« 揖斐城址の紅葉 | メイン | 詩「ピアノソナタ追想」 »

2010年12月09日

●「はやぶさ」命名雑学辞典

金星探査機「あかつき」は、残念ながら金星の周回軌道への投入に失敗してしまいました。\
でも、6年後には再度軌道投入のチャンスが訪れるそうで、「はやぶさ」同様、奇跡の復活をぜひとも期待したいところです。

さて、その「はやぶさ」。
わが国では、小惑星探査機以外にもさまざまな乗り物や兵器に命名されてきました。
今回は「はやぶさ」を名乗ってきたこれまでの乗り物などについてご紹介しましょう。

・陸軍1式戦闘機「隼」
太平洋戦争中の日本陸軍主力機のひとつ。
総生産機数は5,700機と、海軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)に次ぐ。
高い運動性能を誇り格闘戦では有利だったが、米軍が一撃離脱戦法を取り格闘戦を避けるようになったため、速度が遅い不利が露呈した。
当初は7.7㎜機銃を2挺搭載。
後期は12.7mm機銃2挺となる。

・スズキGSX-1300R「ハヤブサ」
スズキが生産する排気量1300CCの大型バイク。
一時は300km/hをオーバーする世界最速を誇った。
初期型のスペックは、排気量1300CC、175PS/9800rpm。
現在も人気車種である。

・寝台特別急行列車「はやぶさ」
元々は、東京~西鹿児島間を走っていた寝台特急列車。
後に東京~熊本間に変更。
いわゆる「ブルー・トレイン」の代表格であり個室寝台も連結していたが、車両の老朽化、夜行需用の減少等により2009年3月14日ダイヤ改正で廃止となった。

・東北新幹線「はやぶさ」
東北新幹線青森開業に伴い、最新のE5系車両を使用し、今年12月4日から走り始めた東北新幹線の最速列車。
最高速度は300km/h。
愛称募集では1位が東北本線特急の代表格だった「はつかり」であったにもかかわらず、7位の「はやぶさ」が採用された。
ちなみに2位は「はつね」。
列車のカラーリングがボーカロイド「初音ミク」の髪とヘッドホンの色にそっくりだったためである。

・小惑星探査機「はやぶさ」
数々の故障を高度で細心な技術力で乗り越え小惑星イトカワへ到達、地球へのサンプルリターンに成功した日本の探査機。
ミッション成功後、オーストラリア上空で燃え尽きた姿が世界中の共感を呼び、同時に日本の科学技術の底力を内外に示すことになった。
小惑星イトカワへの一瞬の接触によりサンプル採取を行うことから、獲物を狙う猛禽類ハヤブサをイメージさせて命名された。

・・・というわけで、この「はやぶさ」という名称、実にさまざまな分野で使用されてきたことがわかります。
いずれも各分野の先端・最新の機種に命名されており、この名称がいかに愛着をもたれているかがわかりますね。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://at-h.net/~has/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/871

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)