見ることが重要で、その意味ではスペインの観測者が肉眼で観測した(5等台後半・視直径45′)というのは、最高の空の下で見たとすればうなずける話です。
記憶に新しいところでは、ホームズ彗星が後半、広く拡散した際には、望遠鏡では何も見えないにもかかわらず、肉眼では薄い雲のようにしっかり見えていたという事実があります。
でも、尾が見えないのは相変わらず。
これから月が明るくなってきますが、次回、月明かりのない時期にはもっと明るくなって立派な尾も見せてほしいものです。