2010年10月12日

●ミラとHartley第2彗星

10日は宿直でした。
平野部は晴れていたものの、宿直先の藤橋は雨。
車には15cm双眼鏡が積んであるのですが、今夜は使う機会はないかなと思っていたところ、真夜中になって晴れてきました。
ところどころ雲はありますが、天の川が微星に分かれて見えるような透明度です。
早速、15cm双眼鏡を組み立て、Hartley第2彗星を観測。
二重星団から、ややペルセウス座α星よりにすぐに見つかりました。
空が暗く透明度が良いので良く見えます。
光度6.7等、視直径15′、DC(拡散の度合い)=4と観測しました。
かなり拡散しているので、少しでも空が明るかったり透明度が悪いと、途端に見づらくなってしまいます。

その後、ふと思いついて、極大時期を迎えている、くじら座の変光星ミラを見ました。
変光星の代名詞として有名なこの星、10等から最大2等まで明るさが変わります。
脈動変光星といって、星そのものの大きさが変化することにより明るさが変わるのです。
正確に目測したわけではありませんが、3等に近い2等台後半という感じでした。

宿直中のため、ほんのわずかの星見でしたが、藤橋の美しい夜空を堪能したひとときでした。
Hartley第2彗星は、これから明るさを増してゆきますが、月齢も大きくなっていきます。
次の晴天時には、ぜひ皆さん、見て下さい。
空さえ暗ければ、7倍50mm程度の双眼鏡でもよく見えますよ。