« 小口径屈折望遠鏡の奨め | メイン | ルーンは毎日がつまらない »

2010年11月09日

●迫力のNGC891

先日、名古屋市民おんたけ休暇村へ行ってきました。
ここにはアスコの60cm反射があり、晴れていれば毎晩、観望会を開催しています。
2泊したのですが、2泊とも快晴でした。
秋の天体を、かなりマニアックなものまで次々に見ていったのですが、久々に大口径で見たNGC891が圧巻でした。

ngc891.jpg

NGC891は、アンドロメダ座にある銀河です。
渦巻き銀河を真横から見ていますので、紡錘状の形に見えます。
明るさは10等、見かけの大きさが小さいので、小さな望遠鏡では米粒を見ているようで、暗く小さく、見映えがしません。
60cm反射の焦点距離は7200mm、これに40mmの接眼レンズをつけて見ましたので倍率は180倍、集光力も倍率も分解能も十分です。

西美濃天文台の60cmでは何度も見たものですが、最近はとんとご無沙汰ですので、大口径で見るのは久々です。
自動導入で視野に入ってきたNGC891を見たとたん、「おお!これはすごい!」と思わず叫んでしまいました。
180倍だと、ほぼ視野いっぱいがNGC891です。
紡錘状の姿の真ん中に真っ暗な暗黒星雲の筋が一直線に入っていて、多少淡いながら、まさに「天体写真で見るとおり」の姿が見えています。
西美濃天文台よりも標高が高く空が暗いので、なおさらよく見えるのでしょう、これほど美しいNGC891を見たのは初めてでした。

他にもいくつかマニアックな天体を導入、快晴の空の下での大口径をたっぷり楽しめた2日間でした。

画像提供:NASA

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://at-h.net/~has/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/856

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)