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2010年11月29日

●アルネ君のふたつの小屋

この5月に9歳で死んでしまった、白黒うさぎのアルネ君。
東京から旧藤橋村へ転居してしばらくして、藤橋小中学校のうさぎ小屋から貰ってきたうさぎです。
うさぎとはいえ、東京から人口450人の山奥である旧藤橋村へ転居してからの苦労も喜びも分かち合ってきた大切な家族でした。

そんなアルネ君は、贅沢にも家の中と外にふたつの小屋を持っていました。
昼間は外の小屋で過ごし、夜は家の中の小屋で過ごすのです。
外の小屋には土が敷いてあり、うさぎの好きな穴掘りをすることもできました。

221129arune02.JPG

アルネ君のためにわざわざ作ったこのふたつの小屋、実はまだそのまま残っています。
これが家の中の小屋。
すのこが敷いてあり、その下は引き出し式になっていて、すのこから落ちた糞や藁くずなどの掃除がしやすいように作ってあります。
木で作った家が置いてあり、そこにはいつも藁が入っていました。

221129arune01.JPG

家の外の小屋はこんな感じです。
床はコンクリートですが、その上に厚く土が敷いてあります。
うさぎは土を掘る習性がありますので、土を大量に買ってきて敷いておきました。
昼間、アルネ君は、日光浴をしながらのんびりと土を掘ったり餌を食べたり、木を齧ったりして過ごします。
夜は、イタチや蛇が来る可能性がありますから、夕方になると家の中の小屋に移動させるわけです。

とはいえ、特に老齢になってからは、真夏は外の小屋に出さないことも多くなりました。
うさぎは暑さに弱い動物なので、エアコンが効いた家の中で一日過ごすのです。
このエアコンも、アルネ君のためにつけました。
もともとウチにはエアコンはなかったのですが、アルネ君が老齢になってきたために買ったのです。
エアコンといえば、猫部屋にもあります。
これも猫たちのために設置したもの。
人間は、汗をかきながらエアコンのない部屋で過ごし、動物たちはエアコンの効いた部屋にいるというのが我が家の夏なのでした。

もういないアルネ君の小屋を存置してある理由は、壊すのが面倒だからということもありますが、それ以上になんとなく寂しくて壊す気になれないからということもあります。
今でも、買い物に行けば「アルネ君の好きなパセリを買わなきゃ」と思いますし、夜中など物音がすれば、アルネ君がそこにいるような気がしてしまいます。

ふたつの小屋を撤去してしまえば、家も広くなるし庭もすっきりするのですが、なかなか9年間いっしょに過ごしたアルネ君の思い出をなくすことができずにいます。

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コメント

こんばんは
9年間過ごした思い出を無理に消さなくていいと思います。\
だって大切な家族ですもんね。\

おうちを二つも持ってたんですねアルネくん。すごい!!

アルネくんが本当に可愛がられていたのが、よく伝わってきます。

動物好きさん、こんにちは。\

そうですね、思い出を無理に消すことはないですよね。\
アルネ君、そう、おうちを二つもっていたんですよ。\
家の中だけにいて穴も掘れずではかわいそうだと思って・・・。\

ストレスが少なかったせいか、大した病気もせず、老衰で亡くなるまでいっしょに暮らしてくれました。\
その間、いろいろ素晴らしいものを私たち家族に与えてくれて、アルネ君にありがとうと言いたいです。\

こんにちは

まっちゃんさんの気遣いがアルネくんの長寿の元だったんですね。\

うさぎは飼ったことがないのですが、あまり喋らないイメージがあります。\
言葉を交わさなくてもそこにいてくれるだけでいる存在ってなんだか心がほっこりしてきます。\
一緒に過ごすと何だか、言葉で言い表せないんですけど色々教えられることがありますね。\

動物好きさん、こんにちは。\

気遣いというほどではないのですが、アルネ君の気持ちになって考えると、おうちが二つあったほうがいいかなぁと・・・。土も掘りたいだろうし、日光浴もしたいだろうなぁと・・・。\

うさぎは、よほど恐怖や激痛を感じたとき以外は喋ることはありません。\
でも、動物好きさんのおっしゃるように、いっしょにいるだけで心が通い合う気持ちになれます。\

動物は、本当に色々なことを教えてくれますね。

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