2006年12月30日

●モズのはやにえ

ウチでしばらく飼っていた雌のカマキリが、とうとう死んでしまいました。
その日は暖かかったので、日光に当ててやろうとカマキリを庭の木にとまらせておいたのです。
カマキリを庭に出してから5分も経たないうちでした。何となくざわざわした厭な気配が庭から漂ってきたので急いで外に出てみると、カマキリがいません。

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しばらく探すと、首から上を食われた姿で枝に突き刺されていました。いわゆる「はやにえ」というヤツです。冬鳥であるモズの習性で、昆虫や小動物を捕らえ、木の枝に突き刺しておくのです。
腹の部分はまだ動いていましたが、どうすることもできませんので、とりあえず写真を撮りました。

カマキリは普通、11月いっぱいまでには寒さのために死んでしまいます。ところが今年は、暖かい日が続いたために、永らえていたカマキリが結構いたようなのです。たまたま庭にいたそんなカマキリを家の中にいれ、カメムシなどを与えていたのですが、思いがけない最期となってしまいました。
寒くなるにつれ餌の昆虫を入手することが難しくなっていましたし、いずれは寒さで死んでしまうのですから、むしろ他の生き物の栄養になった方が、自然の理にかなったことであったかもしれません。

私が星を好きになったのは小学校5年生の頃です。それまでは昆虫少年でした。
中でもカマキリは大好きで、野原で捕まえてきては庭に放して生態を観察することが楽しみでした。
今でもカマキリには思い入れがあります。秋の好日、道路の真ん中で日向ぼっこをしているカマキリを見つけると、車に轢かれないように草むらへ戻してやったりもします。
虫といえばカブトムシやクワガタが人気ですが、私は今でもなぜかカマキリが大好きです。肉食獣的な、あの精悍さに惹かれるのかもしれません。

2006年12月31日

●ビビさん

ウチには、このブログでもすでに紹介したパンダうさぎのアルネ君の他に、猫がなんと8匹います。どの猫も、捨てられていたのを保護したもので、その中でいちばんの古株が今回ご紹介する「ビビさん」です。

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ビビさんを保護したのはもう5年ほど前でしょうか。まだ藤橋村に住んでいた頃です。もともとはどこかの家で飼われていたのでしょうが、ウチに来たときには飢えと皮膚病でボロボロでした。
足が悪く、走ったり高い場所へ飛び上がることができないため、このままではいずれ死んでしまうだろうということで、とりあえず外猫として餌を与え、皮膚病の治療を行なうことにしました。
次第に秋が深まり、雪が舞うようになると、玄関前に作った雪囲いの中で過ごすようになりましたが、真冬には零下10度以下になる藤橋ですから、直接風や雪が当らないとはいえ、寒さは半端ではありません。娘は、そんなビビさんがかわいそうだと言って、真冬の寒さの中、毎日1時間以上も雪囲いの中でビビさんを抱いて温めていました。
結局、家の中で飼うしかないだろうということになり、ビビさんは晴れて我が家の飼い猫第1号となったのです。

皮膚病が治り元気になってみると、ビビさんは鼻筋の通った美人でした。
最初に保護した私のことが大好きで、娘やカミさんに言わせると「ビビさんはパパのことを、飼い主としてじゃなくて異性として愛しているんだよ」とのこと。
私にだけ見せる妙に色っぽくしどけないしぐさを見ると、なるほど、そうかもしれないとも思います。

2007年01月24日

●冬の猿

昨日、プラネタリウムすぐ下の県道脇で猿が草を食べていました。

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今年は雪が少ないためか、猿やカモシカなど野生動物の姿をよく見かけます。
昨年は記録的な豪雪で、かなり動物も死んだようですが(藤橋管内のカモシカだけで40頭以上の死体が見つかりました)、今年は暖かいせいか、生きている姿を見ることはあっても死体をみることはあまりありません。
雪が少なく、動物の足跡をたどれないため、ハンターも猟ができないと嘆いています。
もちろん、動物にとっては嬉しいことでしょうし、狩猟反対論者の私にしてもありがたいことではあります。
ただ、クマのように本来は冬眠する動物が動き回っているという情報もあり、異常な暖冬が動物たちの生理にどのような影響を与えるのか、慎重な観察が必要な気がします。

2007年02月01日

●アルネ君の病気

うさぎのアルネ君、このところ白い目やにがたくさん出るので、カミさんが医者に連れて行ったところ、
「たぶん結膜炎じゃないかなあ」
とのことで、目薬を貰ってきました。

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だんだん治ってきているようですが、考えてみれば、うさぎって土を掘るのが大好きですよね。それでいて、大きな目を保護するような機構はもっていないし、眼病に罹る例も多そうです。
うさぎでも猫でも目薬をつけるのはなかなか苦労します。カミさんはなぜか動物に薬を投与するのが上手で、目薬でも飲み薬でも、さりげなく押さえつけて一瞬のうちに投薬を終えてしまいます。私や娘は思い切りが悪いのか、すぐに逃げられてしまいます。
カミさん、動物病院の助手でもやればけっこう才能を発揮しそうなのですが、本人曰く、
「動物なんて嫌いだもん」
そうは言いながら、私や娘の見ていないところで、けっこうアルネ君や猫たちのことを可愛がっているようです。

写真:アルネ君の目って青いんです。

2007年02月12日

●猫の日向ぼっこ

ウチには、いちばん古顔で自由に家の中を歩き回っている「ビビさん」を合わせて、8匹の猫がいます。「ビビさん」以外は、いちばん日当たりの良い一室を「猫部屋」としてあてがわれ、基本的にそこから外に出ないで暮らしています。
どうしてビビさんばかり贔屓するのさ、といわれそうですが、自分を人間だと思っているビビさんは、他の猫とどうしても仲良くできません。そのために離してあるわけなのです。

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今日は天気がいいので、猫部屋の猫たちが窓ぎわで日向ぼっこをしていました。
「猫部屋」とする際にリフォームしたため、窓に格子がはまっていてちょっと見づらいですが、4匹の猫が写っています。
左端から「くろ」(文字通り黒猫)「くし」(白黒模様)「マーブル」(茶色のサビ)「猫夜叉」(茶色)です。
マーブルがお母さんで、他の3匹はその子供ですが、猫夜叉だけはマーブルの実の子ではありません。子育てをしているマーブルに、ちょうど拾ってきた赤ちゃん猫を預けてみたところ、お乳をやって我が子と同じように育て上げたのです。赤ちゃんだった猫夜叉は、自分が実の子ではないことなどつゆ知らず、大人になった今でもマーブルに甘えています。

この4匹の他に3匹の猫がおり、狭い猫部屋の中で仲良く暮らしています。
どの猫も捨て猫でした。そのままでは保健所に連れて行かれる運命だったのを保護しました。
保健所で殺される動物は、1年間で60万頭もいるそうです。私も微力ながら、メディアに訴えたりさまざまな手段で、そうした動物を守る活動を行なっています。
人間の身勝手で罪もない生き物の命が奪われている現実を、もっと多くの人が認識しなければならないと思います。

2007年02月23日

●お母さん猫マーブル

ウチにいる猫はぜんぶで8匹。うち4匹が親子です。
お母さん猫の名前はマーブルといいます。写真を見れば一目瞭然なのですが、茶色のサビ模様なんですね。茶色を主体にいろいろな色が混ざり合ったように見えるので、藤橋村在住中に娘の友だちがそう名づけました。

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まだウチにビビさんしかいない頃、マーブルはときどき庭に遊びに来ていました。
そのうち、しばらく姿が見えないな、と思っていたら、赤ちゃん猫を連れている姿を見かけるようになりました。
娘と「そのうちきっと、マーブルは子供を連れてウチに来るに違いない」と話していたら案の定、子猫を3匹連れて、ウチに転がりこんできたのです。
子猫のうちの1匹は、以前にも書いたとおり、マーブルの本当の子供ではありません。
近所に捨てられていた赤ちゃん猫をマーブルに預けてみたところ、見事、自分の子供として育てたものです。

ウチには、自分を人間だと信じこんでいて他の猫を徹底的に嫌うビビさんがすでに住んでいましたから、新参者のマーブル親子を家の中で飼うわけにはいきません。
親子は、物置で飼われることになりました。物置とはいっても、その気になれば人が普通に住めるほどの本格的な建物です。そんな物置が、マーブル親子の新しい家になったというわけです。

初めてウチに来たころは、やんちゃなヤンママという感じだったマーブルも、最近ではすっかり落ち着いて、奥様然とした雰囲気を漂わせています。
小柄ですが、敏捷で賢く、ケンカも強いマーブルは、猫部屋の猫たちから一目も二目もおかれているようです。

2007年04月03日

●ねむり猫

暖かな昼下がり、ビビさんが窓辺で寝ていました。
猫の寝ている姿というものは本当に可愛いものです。

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猫は、狩猟によって食物を得る獰猛な肉食獣なのですが、その割には仕草や姿態が愛らしい不思議な動物です。
寝姿などは愛らしさの最たるもので、どうしてこれほど無邪気に眠れるのかと思ってしまいます。
とはいえ、こうした無邪気な姿は飼い猫ならではのもの。
野良猫は常に警戒を怠らず、無防備な寝姿を人に見せたりはしません。
厳しい生存競争におかれている野良猫に比べれば、ビビさんは本当に幸せだと思います。

2007年04月23日

●猫夜叉くん

「猫夜叉くん」は、我が家に8匹いる猫の一匹です。マンガの主人公の名をもじって娘が名づけました。
猫夜叉くん、以前にも紹介した元野良猫「マーブル」の息子、ということになっていますが、実はなかなか数奇な運命の子なのです。
猫夜叉くんは、ウチがまだ藤橋に住んでいた頃、近所の納屋にただ一匹で捨てられていました。
生まれたばかりで目も見えず歩くこともできない、てのひらに乗るぐらいの雄猫でした。
カミさんと娘が育て始めましたが、人間の赤ん坊と同じく、3時間に一度ほどはミルクを与え排泄を促す作業が必要で、すぐに疲れきってしまいました。

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こりゃあ困ったなあ、と思っていたところへやってきたのが、当時、2匹の赤ん坊を育てていたマーブル。
試しにマーブルの前に猫夜叉くんを置いてみたところ、くんくん匂いを嗅ぎ、やがて口に咥えて連れて行ってしまいました。
一抹の不安を抱えながら半月あまり。
以前からウチに目をつけていたのでしょう、それまで別の場所で子育てをしていたマーブルが、子猫を連れてウチに引っ越してきました。
そして、なんとなんと、すっかり子猫らしく成長した猫夜叉くんも、当り前のような顔でマーブルの後をついて歩いてきたのです。
マーブルは、猫夜叉くんを自分の子として育て上げたのでした。
以来、すっかり大人になった今でも、猫夜叉くんはマーブルを実の母と信じて慕っています。
写真でおわかりのように、なかなかの美猫です。

2007年06月24日

●ナガレヒキガエル

先日、揖斐川町春日の山奥を放浪した際、林道脇の小さな沢に、オタマジャクシがびっしりとかたまっていました。

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半数はすでに手足が生えて周囲を歩き回っていましたが、雨が降って水量が増えればすぐに流されてしまいそうな感じでした。
ずいぶんと小さなオタマジャクシだったので、帰宅してから調べてみると「ナガレヒキガエル」という種類のようでした。
名前どおり山の中の流れのある場所で育つようです。普通のオタマジャクシが、どちらかといえば澱んだ水たまりのような場所にいるのとはだいぶ違いますね。
治水に名を借りた無駄な公共事業によって渓流がどんどん破壊されつつあるため、生息数が減少しつつある種類だとのこと。
カネがないと言いながら、どう考えても無駄で無意味な工事を繰り返すこの国の行政は、いったいどうなっているのかといつも思います。

2007年07月02日

●アルネ君が不調

うさぎのアルネ君が不調です。
2週間ぐらい前から食が細くなり、糞の量が減りました。
うさぎは、自分の体を舐めてきれいにしますが、その際、飲み込んだ毛がうまく排泄されないと、お腹の中でかたまって「毛球症」になってしまいます。
ひどい場合は、お腹いっぱいに毛が溜まって死んでしまうこともあります。
たぶん、アルネ君の場合もそうだろうと医者に連れて行ったところ、毛球症であることは確かですが、それ以上の原因として「もう年ですからねえ」とのことでした。

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アルネ君は、今、7歳です。
うさぎは、最長で13歳ぐらいまでは生きるといわれていますが、それはあくまで記録上の話。通常は、5年以上生きることは珍しいそうです。
アルネ君は、食事も、運動も、十分以上に気を使ってきたため、これまで病気とは無縁でした。
毛球症にしても、乾し草を毎日たっぷり与えてきましたので、これまで問題なかったのです。

医者からは、毛球症の薬を2種類、貰いました。
ひとつは注射器で飲ませるシロップ、もうひとつは、どろりとしたペースト状の薬です。
これを飲ませるのが一苦労。
体を押えていないと飲みませんから、一人がしっかりと補定し、もう一人が素早く薬を飲ませます。

投薬を始めてからしばらくが過ぎ、食事も普通にするようになってきました。ただ、糞の量はあまり多くありません。
年齢的なものは仕方ありませんが、何とか元気になってくれるといいなあと思いながら、毎日世話をしています。

写真:ボールで遊ぶアルネ君

2007年07月21日

●ウチの猫紹介「キュートでポップなコチャチャさん」

久々にウチの猫を紹介。
ウチに猫が8匹いることは、以前からこのブログを読んでいる方はご存知と思います。
今回、お目見えするのはメスの「コチャチャ」といいます。

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コチャチャ(ちょっと発音しづらいなあ)も、他の猫と同じく、藤橋で捨て猫だったのを保護しました。
保護した当初は、まったく同じ模様の子猫を連れていて、そちらの方は「ココチャ」と呼んでいましたが(ややこしいなあ)、ココチャは間もなく姿が見えなくなってしまいました。
警戒心が強い猫で、ウチの家族以外にはなかなか心を開きません。それでも心の優しい人はわかるようで、そうした人には甘えてみせます。
体が小さくぽっちゃり型のおしゃまさんですが、他のオス猫がちょっかいを出すと猫パンチを繰り出して怒ります。ちょっとキレやすいところもあるようです。
私たち家族にはデレデレで、猫部屋に私たちが入っていくとすぐにごろんと横になって撫でてほしいと催促します。
声が高く、ぽっちゃりした体型や甘える仕草はまるで子猫。
野良生活でだいぶ怖い思いをしたせいか、猫部屋が大のお気に入りで、外に出たそうなようすをまったく見せません。以前に病院に連れて行ったときには、天井まで駆け上がって暴れたそうです。
娘は「キュートでポップなコチャチャさん」と呼んでいます。

2007年09月22日

●変わったキノコ

カミさんと近くの公園を散歩していたら、変わったキノコを見つけました。
公園内の歩道が、流行りの木材チップ敷きとなっているところに、直径50cmほどの菌輪(フェアリーサークル)を作っていたのですが、ひとつひとつのキノコは、高さ・直径ともに1センチ弱しかありません。
成熟したキノコの上部が開いて傘状になっており、中には草の種そっくりな黒い粒が数個、入っています。

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通常、キノコが成熟すると、非常に細かな胞子を撒き散らすのですが、このキノコには胞子らしきものが見当たりません。どう見ても草の種です。
もちろん、キノコが種をつけるはずはなく、きっと黒い種状の内部に胞子が入っている
のだろうと考え、帰宅して調べたところ、どうやら「コチャダイゴケ」というキノコのようでした。想像通り、種状の内部に胞子がはいっているとのこと。
そんな小さなキノコが無数に集まってフェアリーサークルを作っているのは、一見、地味ですが、なかなか珍しいものでした。
ありふれたキノコらしいのですが、小さいので目にとまることが少ないようです。
秋はキノコの季節。
雨上がりなど、キノコ探しをしてみるのも楽しいかもしれません。

2007年10月04日

●猫の死

ウチに8匹いる猫のうち、親分格だった「マーブル」が死にました。
死因は慢性腎不全。猫の死因の3割を占める病気です。
1年程前から元気がなくなり、病院に行ったりもしていたのですが、治る病気ではないとのことで次第に衰弱し、最後はひどく痩せて餌も食べず、下痢や嘔吐を繰り返し、とうとう一昨日の晩、死んでしまったのです。
もともと小柄な猫でしたが、死体はひどく小さく、衰弱のひどさを物語っていました。

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マーブルの子どもの「猫夜叉くん」も同じく慢性腎不全です。
病院に通っていますが、やはり痩せて元気がありません。さほど長くは生きないと思われます。
人間の食べる食事を与えたりしすぎると罹患する可能性が高くなるのですが、マーブルも猫夜叉くんもずっとキャットフードでしたから、食事が原因ではないようです。
医者によれば「体質的なもの」とのことでした。

写真は、元気だったころのマーブルと猫夜叉くん。
生き物が死ぬのは仕方ないとはいえ、悲しいものです。

2007年10月15日

●猫の死(2)

ウチに8匹いた猫の一匹、猫夜叉くんが、先日、母猫だったマーブルを追うように死去しました。6歳でした。
死因は、マーブルと同じ慢性腎不全。
痩せて水ばかり飲むようになり、何度か入院もしましたが、甲斐なく逝ってしまいました。
マーブルの子どもと書きましたが、猫夜叉くんは実の子どもではありません。
以前にも書きましたが、娘の友だちが拾ってきた、まだ目も開いていない子猫を家族で育てあぐねていたところ、たまたま子育て中だったマーブルに預けたら、他の2匹の子猫といっしょに育ててくれたというエピソードがあります。

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もちろん当の猫夜叉くんは、そんな赤ん坊のころの事情など知るはずもなく、マーブルを本当の母親だと死ぬまで信じていました。
3匹の子猫のなかでも、マーブルと猫夜叉はとくに仲がよく、よくいっしょに外へ出て行っては、いたずらを繰り返していました。
マーブルが死んだときも、猫夜叉くんが死んだときも、猫部屋の猫たちはいつになく静かでした。悲しいかどうかは別として、何となく異常が起きたことはわかったのでしょう。
あとに残った動物は、猫が6匹とうさぎが1羽。
うさぎのアルネ君も高齢ですが、今のところは元気です。
動物を飼うのは大変ですが、得がたい楽しみや経験を与えてくれます。
よく「死ぬのがいやだから動物は飼わない」という人がいますが、人であれ動物であれ、いずれ死ぬ定めです。
死をいたずらに恐れたり悲しむのではなく、飼い主と動物が、より良く生かし生かされてそれぞれの価値観をまっとうできるようにともに暮らしていくことが大切なのではないでしょうか。

写真:元気だったころの猫夜叉くん

2007年11月25日

●新しい猫がやってきた

我が家の猫部屋に、このほど新人?が加わりました。
私の帰宅途中に野良の子猫が足元にすり寄ってきたのです。
ちょうどマーブルと猫夜叉が死んだ直後でした。
それでもまだ5匹の猫がいますので、正直「また猫が増えるのかあ。世話も大変だしなあ」などと思いつつ子猫を抱き上げてみると、なんとまあ、死んだマーブルにほとんど生き写しではありませんか。

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あまり見かけない茶色のサビ、しかも器量がよろしくないところまでそっくり。
運命的なものを感じてしまった私は、子猫を連れ帰りました。
カミさんと娘に見せると「わあ、マーブルが帰ってきた!」と大騒ぎ。
こうして子猫は猫部屋に住まうことになったのでしたが、先住者の猫たちはみんな立派な?大人猫。
子猫は怖いらしく、最初の晩はずっと鳴いたり怒ったり。
先住者たちはといえば「変なちびが来たなあ」と困惑している様子がありありです。
それでも、猫という動物は幼生には寛容なもの。三日後には子猫もだいたい慣れたようでした。
この子猫、実はまだ名前が確定していません。「ちび」とか「ちび猫」とかさまざまに呼ばれています。
器量が悪いので、妙に洒落た名前をつけても似合わないのです。
どうやらこのまま「ちび」あたりに落ち着きそう・・・。

2007年12月24日

●カマキリの卵のう

自宅近くの湿地を歩いていて、カマキリの卵のうを見つけました。
オオカマキリの卵のうで、この中に数百個の卵が入っています。

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星を好きになる前(小学校4年生頃まで)の私は昆虫少年でした。
そのころは東京でもけっこう空き地があって、背丈よりも高い草が生い茂る原っぱに分け入り、虫を探すのが放課後の楽しみでした。
特に好きだったのがカマキリです。
カマキリというと、他の昆虫を捕らえて食べることや、大きな鎌を持つ独特の形態から、あまり好きじゃないという人が多いのですが、なぜか私は大好きで、原っぱでカマキリを集めてきては庭に放して観察していました。
カマキリのどこが好きなのさ、と言われても確と答えることは難しいのですが、肉食に特化したシャープな体型や、獰猛そうでいながらどこか抜けている顔つき、動作が好きなのかもしれません。

そのころほどの熱意はありませんが、今でもときどき、カマキリを探しに行きます。
どこにでもいるのは、オオカマキリやふつうのカマキリ(チョウセンカマキリともいいます)、コカマキリです。
この3種に対して、ハラビロカマキリは生息数が少なく、見つけると嬉しくなります。
東京から岐阜へ転居して嬉しかったのが、関東には生息していないヒメカマキリが生息していることです。
非常に小型のカマキリで、幼生はちょっと変わった形態をしています。

晩秋にかけて、車を運転していると、ほどよく暖まったアスファルトの道路で駘蕩としているカマキリをよく見かけます。
そのままでは轢かれてしまいますので、安全な場所に車を停めて、カマキリを草むらへ戻してやります。
卵を産むまで無事でいろよ、と心の中で念じつつ、ふたたび車に乗りこむのです。
たかがカマキリごときでアホか、と思うかもしれませんが、虫好きの心理というのはそんなものなのです。

2007年12月29日

●ウチの猫紹介「トトト」

ウチの猫部屋に7匹いる猫のうち、今回は「トトト」をご紹介。

「そんなにたくさん猫を飼っているなんて、ずいぶん猫好きなんですね」
よくそう言われます。
ウチの家族が動物好きなことは確かですが、ウチで飼っている猫はどれも、もともと捨て猫でした。
そのままでは野垂れ死にするか保健所に連れて行かれるかという運命の猫を引き取って育てており、その意味では、愛玩用というよりは保護を目的としている方が正しいかもしれません。

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トトトは、ウチで保護した5匹目の猫です。
藤橋在住中に保護したもので、当初はごく小さく、かわいい子猫に見えました。
で、保護してからわかったのですが、実際は生後数ヶ月は経っていて、体が小さかったのは単に栄養不足で成長が遅れていたためだったのでした。
そんなわけで、餌を食うわ食うわ、しかも野良生活が長かったために性格はひねくれ、毎晩先住の猫たちと大喧嘩。
そんな暴れん坊の期間が1年くらいあったでしょうか。
毎日他の猫の2倍以上餌を食べたこともあって、急速に成長、やがて横にも成長し始め、今では猫部屋いちばんのデブさんになってしまいました。
でも、あれほど荒くれていた性格はなぜか一変、自分から甘えてきたりはしないものの、野良猫的性質は影をひそめ、いつもあまり動かず大人しい猫になりました。

よく見ると目が小さくてお年寄りみたいですが、全体的にはかわいいので、猫部屋を訪れる近所の子供たちには好評です。
次回、ご紹介する「くろ」と仲がよく、どちらもいつも隅っこで大人しくしていることからウチでは「引きこもり仲間」ということになっています。
ちょっと下部尿路疾患っぽい(そうそう、オス猫です)ので餌には気を使いますが、じっと見ていると何となく癒される猫ではあります。

2008年01月26日

●冬の小鳥

まだ東京にいます。
日本全国、一級の寒気がすっぽり覆い、東京も霜柱が立つ寒い毎日です。
そんな寒さにもめげず、東京の実家の庭に、朝夕にはびっくりするほどたくさんの小鳥がやってきます。
庭に餌台が作ってあり、残り物のごはんやパンくずを母が与えているため、特に餌が少なくなる冬にはたくさんの小鳥が集まるのです。
すずめ、シジュウカラ、ヒヨドリ、時にはメジロも来るとのこと。
朝、山盛りに残りご飯を置いても、暗くなる頃にはほとんどなくなってしまいます。

岐阜の自宅の庭も同じような状況です。
餌台こそありませんが、残りごはんを庭石の上などに置いておくと、たくさんの小鳥がついばみにきます。

厳密に言えば鳥も野生動物の仲間、安易な餌付けをしてはいけないのですが、餌の少ない冬場、残りごはんをおやつ程度に与えるぐらいはいいかなと思いながら、東京でも岐阜でも、庭に集まる鳥の姿を朝晩、眺めています。

2008年02月10日

●来なくなった猫

ここ半月ほど来ていた猫が来なくなってしまいました。
口元にちょこっと黒い模様のあるけっこう可愛らしい猫で、ウチで飼っている猫「ビビさん」の餌をときどき失敬したりしていたようなのですが、2~3日前からぱったり姿を見せなくなってしまったのです。
きれいな猫なので、どこかで飼われていたのが、たまたまウチに立ち寄っていただけなのかもしれないと思ったり、あるいは、どこかで交通事故に遭ってしまったのではないかな、などと心配したりしています。

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猫という動物は、孤独なようでいて案外、仲間を欲しがる性質があるらしく、7匹の猫を飼っている猫部屋の窓辺には時々、野良猫とも飼い猫ともつかないさまざまな猫がやってきます。
一昨年に来ていた黒猫(カミさんがチャックという名前をつけていました)は、半年ほども猫部屋の窓辺に通い詰めていましたし、隣家で飼っているミー君という猫も、頻繁に脱走しては猫部屋の前に座っています。

ここ半月ほど来ていた猫が、なぜウチへふらりとやってきて、そしてどこへともなく去ってしまったのかわかりませんが、チャックがあれ以来、一度も顔を見せないように、二度と我が家を訪れることはないのかもしれません。
寂しさ半分、居着かれなくて安心した気持半分で、庭を見るたび、口元に小さな黒い模様のある猫の姿を探しています。

2008年02月17日

●この鳥は?

裏の家の木に大きな鳥がとまっていました。
はじめはトビかなと思いましたが、サギの仲間のようです。
カミさんと図鑑で調べたところ、ゴイサギじゃないかということになったのですが、イマイチはっきりしません。
鳥に詳しい方、教えて下さいませ。

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裏の家は、別荘代わりに使われていてほとんど無人。
持ち主は「ありのままに放っておく」主義らしく、庭木はどれも伸び放題、ちょっとした林になっていて、鳥や昆虫のサンクチュアリとなっています。
ウチの庭も草木が繁茂していますが、裏の家はその比ではなく、ほぼ自然に任せている状態で、さまざまな鳥を見ることができます。

ウチの家族は、きれいに整った庭よりも生物がたくさんいるニッチの多い庭が大好きなので、裏の家とウチの庭とに集まるたくさんの生き物を観察して楽しんでいます。

2008年05月23日

●アルネ君のおしゃべり

我が家には「アルネ君」という名前のうさぎがいます。
年齢は7歳、うさぎとしてはなかなかに長命ですが、まだまだ元気いっぱいです。

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ところで皆さんは、うさぎの鳴き声を聞いたことがありますか。
「そう言われればあまり聞いたことがないなあ」という方がほとんどだと思います。
うさぎという動物、実はほとんど鳴かないのです。
ごく稀に、危険にさらされたときや苦痛を感じたときに鳴きますが、うさぎが鳴くときというのは、本当に死の恐怖を感じているときです。

嬉しいときにもうさぎは鳴きます。
このときの声は、ブッブッという喉の奥から出てくる短い声です。
アルネ君もボールで遊んでいるときなどによく「ブッブッ」と鳴いています。(ブタみたいですね。)

うさぎの鳴き声というのは、これまでこの2種類だけだと思っていました。
ところが、つい先日のこと。
アルネ君が「キュ、キュ」と小さな声で鳴いているではありませんか。
ごはん(ハードタイプラビットフード・牧草・ほんの少し乾燥パイン)を食べたあと、リラックスしているときです。
すぐ近くで夕食を食べていた私たち家族は驚いてしまいました。
これまでそんな声で鳴いたことはなかったし、さまざまな本にも、うさぎがそのように鳴くなんて書いていなかったからです。
7年間、家族の一員としていっしょに暮らしてきましたが、初めて聞いたタイプの声でした。

うさぎに詳しい方、こんなふうにうさぎが鳴くものでしょうか。
ウチの家族は、うさぎと猫に関してはかなりの専門家だと自負していたのですが・・・。

2008年05月25日

●猫の病気

ウチには猫が7匹います。
そのうち5匹がオス猫なのですが、こやつらがみんな不調です。
全員が「下部尿路疾患」という病気なのです。

「下部尿路疾患」は、尿内の成分が結晶化し、尿道が結晶によって詰まってしまう病気です。
オス猫が罹患する率が高く、この病気にかかった猫は尿がうまく出ないために頻繁にトイレに行きます。
放置すると血尿が出たり、最悪の場合は尿毒症で死亡してしまいます。

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治療方法としては、結晶ができにくい成分の食事を摂らせることにつきます。
市販されている餌ではダメで、獣医が販売する特別の餌を与えなければなりません。

で、現在、ウチのオス猫5匹全員がこの餌を食べています。
問題はとにかく高価なこと。一袋5,000円以上します。それを5匹が食べていますから、頻繁に買わなくてはなりません。
幸い、さほど重症の子はおらず、ときどき尿が出ずらい程度で済んでいますが、動物を飼うのは、なかなかにお金がかかるものです。

5匹のオス猫のうち「くろ」と名づけられた猫は、この病気に加えて口内炎もわずらっており、その薬も飲んでいます。
「くろ」は鬱病傾向もあって、手がかかるヤツです。
猫も人間同様、さまざまな病気にかかるものなのですね。

写真:コイツも下部尿路疾患の「ルーン」

2008年05月28日

●蛍

一昨日の晩、散歩していたら、家の裏手の水路で蛍を見かけました。
まだ時期が早いのか2匹だけでしたが、あの透明なうす緑色の光はなんとも言えず美しいもので、思わず見入ってしまいました。
ウチでは毎年、初夏になると、家族で蛍を見に出かけます。
家の近くでもけっこういるのですが、良く行くのは車でしばらく走った根尾川の周辺です。
根尾川本流に注ぐ支流には、あちこちに蛍の乱舞が見られる場所があります。
でも、前の年まで蛍が群れていた場所に明るい水銀灯が設置されてしまい、蛍がいなくなってしまった場所もありました。
また、蛍見物に来る人の中には、車のライトをつけっぱなし、アイドリングしっぱなしという人もけっこういます。
そんな身勝手な人間に追われながらも、たくましく生きている蛍にエールをおくりたいですね。

ところで蛍の光って、星の光に良く似ているような気がします。
特に似ているのは、織姫星としても有名なこと座のベガです。蛍が見られる頃、ちょうど東の空にベガが高く上り始めているのですが、蛍とベガの色は本当に良く似ています。
晴れた晩、蛍見物に行く機会があったら、蛍の光とベガの輝きを比べてみてくださいね。

2008年06月22日

●かたつむりの季節

ウチの庭には、かたつむりがたくさん生息しています。
特にここ数日は雨なのでいつも以上に見かけます。
また、今頃が卵から孵る時期なのでしょう、小さいものは1mmほどの赤ちゃんかたつむりを、あちこちに見ることができます。

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以前に住んでいた藤橋では、かたつむりは少なく、ナメクジばかりでした。
どちらも陸貝の仲間ですが、地域によってその分布が異なります。
ウチのあたりは、どちらかといえば石灰岩質の土質のため、殻を形成するのにカルシウム分を必要とするかたつむりの生息に適しているようです。
かたつむりの多さに比べてナメクジは非常に少なく、それならばナメクジは石灰岩質を嫌うのかと言われれば、そのあたりはよくわかりません。
同じ陸貝の仲間であっても、なんとなくナメクジは敬遠したくなりますので、ナメクジが少ないことはありがたいことではあります。

この時期、注意しなければならないのは、夜、庭に出る際にかたつむりを踏みつけないように気をつけること。
夜、庭に出る際には、懐中電灯で足元を照らしながら歩くようにしています。

写真:赤ちゃんかたつむり

2008年06月26日

●動物お世話で日が暮れる

ウチには猫が7匹とうさぎが一羽いることはたびたび書いています。
これだけ動物がいると、朝晩の世話がなかなかに大変です。
朝、起きると、うさぎのアルネ君を外の小屋に出します。
アルネ君は家の中と外、双方に小屋というか囲いがあり、昼間は土を掘ることのできる外の小屋で遊ばせるのです。
次いで、7匹の猫のうち最古参で、ただ一匹、家の内外を自由に歩き回ることが許されているビビさんの餌やり。最近は牛乳が大好きで、餌を食べた後は牛乳を必ずねだります。
次は、専用の6畳間にいる6匹の猫の餌やりと水換え、トイレと床の掃除。
これらの猫もそれぞれ病気もちだったり好みがあるため、一匹ずつ違う餌を与えます。
遊んでくれとまとわりついてくる猫たちと遊んでやると、小一時間が過ぎてしまいます。

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夜になると、またビビさんの餌やり、6匹の猫の世話、アルネ君を家に入れて餌やり、ブラッシング。
最近はアルネ君がやや毛球症気味なので、一人が体を押さえ、もう一人が薬を与えるというステップが加わっています。
とにかく朝と晩、毎日欠かさず動物のお世話です。

旅行には行けないし、一度、獣医に連れて行けば数千円から数万円が飛ぶし、毎日、動物に振り回されているわけですが、それでもみんな家族です。
娘も小さい頃から動物の世話を続け、時には病気や死に直面し、多くのことを学んだと言っています。
金もかかるし手間もかかる、でもそれ以上に多くのものを与えてくれるのがウチの動物たちなのです。

写真:ウチの女王様「ビビさん」

2008年07月07日

●トトトとアルネ君が病気

このところの暑さのせいでしょうか、猫部屋の「トトト」(写真)と、ウチの動物ではいちばんの古株である、うさぎのアルネ君が不調です。
トトトは、数日前から食欲がなかったのですが、今夜はぐったりして動こうとせず餌も食べません。
吐いたりもしているようで、明日、病院へ連れて行くつもりでいます。

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アルネ君は、以前にも罹った毛球症。
糞の出が悪く、元気がありません。
医者に連れて行って薬も与えているのですが、前回よりも症状が重いようです。
アルネ君は8歳。
うさぎとしては高齢の部類です。
うさぎは暑さに弱いので、これから暑くなることもあって心配です。

明日は、いちばん新入りの猫「てぃび」も病院へ行く日。
「てぃび」は不妊手術をしたので、抜糸に行くのです。

ボーナスが出たというのに、動物の病院代で消えてしまいそう。
それでもみんな、少しでも長生きをして欲しいしなあ。

しばらく前までは、猫ではいちばん古株のビビさんも不調でしたが、ここ数日で急速に回復、また、猫部屋にいるメス猫の「コチャチャ」も食欲がなかったのですが、こちらも何とか復活してきたみたいです。

トトトとアルネ君も何とか回復して欲しいなあ。
でも、トトトは厳しいかも。

2008年07月19日

●これが猫部屋だ!

このブログにときどき出てくる「猫部屋」。
ウチにある猫専用の部屋です。
6畳間を猫の居住用にリフォームしたものです。

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部屋の入り口は、ドアを開けても猫が逃げ出さないようにエアロックと同じような二重ドアになっています。
内装は、爪を磨いでもが傷つかないよう、壁面全体をコンパネで覆ってあります。
床は、掃除がしやすいようリノリウム張りとなっています。
窓はサッシで、猫が逃げないよう、また防犯用に、頑丈な格子が嵌まっています。

インテリア?としては、猫の爪とぎ兼遊び場として、木の柱に何段かコンパネを横に置いた台が二つ、置いてあります。
また、壁面にもいくつか猫が休む台が取り付けてあり、そうした台を結んで長い渡り板が設置してあります。
トイレは3つ。床と合わせて朝晩に掃除します。

猫としては6畳間に閉じこめられているのは心外でしょうが、交通事故や近所の迷惑、野良猫とけんかをして病気を移されたり怪我をすることを懸念して、基本的に外へは出しません。

現在、猫部屋に住んでいるのは、オスが4匹にメスが2匹。
全員、避妊手術ずみです。

そうそう、猫部屋は、ウチで唯一、エアコンが設置してある部屋でもあります。
人間は扇風機だけで毎夏を耐えていますが、体調の悪い猫がいるときなど、猫部屋にはエアコンが入ります。
冬は猫専用のコタツが置かれ、暖を取れるようになっています。

格子越しにたくさん猫がいるようすが外から見えるので、よく近所の子どもたちが「猫ちゃん見せて」とやって来ます。
一室を猫専用にリフォームしているウチって、やっぱり変?

2008年07月24日

●うさぎも猫も暑い!

酷暑が続いています。
暑さであえいでいるのは人間だけではなく、ウチで飼っている動物たちも同様です。
ウチの場合、人間はひたすら暑さに耐えているだけなのですが、動物たちには相応の暑さ対策を施しています。

まずうさぎのアルネ君。
もともと、うさぎは暑さに弱い(30度以上の環境で飼ってはいけないそうです)上に、アルネ君は高齢。
これまではなんとか毎夏を無事に過ごしてきましたが、異常な暑さの今年はちょっとやばいんじゃないかということで、まず生活パターンを変えることにしました。
朝いちばんに外の小屋へ出して、夜になったら家の中に入れるというアルネ君の通常の生活パターンを、涼しい夜は外に出して昼間は家の中に入れるという逆転パターンとしたのです。
加えて、アルネ君のためにエアコンを導入! (なんとこれまでウチには猫部屋以外、エアコンがなかったのです。)
アルネ君、昼間はエアコンの効いた室内で過ごしています。

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猫部屋の猫たちはといえば・・・。
猫部屋にはもともとエアコンがありましたので、梅雨明け後は、昼の間、エアコンをつけています。
電気代がかかるし何よりも環境に悪いのは承知していますが、西日の当たる猫部屋は猛烈に暑く、加えて巨大結腸という病気で半死半生の「トトト」という猫がいるので・・・。
庭や猫部屋の周囲には打ち水をして、気化熱の効果も期待しています。

最古参の猫であるビビさんは、家の内外を自由に歩きまわれるので、適当に涼しい場所を見つけて過ごしています。
ウチの庭は木が多いので、他の家よりは日陰も多く涼しいようです。

で、3人の人間たちは・・・。
文頭に書いたように、基本は扇風機だけで過ごしています。
アルネ君のためにここ数日はエアコンを稼動させているので、多少はそのおこぼれに預かってはいますが、寝るときはやはり扇風機だけ。
今朝は4時半に暑さで目が覚めました・・・。

写真:「猫部屋の貴公子」と(ウチでは呼ばれている)ルーン

2008年07月26日

●ねこ、うさぎ、このごろ

我が家には、猫が7匹、うさぎが1羽います。
彼らの最近の様子など・・・。

・アルネ君
うさぎのアルネ君は8歳。けっこうな高齢です。
去年頃から毛球症気味であまり便が出ず、薬を飲ませています。
先日書いたように、アルネ君のために最近エアコンを導入しました。

・ビビ
猫の中では最古参のビビさん。
ウチに来てからすでに7年、実際の年齢はわかりませんが、かなり高齢であることは確かです。
最近は牛乳が大好きで、牛乳を飲んだ舌で体を舐めるため、被毛が固まってごわごわになり「大仏パーマのビビさん」と呼ばれています。

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・トトト
巨大結腸という病気で便が出ず半死半生だったオス猫のトトト。
昨日、病院で麻酔をかけて浣腸をし、たまっていた便は出ました。
それでも、3週間、何も食べていなかったのでまだフラフラです。

・くろ
名前のとおり黒猫のオスです。
鬱病気味で食事をさせるのにひどく時間がかかります。
いつも隅っこに引きこもっていて存在感ありませんが元気は元気です。

・くし
白黒猫のくし。オスです。
ルックスはいい、性格もいい、元気で健康、他の猫の面倒見もいい、しかも人間には甘えん坊のくし、猫同士からも飼い主からも好評です。

・こちゃちゃ
小柄なメスです。
おとなしく思慮深く、でもキレるときには思い切りキレて強烈猫パンチを繰り出します。しばらく食欲がありませんでしたが元気になりました。

・ルーン
ルックス良く頭も良いオス猫ルーン。
やや下部尿路疾患(尿が出にくい病気)気味ですが、療法食を食べて元気です。
でも、かつおぶしをかけないと食べません。

・てぃび
新入りメス猫です。仕事の帰りに足元にまとわりついてきたのを拾ってきました。
野良猫を保護するとよくあるとおり、やたらと食います。野良時代にいつもおなかを空かせていた記憶が強烈なのでしょう。
くしのことが大好きで、いつも抱きついて甘えています。元気いっぱいです。

このように、さまざまな動物がいるので、世話は大変です。
食事にしても、ルーンは療法食(+かつおぶし)、くろとこちゃちゃは猫缶とカリカリのミックス、トトトも療法食を与えなくてはいけませんし、アルネ君とトトトは投薬が必要です。
アルネ君は外の小屋に毎晩出し、猫部屋は朝夕掃除と、動物お世話だけで一日2時間以上がつぶれます。

ていうか、一室を猫専用にして、うさぎ用の小屋が家の中と外双方にある家なんてあまりありませんよね。

写真:病気で元気がないトトト

2008年08月04日

●動物貧乏

我が家はいま、極度の貧窮にあえいでいます。
その原因は、飼っている動物たちの病気です。
1ヶ月ほど前、メス猫のてぃびが避妊手術をしました。
時を同じくして、うさぎのアルネ君が毛球症になり病院へ。ちょっと診察をして薬を貰えば1万円。
アルネ君といえば、今年の夏はめちゃくちゃ暑いので、暑さに弱いアルネ君のためにエアコンを購入。
それからすぐ、猫部屋のトトトが巨大結腸という病気で便が出なくなり、薬やら処置代やらで数万円。
トトトがようやく元気になったと思ったら、今度はルーンが尿管結石で尿が出なくなり、危ないところで一命を取り留めたものの、また数万円。
トトトもルーンも一般の餌ではダメということで療法食を食べていますが、これが一袋数千円。薬も飲み続けなくてはならないとのことで、療法食代と薬代はこれからずっとかかります。

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ということで、動物に金を使いすぎて、人間の方は食費もガソリン代もしょぼしょぼ。
外食なんてもってのほか、休日も車は使わず家で過ごすか自転車での移動。本を買う金もないので、本は図書館で借りてきます。
電気もこまめに消灯、でも猫部屋とアルネ君のいる部屋はエアコンがついているという矛盾。

ウチの場合、「ペットにお金をかけている」というのとは少し違って、捨てられていた猫や学校で増えすぎたうさぎを引き取って保護しているわけなのですが、こうした動物たちがこれから年を取り、ますます病気をすることを考えると・・・。
まあ、成り行き上、仕方ない、と開き直ってはいるのですが・・・。

写真:命拾いをしたルーン。暑いのでごろごろしています。病気で寝ているわけではないですよ。

2008年08月14日

●ミニビオトープその後

以前、庭にスイレン鉢を埋めてミニビオトープを始めたことを書きました。
その後、どうなったかという報告です。

水は替えていません。
強い日差しが照りつける毎日なの多少の藻が発生し、やや緑がかった水になっていますが、さほど濁ってはおらず、当初に放したアカヒレという魚も健在です。
スイレンと菖蒲も順調に生育しています。一応、生態系としては機能しているみたいです。

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最近は、カエルのオアシスとなりつつあり、今日もトノサマガエルが2匹、気持ちよさそうに浸かっていました。この2匹は、この場所が気に入ったらしく、この2週間ほど毎日見かけます。
トンボが来ないかなと思っているのですが、繁茂した植物のために上空から水面が見えにくいらしく、大きなトンボはあまり来ません。イトトンボの類はけっこうやって来るようです。

こうなると、もっと大きな池が欲しくなってきます。
池を作ること自体は、さほど大変ではなさそうですが、広くはない庭にどのように池のスペースを確保するかが問題です。
夢は、自宅の池でカエルや水生動物が繁殖できる環境をつくることなのですが・・・。

写真:常連さんのカエル2匹

2008年08月27日

●湿原を歩く

たまたま平日に代休が取れた先日、自宅から自転車で10分ほどの場所にある湿原を訪れました。
一昨年、私の住んでいる自治体が、山すそからの湧き水で湿地化していた場所を、改めて公園として整備した場所です。
整備した当初は、いかにも「ブルドーザーで工事しました」というのがありありだったのですが、月日を経るにつれ生態系も落ち着いてきたようで、ちょっと歩いただけでもずいぶんと多くの生物が確認できました。

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まず多いのはバッタ。一歩、踏み出すたびに足元から、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、イナゴなどが飛び立ちます。
同じく長い足で跳んで逃げるのは大きなコオロギ。それから成体になったばかりの小さなカエルたち。
私の好きなカマキリは見ることができませんでしたが、この時期はどこへ行ってもよほど真剣に探さなければ繁茂した草に隠れて見つけることは困難です。カマキリは、晩秋にかけてがいちばん観察しやすい時期です。
水中を見れば、泥をまきあげて後ずさりしていくアメリカザリガニが何匹もいます。私の姿を見てあわてて日光浴を中断し水に飛び込むカメたちも。
雨が降った後だったので、いろいろな種類のキノコも生えていました。同種のキノコがたくさん、きれいな円形に生えている場所もあり、こうしたものを西洋ではフェアリーサークル(妖精の輪)と呼んでいます。

夏の終わりの蒸し暑い大気には、草と土、水の匂いが満ちて、子どもの頃、当時は東京にもたくさんあった原っぱで暗くなるまで遊んだ記憶がよみがえりました。

他には誰一人訪れる人のいない平日、一人きりでそんな自然の匂いの中を歩いていることがとても贅沢に思えるひとときでした。

2008年09月05日

●マツモムシ

マツモムシって知っていますか。
写真は、今年の初夏、揖斐川町谷汲の湿地で撮影したものです。

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水面に仰向けになって死んでいる・・・わけではありません。
この虫、こうして仰向けに泳いでいるのがなぜかホームポジションなのです。
「こんな変な虫、見たことなーい」と思う方も多いかもしれませんが、季節と場所さえ選べば、水田や池、湿地などに意外なほどたくさんの個体を見つけることができます。
ただ体長が1センチほどと小さく、水中では半透明に見えるため、ちょっとコツをつかまないと見逃してしまうかもしれません。

ユーモラスな姿に反して、マツモムシは獰猛です。
オタマジャクシや水面に落ちた虫をつかまえると、針状の口で体液を吸い取ってしまいます。
相手が人間であっても容赦はしません。素手で捕まえようとすると、ちくりと刺されてしまうこともあります。
大きく分けるとカメムシの仲間で、そういわれてみれば姿が似ているような気もしますね。

今のところ、マツモムシはたくさん見つけることができますが、同じ仲間で大型のタガメになると、レッドデータブックに載るほどの希少種となっています。
私も実は、タガメは数回しか見たことがありません。
水辺の環境は、乱開発で年を追うごとに悪化しています。マツモムシもいずれは、タガメのような希少種になってしまうかもしれません。

「星日記」というブログのタイトルなのに妙に詳しく昆虫の説明をしてるって?
実は私、星を好きになる前は「虫博士」と呼ばれるぐらい昆虫が好きだったのです。
虫を殺してしまう昆虫採集は嫌いで、フィールドにいる昆虫の生態を観察するのがもっぱらでした。

これから秋が深まると、私の好きなカマキリの季節になります。
休日には野原に行ってカマキリをじっくり観察したいなあ。

2008年09月06日

●帰ってきた猫

しばらく前にこのブログで、我が家を訪れていた野良猫が来なくなってしまったことを書きました。
野良猫というのは不思議で、突然、ふらりと訪れるようになり、しばらくは毎日のように顔を出すのですが、ある日を境に、また来なくなってしまいます。
もちろん、猫には止むにやまれぬ事情があるのでしょう。人に捨てられて餌を求めて人家を訪れ、やがて交通事故や病気で死んでしまい来なくなるというパターンが多いのではないかと推察しています。

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我が家を訪れていたのは「ぶんた」と名づけられたオス猫でした。
白と灰色の毛並をしたきれいな猫で、生まれついての野良猫にありがちなふてぶてしさや世を拗ねたようなところがないことから、もともとはどこかで飼われていたものと思われます。
数ヶ月間、毎日のように来ていたのですが、ある日、突然来なくなってしまい、交通事故にでも遭ったのではないかと案じていたのでした。

そんな「ぶんた」が、しばらく前から姿を見せるようになりました。
とはいえ、人が近づくとフーッと威嚇します。触らせてはくれません。
この「ぶんた」、どうやら近所の複数の家で餌を貰っているらしく、野良生活が長い割にはさほどのやつれもなく、毛艶も悪くありません。
ただ喧嘩は弱いらしく、時々、隣家の黒猫に苛められているのをカミさんが目撃しています。でも、喧嘩を避けるのも生きるための知恵のような気もします。野良猫の世界では、喧嘩に強い猫が長生きをする、わけではありません。噛みあいや引っかきあいをすれば、傷口からウィルスや細菌が入りこむ可能性が高まります。その意味では、喧嘩を避けてコソコソ逃げ出す猫の方が最終的な生存率は高い、ともいえるのです。

ともあれ「ぶんた」は、いわゆる地域猫としてしたたかに生き抜いているようです。
毎日、餌を貰い、病気になれば病院に連れて行ってもらえるかわりに、一室に閉じこめられて一生を過ごす我が家の飼い猫たちと、常に事故や病気の危険にさらされながらも自由に動きまわれる「ぶんた」とどちらが幸せか、サラリーマンと自由業という人間の職業を重ね合わせながら考えています。

2008年09月10日

●フウセンカズラ

うさぎのアルネ君の小屋に、蔓植物のフウセンカズラが絡んでいます。
花は白くて小さく、かわいいけれどお世辞にも派手とかきれいとかいえないのですが、実は名前のとおり袋状で面白い形をしています。

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ウチの庭にはとにかくいろんな植物が植わっているのですが、そのなかでも今の季節ではダントツで面白い形状をしています。
実は数十個ついていて、はじめは緑色だったのが茶色く変わり、やがて種がはじけて落ちます。種はサルの顔みたいな模様があってこれまた変わっています。
朝、アルネ君を外の小屋に出すとき、このユーモラスなフウセンカズラと、庭の木のあちこちに絡んで咲いている真っ白いアサガオの花を見ると、今日も一日がんばろうという気持ちになるから不思議です。

2008年09月14日

●食べられてしまったカエル

庭でギャッという鳴き声が聴こえたので、茂みの中を探してみたら、蛇がカエルを飲み込んでいました。
少し前にこのブログで紹介した、庭の睡蓮鉢に来ていたあのトノサマガエルです。
蛇は体長60センチほどのヤマカガシ。
見つけたときにはカエルの両足をすでに飲み込んでいました。
カエルには気の毒ですが、蛇にとっては大切な獲物です。そのまま見ていたら、カエルを咥えたまま、そろりそろりと藪の中へ逃げ込んでしまいました。

「庭に蛇がいるなんて怖い」と思われるかもしれませんが、食物連鎖の最上位にいる蛇がいるということは、それだけウチの庭の生態系が豊かだということを示しています。
蛇のほか、トカゲもたくさんいます。そうした爬虫類が多いということは捕食される小動物や昆虫が豊富だということなのです。

とはいえ、食べられてしまったカエルは本当にお気の毒。
睡蓮鉢の常連カエルは、トノサマガエルとヒキガエルの2匹だけになってしまいました。
(アマガエルはたくさんいますが)
やはり、早いところカエルが繁殖できる本格的な池を作らなくてはなりません。
でもね、場所がないんですよね。どこも木や草が植わってるので・・・。

2008年10月05日

●秋の草原を歩く

昨日は、カミさんと二人、家の近くの湿地を歩きました。
水の中には大小の魚、ザリガニ。
草原を歩めば、無数のバッタやコオロギが跳びはね、飛び立ちます。
陽だまりにはカマキリが獲物を待ち、シロチョウやタテハチョウが飛び交っています。

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子供の頃は、学校から帰るなり近くの原っぱで昆虫を探したものでした。
といっても、虫かごを持って行って採集するわけではありません。さまざまな昆虫の生態を観察するのです。
そんなことを繰り返していると、次第に昆虫を見つける「目」が早くなります。友だちと一緒に行っても、私だけが昆虫を見つけるので、いつも不思議がられていました。「目」ができてくると、草の陰にいたり擬態をしている昆虫が、浮き上がって見えてくるようになるのです。
同じことが天体観察でもいえます。私は、ほとんどの星雲・星団をファインディングチャートや機器の助けなしに一発導入できますが、それも長年の苦労の賜物です。子供の頃は、明るいメシエ天体ですら導入できずに困りに困ったものでした。

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カミさんも、子供の頃には原っぱや森で遊んでいたとのことで、目の早さはなかなかです。昨日は二人でずいぶんたくさんの生き物を見つけました。
今の子供たちは、なかなか自然の中で遊ぶ環境にありませんが、少しずつでも自然を回復させていって子供たちが原っぱや水辺で遊ぶようになれば、歪んだ社会が元に戻っていくような気がします。

写真:トノサマバッタ、交尾中の(多分)ヒメアカタテハ

2008年10月22日

●「足るを知る」

秋も次第に深まって、カマキリをあちこちで見かける季節となりました。
「カマキリなんて大きらい」という方もいるようですが、私はなぜか、子供の頃から大好きです。
初夏、卵から赤ちゃんカマキリがざわざわ孵化しているのを見つけるのも、秋の好日、日向ぼっこをしているようすを観察するのも、獲物の昆虫をむしゃむしゃ食べているのも見るのも実にいいものです。

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そう、カマキリは肉食です。食べられる昆虫はかわいそうですが、カマキリは不必要に他の昆虫を殺すことはありません。生存に必要なだけしか食べないのです。
これは動物も同じです。草食動物がライオンなどに食べられている光景は残酷に思えますが、自然界全体としてはそれでバランスが取れています。
それに比べて人間のなんと残酷なことか。気持ち悪いとか邪魔だというだけの理由で昆虫を殺し、本当は人間が生息域を脅かしているにもかかわらず、さまざまな野生動物や植物を殺し、飼うのが面倒になったという理由で可愛がっていたペットを保健所送りにし・・・。

モノが欲しい、金が欲しい、人間の欲には限りがありません。欲しいものが手に入ったならば、もっとたくさん、もっといいものが欲しくなる、自分に都合の悪いもの、要らなくなったものは殺すか捨てるか目につかないところへ隠してしまえばいい、そんな人間の生き方に比べて、他の生き物のなんと無欲なことかと思います。彼らは最小限の生存の糧を得られればそれ以上を欲することはありません。

「足るを知る」。
昆虫や動物を見ていると、いつもこの言葉を思い浮かべます。
すべての欲を捨て去りなさいとは言いませんが、せめて我欲のために罪のない他の生き物に迷惑をかけない生き方を心がけたいものですね。

2008年10月29日

●子猫

我が家にまた猫がやって来ました!・・・といっても家にいたのは一泊だけですが・・・。

先週末のこと、近所の子どもが捨てられていた子猫を持ってきました。雨の降る日に、箱に入れられて傘が差しかけてあったそうです。

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写真でおわかりのように、本当にまだちっちゃな子猫です。
我が家には、ビビさんという女王様猫が君臨しており、あいにくビビさんはたとえ子猫であっても他の猫が大きらいですし、かといってビビさん以外の6匹の猫がいる猫部屋にいきなり入れてしまうのもちょっと心配なので、娘の部屋にお泊りすることになりました。

余裕があればウチで飼ってあげたかったのですが、7匹の猫とうさぎの世話で精一杯のため、我が家に一泊だけして、子猫は里親さんを探してくれる施設に預けることになりました。
娘の部屋に放された子猫はようやく安心したようで、あちこち探検したり遊んだり。
子猫用の餌もよく食べるしトイレも自分でできるので、まずは一安心。

翌日の昼過ぎ、車で30分ほど走ったところにある保護施設へ。
10数匹の猫が飼われていました。
施設の人によれば、とても器量良しだし健康そうなので、すぐに里親が見つかるでしょうとのこと。
とりあえず安心して家に帰りましたが、本当にかわいい子猫でした。

それにしても、傘が差しかけてあったということは、捨てた人も心残りがあったのでしょう。
年間に数十頭の犬や猫が処分されているのがわが国の現状です。
子猫を捨てた人も、何とか飼ってくれる人を探す努力をしてほしかったと思います。

2008年12月07日

●カオナシを飼う・・・?

ウチの猫部屋に「てぃび」という猫がいます。今のところいちばんの新入りです。
とはいえ、もう一年ほど経つでしょうか。私が仕事の帰り、まだ子猫だったてぃびが足元にまとわりついてきたのです。
ちょうど「マーブル」という猫が、腎不全で死んだばかりでした。まとわりついてきた子猫は茶色のサビ模様だったのですが、マーブルも同じく茶色のサビでした。マーブルの生まれ変わりのような気がして、私はその子猫を保護することにしたのです。

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ただ、マーブルとてぃびは、見かけこそ似ていたものの、中身はだいぶ違っていました。
賢く優しかったマーブルに対して、まだ子猫ということもありましたが、てぃびはかなりのおばかだったのです。おばか、というよりは、精神的に子供のまま進歩しないという方が正しいかもしれません。

その上、野良経験がそうさせるらしく、とにかく食べること食べること。他の猫の餌までぜんぶ食べてしまいます。
当然、肥ります。もともと頭が小さいこともあって、おなかだけが肥え太った姿は「千と千尋の神隠し」に出てくる「カオナシ」そのもの。
もと野良猫は、多かれ少なかれ飢餓経験から過食傾向が出ることは確かなのですが、てぃびは極端でした。制限しなければいくらでも食べてしまうのです。

てぃびは可愛いとはいえません。というより、可愛くないから捨てられたのでしょう。
その上、大食漢でおばか。
「こんな猫、飼ってくれるのはウチだけだね」
娘がてぃびを見つめてそう言います。
そう、ウチで飼っているのは、さまざまな理由によって捨てられた猫ばかりなのです。
今のところ、いいところのないてぃびですが、ウチで保護しなければ今頃は生きていないだろうと思うと、カオナシのようなその姿も、なんとなく愛しいものに見えてくるから不思議ではあります。

2008年12月12日

●ビビさんが病気

ウチの猫で最長老のビビさんが病気です。
3日ほど前から急に何も食べなくなってしまいました。
もともと、ウチに来たときからかなりの高齢で足や胃腸も悪かったのですが(捨て猫でした)、その割には大きな病気はせず元気だったので、なんとなく安心していました。

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病状を見ていると、急に不調になったこと、吐いたり下したりしているわけではないことから、私やカミさんは、歯が痛いのではないかと思っています。
というのは、以前から歯肉炎に罹っていて歯の半分以上が抜けていました。ただ、元気で食欲もあったので本人(本猫?)は、さほどの自覚症状はなかったようなのです。
それが急に痛くなったために、食事が摂れなくなったのではないかと思います。

人間は、少しぐらい歯が痛くても、まったく食事が摂れなくなることはあまりありませんが、動物は口内の症状に非常に敏感です。
猫は口内炎に罹ることが多いのですが、口内炎を患った猫はまったく餌を食べなくなります。ウチで飼っている猫たちも、これまでに何度も口内の炎症で餌を食べなくなったことがありました。

この文章は出先から書いているので結果はわかりませんが、今日、カミさんが病院に連れていくと言っていましたので、何らかの治療が施されているはずです。

ウチで飼っている7匹の猫のうちでは最長老かつ最も古くからいるビビさん。
何とか元気になってほしいものです。

2008年12月18日

●アルネ君が白内障

ウチで飼っているうさぎのアルネ君は、もうすぐ8歳になります。
これまで大きな病気もなく元気いっぱいだったのですが、寄る年波には勝てず、白内障になってしまいました。

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目が白くなりかかっていることを見つけたのは夏過ぎです。
動物病院に行って目薬を貰ったのですが、「薬を投与しても進行が遅くなるだけで
治ることはないですよ」と言われました。
医者の言葉通り、目の白さは次第に進行し、今では両目とも真っ白に近い状態になってしまいました。
今ではほとんど見えていないらしく、嗅覚と聴覚を頼りに動いているようです。

それでも、さほど苦にしている様子はありません。
餌もよく食べるし排泄も問題なし。
うさぎは高齢になると骨が弱くなってくるため気をつける必要がありますが、怪我をさせないようにすれば、まだまだ長生きしそうです。

うさぎは案外、寿命が短く、5歳以上生きれば長寿うさぎと呼ばれます。
8歳まで生きることは少なく、10歳を超えることは稀だそうです。
その意味ではアルネ君は、立派なご長寿うさぎというわけです。

今はもうすっかり家族の一員になっているアルネ君。
何とか頑張って長生きしてほしいものです。

2009年01月08日

●スズメはキャットフードが好き?

庭に木が多い我が家には、一年を通じてたくさんの鳥がやってきます。
その中でもやはり多いのはスズメでしょうか。
日の出と日の入りの頃が食事時間と決まっているらしく、朝と夕方は鳴き声がかしましいこと。

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彼らのお目当ては、猫の餌の残飯です。
7匹も飼っていると、どうしても若干は餌が残ります。
残った餌は庭に撒いてしまうのですが、スズメたちはそれをついばんでいるのです。
猫のドライフードはスズメにとってはけっこうな大きさと固さだと思いますが、くちばしで割って食べるのか、少しずつ削り取って食べるのか、半日ほどですっかりなくなってしまいます。
栄養価の高いキャットフードは、特に冬場、餌が不足しがちなスズメたちにとって、けっこうなご馳走なのかも知れません。
写真は300mm望遠レンズで撮影しました。手持ちだったので、ちょっと手ブレしてます・・・。

2009年01月12日

●アルネ君、白内障が進行

以前も書きましたが、ウチで8年間飼っているうさぎのアルネ君が白内障です。
僅かな間にどんどん進行してしまい、薬を点眼していたにもかかわらず、今では両目ともほぼ真っ白、ほとんど視力はなくなってしまったようです。
このところ餌を食べる量も減ってきています。野菜や干し草は食べますが、主食?のラビットフードは明らかに食べる量が減っています。

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うさぎは5歳を過ぎると「ご長寿」なのだそうです。ということはアルネ君はもう立派な?長寿うさぎ。
うさぎの老化は、目から始まって、最後は足腰が立たなくなってしまうこともあるそうです。まあ、人間も同じですが、何とか少しでも長く健康な状態を保ってあげたいと思います。

目が見えなくなってしまったうさぎの飼育でいちばん大切なことは「住み慣れた住環境を変えないこと」だそうです。
ケージ内部の餌入れだとかトイレの配置を変えてしまうと、探し当てられないことももちろんですが、時にはそれらにぶつかったり足を引っ掛けて思わぬ怪我をしてしまい、そうした怪我が致命傷になってしまうことが、ままあるようなのです。もともと、うさぎは骨が弱く、特に老齢のうさぎはちょっとしたことで骨折してしまいます。うさぎの骨の再生力は犬や猫の半分程度で、老齢になってからの骨折は死に直結してしまいがちだということです。

アルネ君も気をつけないと。まあ、家の中と外にふたつあるケージ内の配置は、基本的に変えていませんのでその点は大丈夫だと思うのですが・・・。

2009年02月10日

●毎日大変!猫の食事

我が家には猫が7匹います。
いちばん古くからいる1匹は自由に家の内外をうろついているのですが、他の6匹は通称「猫部屋」と呼んでいる専用の6畳間で飼っています。
これらの猫たちに、朝と晩に餌をやり、猫部屋の掃除をするのが欠かせない我が家の日課です。

とはいえ、掃除はともかく給餌はけっこう大変。
というのは、猫たちそれぞれの体調にあわせた餌を調整し、自分以外の餌を食べないように「個室」に1匹ずつ分けて与えなければならないからなのです。

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下部尿路疾患の「ルーン」は専用療法食。でもまずいらしくてなかなか食べません。なだめすかして何とか食べさせます。
鬱病の「くろ」は、同じ餌だとすぐに飽きてしまって食べなくなるので、様々な銘柄のドライフードとソフトフードを組み合わせて与えます。でもすぐには食べず、1時間ほどかけないと食べてくれません。
巨大結腸の「トトト」も専用療法食。これもまずいらしくてなかなか食べない。給餌の後で便を柔らかくする薬を与えます。
あ、「ルーン」と「トトト」の餌はすごく高価です。でもそれ以外は与えることができないので家計に甚大な影響を及ぼしています。
体調に問題のない「くし」と「てぃび」は同じ檻に入れて普通のドライフード。
最近痩せてきて食の細い「こちゃちゃ」はソフトフード主体の餌を与えます。

時間も手間もお金もかかる猫の世話。
でも、ウチが飼わなければ確実に捕獲されて殺されていた猫たちなので、家族の一員としてこれからも朝晩のお世話に励もうと思っています。

写真:猫部屋での食事のようす

2009年02月12日

●子うさぎ

ウチの裏手にある小学校でうさぎが飼われています。
全部で20羽ほどいるでしょうか。
こうした学校うさぎは、ともすれば餌が与えられていなかったり病気や怪我が放置されていたりしがちですが、この学校のうさぎたちはみんな、そうした意味では栄養状態も良く綺麗です。先生方や子供たちが熱心に面倒を見ているようすが伺えます。

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昨日、覗いてみたら、子うさぎが何羽か生まれていました。
どれも真っ白な子うさぎで、可愛らしいことこのうえもありません。

学校で飼われている動物を見ていると、小学生の頃、飼育栽培委員会でうさぎやニワトリの世話を一生懸命していたことを思い出します。
勉強は嫌いでしたが、なぜか動物や植物の世話は大好きで、いつもさして用事もないのにうさぎ小屋に入り浸っていました。
今、ウチで猫やうさぎをたくさん飼っているのも、その頃の延長のようです。

愛らしい子うさぎですが、学校で飼育されている場合、いつも問題になるのが増えすぎないようにきちんと管理をしているのかということです。昨日も、一羽の雌を雄がしきりに追いかけていました。
うさぎは交尾をすれば必ず妊娠する動物ですから、雄と雌は通常は別の場所で飼育しないとどんどん増えてしまいます。

学校で動物を飼うのは、子どもたちの情緒育成のために非常に大切なことです。
この学校の場合、かなり良好な飼育管理がなされているようですから、繁殖管理にも留意してもらえれば、うさぎにも子供たちにも、より良い環境になるのではないかと思います。

2009年02月13日

●動物を飼わない学校が増えている

今日も学校うさぎの話題。

学校で動物を飼うのは、子どもたちの情操教育に非常に良い効果をもたらすと思っています。
自分より弱く小さい生き物を子供の頃から慈しんでいれば、苛めや犯罪などに手を染めなくなるのではないか・・・、そう思うのはお人好しでしょうか。

以前はほとんどの小学校でさまざまな動物が飼われていましたが、最近ではちょっと様変わりしています。
飼育舎があっても、動物を飼っていない学校が増えているのです。

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どうやら「手間がかかる」というのが最も大きな理由のようですが、いかに先生方が忙しいからといって「手間がかかるから飼育をやめる」というのは本末転倒な話です。
子どもたちの教育のために飼っているのですから、飼育をやめるということは学校本来の目的である教育を放棄することに他ならないと思うのですが・・・。

私が以前に住んでいた地域の学校でも、子どもたちが交替で動物の世話をしていました。
子どもたちは一生懸命に世話をしていましたが、先生方はほとんど動物に関心がなく、結局、心ない人が飼育舎に犬を放すという事件があり、動物たちがほぼ全滅して以降は、飼育をやめてしまいました。
飼育の再開について打診してみたところ、「忙しくて手が回らない」「さほどの「教育効果が期待できない」という理由でやんわりと断られてしまいました。
先生方が忙しいのはわかりますが、そのときの対応は、いかにも「面倒な動物たちがいなくなってラクになった」という態度が露わで、娘と憤慨したことを覚えています。

座学だけが教育ではないと思うのですが・・・。

写真:近所の学校にいた珍しい毛色のうさぎ。こういう色のうさぎ、欲しいなあ。

2009年02月21日

●ヒヨドリ

このところ、庭にヒヨドリが日参しています。
猫の餌の残りやパン屑などを庭に撒くと、待ちかねたようにスズメに混じってヒヨドリが二羽、やってくるのです。
必ず二羽揃って来ますから、たぶんつがいなのだと思います。

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スズメは自分よりもずいぶん大きなヒヨドリを怖がることなく、ヒヨドリもスズメを追い散らすことなく、仲良く餌をついばんでいます。
ウチにはビビさんという老猫がいて、いつも庭でひなたぼっこをしていますが、歳を取ってよたよたとしか歩けないビビさんを小馬鹿にしたように、鳥たちが恐れることなくすぐ隣で餌をついばんでいるようすが何だか笑えます。
ウチの庭には木がいっぱい植わっているので、鳥がたくさんやってきます。
鳥の餌になる実がなる木をもっと植えたいところですが、もはやスペースがありません。
ベランダやコンクリートの三和土部分に鉢植えの木を並べようかと思っています。
今よりせめて3倍程度の広さの庭(200坪ぐらい)があれば、もっとたくさんの生き物が集まれるビオトープが作れるのになあ。

2009年03月19日

●トトトの死

ウチで飼っている7匹の猫のうち、トトトが突然、死んでしまいました。
半年ほど前から巨大結腸という病気で便が出づらく、以前にも病院で溜まっている便を取り出してもらった経歴がある猫でした。
しばらく調子が良かったのですが、ここ数日は食欲がないため、病院へ連れて行って便を取り出してもらうことにしたのです。
治療はうまくいき、便はほとんど排泄することができましたが、その直後、大量の嘔吐をし、吐瀉物が気管に詰まって窒息してしまったとのこと。

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トトトは藤橋在住中に保護しました。
拾った当時は野良生活のためか乱暴で他の猫とケンカばかりしていましたが、成長するにつれておとなしい性格になり、いつも猫部屋の隅っこの方にちょこんと静かに座っていました。
薄い茶色と白の毛並みがきれいで顔立ちもかわいらしいトトトは、猫部屋を訪れる近所の子どもたちや娘の友だちにもかわいがられていました。

トトトが死んだ時刻、私は仕事中でしたので、看取ることはできませんでした。
仕事から帰宅し、きれいな紙の棺の蓋を取ると、すっかり硬くなってしまったトトトがいました。
やや開いた口元は今際の苦しみを残しているようでしたが、柔らかな毛並みは生前と変わらず、その体を撫でているうちに、大あくびをして起きあがりそうな錯覚にとらわれました。

ウチではこれまでに、ずいぶんたくさんの生き物を飼い、その中には死んでしまったものもたくさんいます。
どの生き物にも家族同様の愛情を注いできたつもりですから、限られた一生を彼らは幸せに生きたと信じています。
トトトの死もいたずらに嘆くのではなく、トトトと過ごした日々を、折に触れて家族で笑って話すことができればと思います。

写真:ちょっと眠そうなトトト

2009年05月20日

●ツチガエルが庭の池に産卵

庭の一隅に、睡蓮鉢を埋めた小さな池があります。
中には睡蓮と菖蒲が植えてあり、ミニビオトープを目指していました。
昨年から何匹かのカエルが訪れるようになり、カエルを捕食するヘビの姿も見られるようになりました。
で、今年はとうとう、ツチガエルが産卵をしたのです。

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ツチガエルは、いわゆる「イボガエル」の愛称で親しまれてきたカエルです。
どこにでもいたカエルですが、最近は全国的に急激に生息数を減らしており、東京都では絶滅危惧種に指定されました。
生息数減少の原因は、オタマジャクシのまま越冬するというツチガエルの生態にあります。
昔は冬でも田んぼに水がありましたが、最近は冬になると、ほとんどの田んぼで完全に水を抜いて乾かしてしまいます。
そのためにオタマジャクシが死んでしまい、急激に生息数が減少しているのです。

環境意識の高まりで、ここ数年、ようやく冬季も田んぼに水を張ったままにしておくことが一部で始まりましたが、そうした例はまだごく僅かで、このままでは以前は当たり前に見ることができた多くの生き物が絶滅してしまいます。

ウチでも、池をもうひとつ作ることを検討していますが、こうしたことは省庁や農協が全国の農家に指導しないことには大きな動きになりません。
そうした動きを盛り上げていくための行動をしなければと考えています。

写真:ツチガエルの卵。だいぶオタマジャクシらしい形になってきました。

2009年06月11日

●子猫が来た!

6匹の猫を飼っている我が家に、また猫が来てしまいました。
お母さん猫と乳飲み子が3匹!
ウチは居心地がいいのか、よく猫がやってきます。
この家族も、すっかりウチを新居と決めこんで居着いてしまいました。
子猫は生まれて1ヶ月ほど。灰色と黒と白黒です。

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母猫にまつわりついてお乳をねだる姿は何とも微笑ましく可愛らしいのですが、すでに6匹の猫を飼っているウチに、これ以上は飼う余裕がありません。
今のところは屋外に簡単な小屋を作って、餌とトイレを置いています。
子猫がもう少し大きくなって乳離れしたら母猫に避妊手術をし、子猫もそれぞれ避妊手術をした上で貰い手を探そうと思っています。

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人にはなついていますし、トイレのしつけもできています。ものすごく可愛いです。
とはいえ、このまま野良猫になってしまえば、いずれ長生きはできないでしょう。
このブログを読んでいる方の中で「引き取ってもいい」と思われる方、ぜひお願いします。
コメントにメールアドレスを書き込んでいただければ、折り返しメールさせていただきます。
コメントは私が一度目を通してから公開していますから、いきなりメールアドレスが公開されてしまうことはありません。その点はご安心下さい。

ではでは、心優しい方からの連絡を切にお待ちしています。

2009年06月21日

●谷汲のモリアオガエル

先日、揖斐川町谷汲にモリアオガエルの卵を見に行ってきました。

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モリアオガエルは、普段は樹上で生活をしており、初夏になると、池や水たまりに張り出した木の枝に白い泡に包まれた卵を産みます。
カマキリのそれに似た卵のうは、産んでしばらくすると表面が乾き、内部で卵が孵化します。
やがて、孵化したオタマジャクシが卵のうから水面に落ち、成長するという珍しい生態を持ったカエルです。

近年、モリアオガエルが産卵できる池や水たまりが開発で埋め立てられたり、山間地の田んぼが耕作者の高齢化等によって休耕になるなどの影響で急速に生息数が減少しており、生息環境の整備が急務となっています。

揖斐川町谷汲のその場所では、最近、モリアオガエルを保護するためとして、以前はあまり水がなかった人工の池に、常時、水を入れておくようになりました。
先日も、池に張り出した木の枝に大小たくさんの卵が産みつけられており、安心したような思いで観察をしました。

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モリアオガエル以外のカエルやさまざまな昆虫、イモリや小魚などもたくさん見ることができ、水辺の環境が生態系にとっていかに重要かを改めて考えさせられました。

言い古された言葉ではありますが、地球は人類だけのものではありません。
多くの生物が共生することによって人類も生かされているということを、すべての人がもう一度認識してほしいと思います。

写真:モリアオガエルの卵のう・アオモンイトトンボ

2009年12月11日

●動物は音楽がわかるのか?

猫を7匹、うさぎを1羽飼っています。
朝晩は動物の世話が欠かせない毎日のなかで、日ごろから疑問に思っていることがあります。
それは「動物は音楽がわかるのだろうか。わかるとすれば、動物の種類や個体によって音楽の好き嫌いはあるのだろうか」ということです。

ウチのうさぎはアルネ君という8歳になる長寿うさぎです。
アルネ君は、音楽をかけると確実に反応します。
長い耳をそばだてて聴きいっているかと思えば、音楽に合わせて跳びはねたりもします。
バラード系よりもロック系のビートのきいた楽曲によく反応しているようです。
嫌がっているようすではないので、たぶんアルネ君はロック系の楽曲が好きなんだと思っています。

猫も音楽に反応します。
アルネ君と違ってロック系は苦手のようで、スローバラードやヒーリング系が好みです。
ただ、ギターを猫部屋に持ち込んで弾いたりするのは苦手のようです。
音がどうのというよりも、ギターそれ自体が怖いみたいです。

よく、牛に音楽を聴かせるとお乳の出がよくなるとかいう話も聞きますよね。
動物は音楽がわかるのか。
知っている人がいたら教えてください。

2009年12月31日

●おねえさんに会いたい

先日、このブログでおなじみのogawa嬢が遊びにきました。
チャイムの音に玄関を開けると笑顔のogawa嬢が「ビビちゃんが出迎えてくれたの」。
私より先に彼女を出迎えたのは、我が家に7匹いる猫のうちでいちばんの古株であるビビさんでした。
ogawa嬢がビビさんに会うのは初めてではありません。
秋にも会ったことがあり、そのときの懐きようは、ふだん警戒心が強いビビさんとは思えないほどでした。
今回も、ビビさんをはじめ猫たちや、うさぎのアルネ君に会いたいといって我が家を訪ねてくれたわけですが・・・。

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ビビさんの喜びようは近年にないほどでした。
ogawa嬢の前でごろんと横になり、撫でられれば喉を鳴らしながらogawa嬢の手や膝を甘噛みし、満足しきった表情です。
私のことは(たぶん異性として)愛し信頼しきっているビビさんですが、家族以外の、しかも一度しか会ったことのないogawa嬢になぜこれほどの親近感を示すのか、本当に不思議です。

やがて、ogawa嬢が帰る時刻になりました。
ogawa嬢を見送ってからビビさんが残っていた部屋に戻ると、足が悪くいつもはヨタヨタとしか歩けないビビさんがダッシュで玄関へ走っていきます。
玄関を探し、2階への階段を見上げ、廊下を探し、部屋に戻って何度もあたりを見回し、あげくはピアノの上に飛び乗って高い位置からもう一度部屋を探し・・・。
やがて私の足元に戻ってきたビビさんは、私の顔を見つめて「にゃ」と鳴きました。
『おねえさんはどこに行っちゃったの?おねえさんに会いたい』
ビビさんの声と表情がそう言っています。
「おねえさんは帰っちゃったんだ。しばらくは会えないよ」
私は答え、なんだか切なくなってビビさんをそっと抱きしめました。

翌朝もビビさんの問いかけは同じでした。
『ねえ、おねえさんはどこにいるの?おねえさんに会いたい』
玄関を見に行き戻ってきては、無邪気な瞳で問いかけます。
「また来てくれるから。それまで我慢して待っていようね」
そう答えるしかありません。

ogawa嬢は不思議です。
たった2回会っただけなのに、これほどまでにビビさんの心をとらえてしまったなんて。

いま、ビビさんは、私の足元で丸くなって寝ています。
ときどき笑顔を浮かべ、楽しげな寝言を言いながら。
おねえさんと遊んでいる夢でも見ているのかもしれません。

写真:ビビさん

2010年01月08日

●恋する瞳

 いつも部屋の隅でうずくまっていて、他人と会話をすることがない。食事もほとんど食べず、手足の爪は伸び放題、子供の頃からの長い付き合いである私とも決して目を合わせようとしない・・・。
 そんな同居人がいる。
 名前を「くろ」という。今年で8歳になる我が家のオス猫だ。
 人間でいえば、典型的な引きこもりである。赤ん坊の頃は、人(猫?)一倍元気で餌もよく食べたのだが、1歳になってすぐ下部尿路疾患という病気になってから、精神を病んでしまった。幸い下部尿路疾患は治ったものの、以来7年間、冒頭のような状態が続いている。

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 そんなくろに変化が起きた。
 くろを含め、我が家に7匹いる猫のうち6匹は、通称「猫部屋」と呼んでいる6畳間に居住しているのだが、つい先日、そんな猫部屋をこのブログでおなじみのogawa嬢が訪ねてきた。秋以来、2度目の猫部屋訪問である。
 私はいつも通り、ムツゴロウさんよろしく猫たちの世話をしていたのだが、ふと見ると、いつもは隅っこにうずくまったまま動かないくろが、とことこ歩いている。おやおや、珍しいことと思う間にくろはogawa嬢に近づいていき、その足に顔をすりつけ始めた。飼い主の私にも滅多にしない親愛の行為である。
 サプライズはこれだけではなかった。くろはそのまま、座っているogawa嬢の膝に這い上がり、いかにも居心地が良さそうに座りこんでしまったではないか。
長年いっしょに暮らしてきた私やカミさん、娘にとっても、くろが膝に乗ってくることはごくごく珍しいことである。ましてや、たまさかに娘の友人などが猫部屋に入ってきても、どこかに隠れてしまうことが常だったくろが、2回しか会ったことのないogawa嬢の膝に乗ってくるなんて・・・。

 ogawa嬢に撫でられているくろの顔は夢見心地だった。いつも何かに怯えている常日頃とはまったく違う安心しきったその表情。平素は食べさせるのに苦労する食事もあっさり平らげ、さらにおかわりを要求する。これほど旺盛な食欲を見せたのは子猫の頃以来である。

 家族にも心を開かないくろに、こんな変化を起こさせてしまうogawa嬢って何者?
 そう思いながら、ogawa嬢を見つめるくろの瞳を見て私は悟った。
 キラキラ輝くつぶらな瞳・・・。それはまさしく恋する少年のものだった。

 猫が人間に恋などするものかと言う方もあるかもしれない。が、我が家で最古参の猫であるビビさんは私に恋をし続けている。長年人といっしょに住んでいる動物は、自分を人間と思っているから、当然、恋も覚えるのだ。

 恋は時として奇跡を起こす。
 7年間、引きこもりだったくろ。恋のパワーで社会復帰(?)することができるのか。

写真:子猫の頃のくろ
 
 

2010年01月12日

●父と猫のこと

動物にとても好かれる人がいます。
反対になぜか嫌われる人も・・・。

私の父は、動物にはあまり好かれそうにない人でした。
生真面目で頑固で融通が利かず、仕事一途で気が利いた冗談も言わず・・・。
もちろん、動物が好きだなんて一度も聞いたことはありません。
動物を飼っていたということも。

そんな父が数年前、拙宅に遊びにきました。
娘(父から見れば孫ですね)に誘われるまま猫部屋に入った父に対して、おそらく猫たちは嫌いこそしないものの無反応だろうと思っていたのですが・・・。

意外や意外、父は部屋に入るなり猫たちに取り囲まれてしまいました。
どの猫も父の足に顔をすり寄せ甘えています。
これには私も娘も驚いてしまいました。
父はといえば、半ば困惑し半ば照れ臭そうなようすで、猫たちを不器用に撫でたりしています。
娘によれば「みんな、おじいちゃんをパパと間違えているんだよ。顔も似てるし、なんというか、においが同じなんじゃないかな」とのこと。
私と父は、姿かたちは確かに似ています。
それでは、においは、といえば・・・。。
娘が言う「におい」は、「匂い」だけではなくて人格全体から漂う雰囲気という意味もあるようなのですが、不真面目でいい加減で二重人格で仕事は嫌いで、という私と謹厳実直な父とはおよそ似つきません。
「でも似てるんだよ」
そう娘は言います。

私と父が似ているのかどうかは今でもよくわかりませんが、最近、父のことを、実はとても優しい人だったんだなと思うようになりました。
動物は優しい人を本能的に察知します。
人間相手のように、言葉で信じこませたり騙したりすることはできません。
戦後の高度成長期を懸命に生きてきた父は、自分と家族を養っていくのが精一杯で、器用に生きる余裕など全くなかったのでしょう。
息子の私でも知ることができなかった父の本当の姿を、猫たちは一瞬で理解したのだと思います。

今でもときどき、猫たちに囲まれて笑っている父の姿を思い浮かべます。
父は2年前、肺癌で亡くなりました。
末期癌の痛みに一言も弱音を吐かず、最後まで人としての尊厳を保ったまま、帰らぬ人となりました。

2010年01月21日

●Beautiful Name

自分の名前はとても大切・・・。
なんだか、アニメ「千と千尋の神隠し」みたいですが、名前というものは他者と自分を区別し、アイデンティティの基本になるという意味でとても大切です。
記号や番号、代名詞よりも、ちゃんと名前で呼んでくれた方が誰でも嬉しいですよね。

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ウチの女王様、年齢不詳のメス猫ビビさんは、名前を呼んであげるとそれだけで喉を鳴らし、おなかを上に向けてごろんとひっくり返ってしまいます。
ただしそれは優しく呼んであげた場合で、怒った口調で「ビビさん!」と言うと、済まなそうな顔をして私を見上げ、その場を立ち去ってしまいます。

うさぎのアルネ君も、名前を呼んであげると、うっとりした顔で目を細め、やがて遊び道具のボールを追いかけて跳ね回り始めます。

ビビさんもアルネ君も、ちゃんと自分の名前をわかっているんですね。
親しい人が愛情をこめて自分の名前を呼んでくれることに、とても満足を感じるようです。

ちなみに猫部屋にいる猫どもは・・・。
めそめそとルーン以外は、自分の名前をわかっていないようすです。
くろはわかっているっぽいですが、引きこもりなのであまり反応がない・・・。

写真:眠っているビビさん

2010年03月06日

●くしちゃんは男が好き!

ウチで飼っている7匹の猫の中に「くしちゃん」というオス猫がいます。
8歳になる白黒もようの、とても美形の猫です。
このくしちゃん、なぜか男にしか興味がありません。
くしちゃんがいる猫専用の部屋(通称猫部屋)にいる猫の半数はメスなのですが、追い回しているのはオスばかり、メスには目もくれないのです。

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しかも、なぜか肉親が好き!
いちばん好きだったのは「猫夜叉くん」という兄弟でした。
いつもいっしょにいようとするだけではなく、隙を見つけては交尾しようとするのです。
猫夜叉くんが腎臓の病気で死んでからは、もう一人の兄弟である「くろ」を追いかけています。
猫夜叉くんは、実は赤ちゃんのときに拾われてきた猫で、くしちゃんの本当の兄弟ではないのでまだ許せる(?)として、くろは血のつながった兄弟です。
猫夜叉くんはとてもいいヤツだったので、くしちゃんの求愛に迷惑しながらも邪険にはしていませんでした。
鬱病のくろは、くしちゃんの熱愛にどう対応していいかわからない様子で呆然としています。

で、飼い主である私もれっきとしたオスであるわけで、くしちゃんに好かれないはずがありません。
私が猫部屋に入っていくと、くしちゃんは抱きついてきます。
胸や肩にぴったりと貼り付いて夢心地になっています。
そのまま眠ってしまうこともしばしば。
放っておけばきっと、一日中抱きついているでしょう。

くしちゃんはとても可愛い顔をしていて、赤ちゃんの頃はメスだとばかり思っていました。
人間でいえば、かなりの美少年(本当はもう中年ですが・・・)のはず。
人間に生まれていたら、どうなっていたのでしょう。

2010年03月30日

●年寄りうさぎ、アルネ君

我が家で飼っている動物たちのうち、もっとも古株は、藤橋の学校から貰ってきたうさぎのアルネ君です。
アルネ、とは、うさぎ座のアルファ星「アルネブ」からとった名前で、白黒模様の、とても賢くかわいいうさぎです。

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このアルネ君、今年で9歳となり、このところ急速に老化が目立ってきました。
目は両方とも白内障で真っ白、もちろん視力はゼロです。
かつてはボールを追いかけて遊んでいましたが、ここ数ヶ月はいつも半分、眠ったような状態であまり動くことがなくなっていました。
それでも、餌はよく食べましたし元気だったのですが、3月に入って餌を食べなくなり、糞や尿が出づらくなりました。
老齢なので弱ってくるのは仕方がないとは思いつつ、何といっても9年も家族として苦楽を共にしてきた子ですから、もう少し長生きしてほしいもの。
病院へ連れて行ったところ、点滴をした上で飲み薬を貰いました。
獣医さんは「こんなに長生きしているうさぎを診たのは初めてですよ」と驚きながら、「やっぱり年ですからね。この点滴で食欲が回復しなければダメかもしれません」とも。

幸い、病院から連れ帰った直後から野菜を食べ始め、糞や尿も出るようになってきました。
できるだけアルネ君の好きな、そして栄養のある餌を与えるようにし、撫でてあげたり声をかけてあげるようにしています。
撫でたり名前を呼んであげると、それまでじっとうずくまっていても、走り回って喜んでくれます。
動物でも人間でも、スキンシップはもちろん、愛情をこめて名前を呼ばれることはとても嬉しいことなのですね。

こんなアルネ君、無理に長生きさせるつもりはもちろんありませんが、もう少しだけ、元気で過ごしてほしいと思います。

2010年04月04日

●年寄りうさぎアルネ君その後

先日、年寄りうさぎのアルネ君がだいぶ弱ってきたということを書きました。
病院に連れて行き、薬を与え、声をかけたりスキンシップを図ったりした結果、餌を食べるようになり、出づらかった糞や尿も出るようになりました。
とはいえ、9歳という年齢(うさぎにしてはかなりの高齢です)ですから、完全に回復するということはありません。
元気にはなったものの、以前のようにボールで遊ぶとか跳ね回ることはなく、日だまりで目を閉じ居眠りをしています。

そんなアルネ君を見に、先日、ogawa嬢が拙宅に来ました。
庭に作った外遊び用の場所にいて居眠りをしていたアルネ君でしたが、ogawa嬢に撫でられているうち、彼女のまわりをくるくる回りはじめ、なかなか食べなかった餌をボリボリ食べ始めるではありませんか。
これには、ちょっとびっくり。
ウチの猫たちはみんなogawa嬢が大好きなのですが、どうやらアルネ君もそうらしいのです。
先日も書きましたが、動物は自分のことを本当にかわいがってくれる人には心を開くものなのですね。

うさぎは、通常は5年程度が寿命の個体が多く、長生きしても10年程度とのこと。
アルネ君、来年には10歳になります。
老衰以外に大きな病気はありませんから、これからも家族の一員として少しでも長生きしてほしいと思っています。

2010年04月12日

●アルネ君がんばれ!

うさぎのアルネ君、先日は少し回復したと書きました。
でも、ここ数日の様子を見ていると、そうとも言えないようです。

このところ、水を飲む量がとても多くなっています。
もちろん、飲まないよりも飲んだ方がいいのですが、これだけ頻繁に水を飲むのは、腎臓がかなり弱っている証拠です。
慢性腎不全、それもかなり重症になっている可能性が高いと思われます。

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ウチでは猫も飼っていますが、これまで3匹が腎不全で死にました。
3匹ともに、餌を食べないかわりに水を多量に飲むようになり、毛艶が悪くなってだんだんと弱っていきました。
腎不全を起こす要因はさまざまですが、アルネ君の場合は単純に加齢のせいだと思われます。
死んだ猫のうち2匹は、外で農薬か毒薬かを食べたようでしたし、もう1匹は体質的なものだったようでした。

現在のアルネ君は、多飲、多尿、軟便、足腰の衰えが目立ちます。
餌は割と食べてくれますが、草食動物の場合は死ぬ直前まで餌も食べ、さほどぐったりしないので、食欲があるからといって良い兆候というわけではありません。

慢性の腎不全が回復することは基本的にはありません。
最後は尿毒症で死んでしまいます。
薬も効きません。
猫の場合は、多飲傾向が出てから半月ほどでした。
うさぎの事例は知りませんが、腎不全だとすると、さほど長くはもたないものと思います。

アルネ君と猫のビビは、藤橋時代=東京から岐阜へ転居して以来ずっといっしょでした。
慣れない土地に引っ越してきて文字通り苦楽をともにしてきましたから、アルネ君に何かあるとすれば、年齢のせいで仕方ないこととはいえ、私にとって一時代が終わったという気持ちにならざるを得ません。
すっかり衰えてしまったアルネ君の小さな体を撫でながら、苦く切ない感慨にひたるここ数日です。

写真は今日のアルネ君。
白内障で目が真っ白になってしまいました。

2010年04月24日

●うさぎ・猫近況

今日は、ウチで飼っている猫7匹とうさぎ1羽の近況など・・・。

まず、ご長寿うさぎのアルネ君。
齢9歳となり、老化が進んでいます。
食欲はあるものの、足腰が衰えてしまい、よたよたとしか動けない状態です。
夏を乗り切れるのか微妙なところです。

猫の中で一番の古株であるビビさんは、蓄膿症で鼻水とくしゃみが止まりません。
ウチに来たときにすでに高齢だったので、相当おばあさんだと思うのですが元気です。
いろんな妖術を使うので、化け猫化しているという説も・・・。

鬱病の黒猫、くろ。
なぜかこのところ、私の膝に乗ってきます。
相変わらず目を合わせてはくれませんが。

くろと兄弟のくしちゃん。
私のことが大好きでいつも肩に乗ってきます。
猫を肩に乗せて街を歩いたら注目されそうです。

貴公子ルーン。
いい男なのに、メス猫に嫌われていつも猫パンチを喰らっています。
いいヤツなんだけどなあ。

お母さん猫のめそめそ。
賢く美人、健康、人にも懐いていて飼い猫としては完璧です。
少し前、なぜかおなかの毛がはげてしまったのですが、だいぶ治ってきました。
いつも膝に乗ってきます。

その子ども、くろっぴ。
すっかり大きくなって、大人の大きさになりましたが頭の中身は子猫のまま。
ちょっとはねっ返りのやんちゃな女の子です。
少しは落ち着いてきたかな。

おデブのサビ猫、ちび。
相変わらずよく食べます。
食べては寝て太る一方。
子猫の頃はよく懐いてたのに、最近はなぜかいつもビクビクしています。

毎日の世話や食費・治療費捻出は大変ですが、みんな元気に長生きしてほしいと思っています。

2010年05月10日

●足腰弱ったアルネ君

9歳になるうさぎのアルネ君、いよいよ老化が進んで、最近では足腰が立たなくなってきてしまいました。
しばらく前は後ろ足を引きずっていましたが、ここ数日は前足も力が入らないようで、いつも植木鉢のお皿におなかを乗せてじっとしています。

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足で踏ん張って立っていることができないために、植木鉢のお皿の縁でおなかを支えているのです。
うさぎは元々、骨が脆く骨折しやすい動物です。
1年ほど前に動物病院で骨量を計ってもらったら、その時点ですでにかなり骨が脆くなっているとのことでした。
それから1年が過ぎ、ますます骨量が減っている上に筋力も衰えてきており、動けなくなるのは時間の問題のようです。
このところは土の上に出しても穴掘りをしなくなり、固い木をかじることもしなくなりました。
日がな、居眠りをしながらじっとしています。
今のところは餌や水の場所までは動くことができますが、今後、完全な寝たきり状態になってしまったらどうしようと不安です。
できるだけ運動をさせて栄養のある餌を与え、寝たきり状態になるのを先延ばししなければと思っています。

2010年05月29日

●ユキノシタの花

庭の一角に群生しているユキノシタが花をつけました。

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ユキノシタは、苔むした石垣や庭の日陰に生えているよく知られた草です。
薬用や食用としては昔から知られていて、火傷や切り傷には葉を火で炙って貼り付けます。
絞り汁は子供の咳やひきつけに効くそうです。
漢方薬としては、乾燥して煮詰めた葉を心臓や肝臓の疾患に用います。
美白にも効能があるようです。
天ぷらにすると美味しいそうですが、私は食べたことはありません。

このように何かと有用な草なのですが、陰気な印象があるために人気はありません。
ウチのユキノシタも、ふだんは目立たない日陰者です。
でも、こうして花が咲くと一気に印象が変わります。
日陰にたくさんの白い星が輝いているようで、とても繊細で綺麗です。

この草は、梅雨の時期がいちばん生き生きしています。
日ざしがきつい夏が来ると途端にしょぼんとしてしまって、「早く涼しくなってほしいよう」と訴えかけているようです。

2010年05月30日

●めそめその憂鬱

めそめそは、我が家の猫のうちではいちばん新参者です。
1年ほど前、3匹の子猫を連れてウチにやってきました。
子猫のうち2匹は貰われていきましたが、いちばんヤンチャなメスの子猫と、母親のめそめそは貰われず居残ったのです。

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子猫のことは後日、あらためて書くとして・・・。
子猫を連れてきた頃は、なんとなく悲しげな顔つきに見えたので、めそめそという名前がついたのですが、それは多分、3匹の子猫を連れて行き場所がなく不安だったせいなのでしょう、ウチで飼われるようになってからは美猫に変身しました。
以前もどこかで飼われていたらしく、はじめから人になついていました。
顔立ちが良く、健康でいたずらもせず、子供の面倒も良く見て、頭もいい。
とにかく優れた猫です。
でも、そんなめそめそは毎日が憂鬱・・・。

憂鬱の原因は、まず外に出られないこと。
以前に飼われていた家では、たぶん自由に家の外に出られたのだと思います。
でもウチでは、近所の迷惑や交通事故の危険性などから、女王様のビビさん以外は猫専用の6畳間から出しません。
他の猫はそれほど外に出たがることはないのですが、めそめそは出たくて仕方がないのです。
廊下へ出るドアのノブを回そうと、いつも試みています。
以前に家の中へ出してあげたらものすごく幸せそうで、おなかを見せて転がってはゴロゴロ喉を鳴らしていました。

もうひとつの憂鬱は、もうすっかり大きくなった子供のくろっぴに、おなかを引っかかれることです。
大人になっても心は子猫のままのくろっぴ、まだおっぱいが欲しいらしくて、めそめそのおなかを引っかくようなのです。
ひっかかれた部分を舐めるために、めそめそのおなかは毛が抜けてしまい可哀相です。

こんなめそめその憂鬱を解消する方法は、くろっぴと離して猫部屋から出してあげることなのですが、猫部屋の外には最古参の猫であるビビさんがいます。
自分を人間と思い込んでいて、大の猫嫌いであるビビさんと協調することは、いかに優れためそめそでも難しいでしょう。

めそめその憂鬱は、まだまだ続きそうです・・・。


2010年06月19日

●永遠の子猫、くろっぴ

くろっぴは、ウチに7匹いる猫のなかでいちばん若い子です。
昨年、母親のめそめそが連れてきた3匹の子猫の1匹で、くろっぴだけが貰われずに残ってしまいました。
金色の目をした黒猫で、なぜかおなかだけ白い毛が生えています。
器量は決して悪くない、というより、けっこうな美猫なのですが、なぜか貰い手が見つかりませんでした。

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このくろっぴ、生まれてから1年が過ぎ、もうすっかり大人・・・のはずなのですが、いつまで経っても心は子供のままです。
やんちゃですばしこく、じっとしていることがありません。
警戒心が強く、飼い主にもなかなか慣れてくれません。
食欲は旺盛で、他の猫が食べ残した餌をみんな食べてしまいますので、肥らないようにコントロールするのが大変です。
私の猫飼育の経験では、オス猫に比べてメス猫は、どちらかといえば大人しく分別があるはずなのですが、くろっぴはどう見てもオス猫です。
母親といっしょの部屋にいるせいで親離れできないのかもしれません。
猫用のおもちゃで無心に遊ぶ姿はとても可愛らしく、子猫そのものです。
ただ、鋭い爪と歯で突進してきますので、遊ばせるときは人間が怪我をしないように注意が必要です。

2010年07月04日

●ルーンの悩み・・・

ルーンは、ウチに来て3年目の、まだ若いオス猫です。
イケメンで性格が良く、毛並みもとてもきれいなのですが、ひとつだけ悩みを抱えています。
それは・・・なぜか女子にモテないこと。
ウチにはオス猫とメス猫が半々いますが、ルックスも性格も良いにもかかわらず、これまでどのメス猫にも好かれない不遇の青年期を過ごしてきました。
いや、好かれない、というより明らかに嫌われています。
残念ながら病気で死んでしまったキュートなこちゃちゃさんにも、現在、猫部屋を仕切っているめそめそ姐御にも、ことあるごとに猫パンチを喰らい、威嚇されてきました。
見ていると、特にルーンに落ち度はないようです。
というより、ただ彼女らの目の前をルーンが歩いたというだけで、ぱしっとパンチを浴びせかけます。
そのたびにルーンは、悲しそうな顔をして部屋の隅っこで丸まってしまいます。
(ボクが一体、何をしたっていうんだ。いつも女の子には優しくしてるし、褒められこそすれ、いじめられるはずなんてないのに・・・)
その表情は、明らかにこう語っています。

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実際、ルーンはメス猫たちをいつも舐めてあげたり、通り道を空けてあげたりと気を遣っています。
いくらいじめられても仕返ししたりもしません。
にもかかわらずモテない。というより嫌われている・・・。
本当にかわいそうです。
もう死んでしまいましたが、以前に猫夜叉くんというモテモテのオス猫がいました。
自分を人間だと思いこんでいるビビさんでさえも、猫夜叉くんだけにはちょっとときめいていたというほどのモテぶりだったのですが、女子にはぜんぜんマメではありませんでした。
にもかかわらずモテモテだった猫夜叉くんと対比すると、ルックスも性格も負けない、さらに気遣いを忘れないルーンがモテないのは何としても不思議です。

今日もルーンは、めそめそ姐御の逆鱗に触れないよう、気を遣って過ごしています。
これを読んでいる女性の皆さん、どうかモテないルーンにアドバイスをしてあげて・・・。

2010年07月08日

●部屋長、めそめそ

めそめそは、ウチではいちばん新顔のメス猫です。
1年前に、子猫3匹を連れてやってきました。
その頃は、ちび猫の世話と野良暮らしにやつれていたためか、いつも半分、泣いているような顔をしていましたから、めそめそという名前がついたわけですが、ウチの一員となり、住まいも食事も与えられるようになってからは、俄然、美猫に変わってきました。

頭はいいし、いたずらはしないし、美人だし、欠点のないいい子なのですが、最近、ようすがまた変わってきました。
迫力が出てきたのです。
常に猫部屋の中を睥睨し、虎か豹のように悠揚迫らざる態度で歩き回ります。
歯向かったり気に入らないことをする猫には、容赦なく猫パンチを浴びせかけます。
もともと気の弱いオス猫のルーンやくしちゃんは、切れ長の目で睨みつけられるだけで縮み上がっています。
ビビさんは別として、ウチの猫はどれも、気はいいのですが頭の方は少々足らなかったり、くろのように鬱病だったりと、美人で賢いめそめそから見ると、まことに不甲斐なく情けなく見えてしまうのでしょう。

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人間でもそうですが、ドスのきいた美人というのは何とも怖いものです。
姐御というべきか、女牢名主と言うべきか、いずれにしても、めそめその一挙手一投足に他の猫たちはビクビクしています。
もちろん、何の理由もなくいじめるわけではありませんから、そんなに怯えないでも、と思うのですが、そこがウチの猫たち、特にオス猫たちの情けないところで、めそめその視線に緊張するあまり、しなくてもいいヘマをしでかして、パンチを喰らったり威嚇されたりしています。

猫は群れて生活しない生き物ですが、猫部屋のように狭い場所に住んでいると、おのずと部屋長というべきリーダーが現れます。
めそめそが来る前は、マーブルという猫がリーダーでした。
マーブルもメス猫で、体は小さいながら敏捷・頭も良く、他の猫たちを完全に支配下に置いていました。
残念ながらマーブルは死んでしまいましたが、メスの方が強く賢いというのが、猫の世界の常識のようです。

え?人間の世界も同じ?
そうですね。
私も我が身を振り返って、女性には勝てないなあといつも思います。

2010年08月26日

●母娘生き別れの悲劇・・・?

なんだか衝撃的なタイトルですが・・・。
猫部屋にいる猫たちの中でいちばん若いくろっぴは、ここ1週間ほどとっても不幸です。
私たちが撫でてやろうとしても逃げてしまうし、食欲もなく、いつもひどく怒っています。
餌をやろうとすれば手を齧るし、ひっかくし・・・。

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くろっぴがこうなった原因はわかっています。
ずっと猫部屋でいっしょに過ごしてきたお母さん猫のめそめそが、猫部屋から出されてしまったからなのです。
じゃあ、めそめそはどこに行ったのでしょう。
実は、めそめそは、しばらく前から猫部屋住まいを卒業し、家の中どこでも歩き回れる地位に出世しました。
大好きだったお母さんが突然、いなくなってしまったために、甘えん坊だったくろっぴは途方にくれているのです。

めそめそが猫部屋住まいから人間と同じ空間に住めるようになったわけはいずれ書くとして、いずれはこの母娘は引き離さなくてはならないと私たち飼い主は思っていました。
というのは、母娘ずっといっしょにいるために、くろっぴは大人になっても親離れができず、もう1歳をすぎているというのに、めそめそのおっぱいをねだり、おかげでめそめそのおなかは、くろっぴによる噛み傷と引っかき傷が絶えない痛ましい状態になっていたからです。

野生の猫では、親子がいつまでもいっしょに暮らすことはありません。
ところが、家の中でいつまでもいっしょに飼っていると、子どもの猫はずっと子猫の気分でいます。
不妊手術を行った猫はますますその傾向が強くなります。

中でもくろっぴは、母親に依存する傾向が強く、おかげでめそめそは大人になったくろっぴにいつまでもおっぱいをねだられて困りきっていたのです。

嘆きのただ中にいるくろっぴに対して、めそめその方は大喜び。
ウチに捨てられる前は、もともと家の中を自由に歩き回って飼われていた猫だったようで、毎日、楽しくてたまらない様子です。
そんなめそめその日常は、また後日、書くことにします。
人懐こくて可愛いめそめそにも、ある癖があって、飼い主はちょっと困っているのですが・・・。

それにしても、くろっぴ。
いつまでも母親に頼らず、早く大人になってほしいなあ。

写真:嘆きのくろっぴ

2010年08月31日

●アルネ君に続いて・・・

アルネ君が亡くなってから、ビビさんのようすがおかしくなりました。
亡くなった次の晩、大雨の中をふらりと外に出て行って、一晩、帰ってきませんでした。
これまで夜になっても帰らなかったことなど一度もなかったので心配で、あちこち探し回りましたが、どこにもいませんでした。
結局、またふらりと戻ってきましたが、その後もずっとアルネ君が住んでいたケージの前に座り、何度もケージ内を確かめるようなそぶりをしたり、アルネ君を医者に連れて行くときなどに使うキャリーの中に入って眠ってみたり、アルネ君のお墓の前にずっと座りこんでいたりと、奇妙な行動が目立つようになりました。

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ビビさんも心配でしたが、アルネ君が亡くなる前後から、猫部屋の住人の一人、やはり藤橋から移住してきたくろも、おかしくなりました。
くろはずっと鬱病で、食欲もなく、鳴くこともほとんどなかったのですが、それが独り言?をぶつぶつ呟くようになったのです。
小さな声で「にゃ、にゃ、にゃ」と、ずっと鳴き続けています。
少し鬱病が良くなったのかなと思っていたのですが、やがてごはんを食べなくなりました。
しきりに猫部屋の外に出たがり、出してやってもどこへ行くでもなく、ごはんを食べたそうなそぶりはするものの、大好きだったはずの魚や肉を与えても、匂いを嗅ぐだけで口をつけません。

ごはんを食べませんから、当然、痩せてきます。
もともと食が細く、ガリガリだったのがますます痩せてしまい、それでも独り言を呟きながら歩き回っていましたが、ある日、とうとう横になってしまいました。あとは衰弱する一方です。

最後の日、娘が猫部屋へ行くと、くろは部屋の隅で横になっていたそうです。
名前を呼ぶと、目を開けて答えようとするのですが、声がもう出ず、しばらくしてもう一度猫部屋へ入ると、亡くなっていたとのことでした。
くろも8年間、生きました。
鬱病、尿路疾患と、生きている間のほとんどが病気でしたが、それでも大好きだったogawa嬢の膝に乗っているときには、いかにも幸福そうな表情を浮かべていました。

ほんの半月ほどの間に、アルネ君に続いてくろが逝ってしまいました。
くろの遺体は、母猫のマーブルの傍に葬ってやりたかったのですが、たくさんの動物が埋まっている庭にはもう掘る場所がなく、仕方なく町の葬儀場で火葬にしてもらいました。

そうこうするうち、ビビさんのようすがますますおかしくなってきました。
何年間生きているのかわかりませんが、恐ろしく長寿であることは確かな上に、人語を解し、妖しげな術まで使うビビさんが、アルネ君の死を境にして、体力、妖力ともに、急激な衰えを見せ始めたのです。


2010年09月06日

●ビビさんの失踪①

ビビさんは不思議な猫でした。
藤橋在住の頃、痩せこけて体中が皮膚病に侵された状態でふらりとウチにやってきました。
足が悪いのか、歩くたびによろけていました。
おかしなことに、いつも一緒に、ビビさんとまったく同じ模様をした子猫が附いて歩いていました。足が悪いのも同じで、鳴き声も仕草も姿形もまったく同じ子猫です。

不憫に思い、ビビさんを保護しました。
当然、子猫も一緒にと思ったのですが、ビビさんを保護したら子猫は姿を見せなくなってしまいました。
あの子猫は、ビビさんの式神みたいなものだったのではないかと家族では話しています。
というのは、飼っているうちに、ビビさんが年齢不詳であり、不思議な力を持っていることがわかったからです。
年齢は、ウチに来たときすでに10歳を過ぎていることは確かだったようです。
歯がボロボロでしたから。
それからまた10年近く生きていましたから、20歳以上にはなっていたのではないかと思っています。

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皮膚病を治してやり、栄養のある餌を与えられるようになると、ビビさんはすぐに元気になりました。
とはいえ、やはり足は悪いようで、飛んだり跳ねたりはできず、そのために家の中で飼うには悪さをせず、とても飼いやすい猫でした。
人間に化けたり、自分の分身を何匹も出現させたりという怪異を起こしたのは、飼いはじめて間もなくのことでした。
また、人の言葉を解し、人間と同じように笑い、寝ているときには夢を見て寝言を言うなど、姿が猫というだけでやることはまったく人間と同じでした。
私のことは、恋人として慕っていました。
甘え方もしゃべり方も、すべてが飼い主に対してのそれではなく、恋人に対する態度でしたから。

普通では考えられない高齢にもかかわらず元気で、死ぬ直前まで体力(と妖力)の衰えをまったく感じさせなかったビビさんが急激に弱り始めたのは、アルネ君が死んだ日からでした。
アルネ君が死んでゆくさまを、すぐ目の前で食い入るように見つめていたビビさんは、何を思っていたのでしょう。
その日までごく普通だったビビさんが、翌日からおかしな行動を取るようになったのは、どう考えても藤橋時代からずっと一緒だったアルネ君の死によるものとしか考えられませんでした。(つづく)

2010年09月08日

●ビビさんの失踪②

アルネ君が死んだ後、ビビさんは長いこと、アルネ君の遺体を見つめていました。
遺体を埋葬してからも、アルネ君のケージから離れず、アルネ君を捜す仕草をしていました。
アルネ君が亡くなった次の晩には、いつも必ず家の中で眠るビビさんが、外に出たまま戻りませんでした。
庭や近所を探したのですがどこにも見つからず、結局、夕方になって戻ってきました。
戻ってきてからは、昼も夜も、外で過ごすようになりました。
大抵は、アルネ君のお墓近くに座っていました。
ときにはアルネ君の搬送に使っていたキャリーの中に入って一晩を過ごすこともありました。

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それまで年寄りながら元気だったビビさんが、急激に衰え始めました。
餌をなかなか食べなくなり、外に出ると、これまで一度もつけてこなかったノミをつけて戻ってきて、ノミ騒動で大変な1週間ほどを過ごしたこともあります。
病院へ連れて行くと、「高齢と白血病、リンパ腫でかなり衰弱しています。人間の食べ物でもいいから、とにかく好きなものをたくさん食べさせるように」と言われ、ビビさんのために毎日、刺身を買ってくるようになりました。
刺身もはじめは食べましたが、やがて食べなくなりました。

おかしいのは、それまでアルネ君のケージ近くを離れなかったのが、ある日を境に、ふいとアルネ君のケージが置いてある部屋に近づかなくなってしまったことです。
それからのビビさんの居場所は、二階への階段の踊り場になりました。
そこで終日、横になっていることが多くなり、呼んでも、家族のいる居間(アルネ君のケージがある部屋)には決して入ってこなくなってしまいました。

さらには、鳴き声までも変わってしまいました。
それまでは私とさまざまな会話ができたのですが、アルネ君の死後は、ごく普通の猫の声になってしまい、意思疎通が図れなくなってしまったのです。

見る間に痩せてきました。
餌もほとんど食べません。
病院でも、先生は首を横に振るばかりです。
「ビビ」と呼びかけても、ほとんど声が出なくなりました。

やがて。
ある晩、横たわっているばかりだったビビさんがすっと立ち上がり、そのままふらりと出ていきました。
以来、今日に至るまで帰ってきません。
あの状態では、もう余命いくばくもなかったはず。
死を悟って出ていったのかわかりませんが、来たときと同じようにふらりといなくなってしまいました。

それにしても、アルネ君が亡くなった翌日、ビビさんはどこで一晩を過ごしたのでしょう。
ある人がこんなことを言いました。
「ビビさんは、持っている妖力の全てを使って死んだアルネ君に会いに行ったんだよ」
そうかもしれません。
いえ、その後の急激な衰弱ぶりを見ると、きっとそうなのでしょう。

今、私のまわりに不思議なほど、アルネ君の気配も、ビビさんの気配も感じられません。
仲の良かった二人は、手を携えて、現世とはまったく違う世界へ旅だっていったのだろうと思います。

それでも昨夜、かたんと音がしたので、何気なく「ビビ、何してるの」と呼びかけてしまい、答えのなさにハッとしました。
深夜の静けさの中で、アルネ君も、くろも、ビビさんもいなくなってしまったのだと、改めて心深く悟ったひとときでした。

写真:くつろぎのビビさん

2010年09月21日

●めそめその日常

長年、我が家の女王様だったビビさんが失踪してから、めそめそというメス猫が猫部屋から人間様の領域に進出しました。
我が家では従来、ビビさん以外の猫は、猫部屋と呼んでいる一部屋だけで飼っており、家の中を自由に歩き回ることはできなかったのですが、猫部屋の猫たちの中でも特別に優秀な子であるということで、めそめそが家の中を歩き回る権利を得たのです。

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めそめそは、猫部屋が嫌いでした。
もともと家の中で飼われていた猫らしく、ずっと猫部屋から出たがっていました。
大人しくて賢いめそめそですが、家の中を自由に歩き回れるようになると、仕草も性格もほとんど人間だったビビさんと違って、どんなに賢くてもやはり猫は猫でした。

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大人しく人懐こいのはかわいいのですが、膝に乗っても抱っこしても爪を立てます。
おかげで私の服は爪の穴だらけです。
必要なこと以外はしゃべらなかったビビさんと違っておしゃべりです。
始終、にゃお、にゃおと言っています。(声はかわいいです)
あとは・・・。
ビニール袋が好きです。
自分を人間だと思っていて、そんなものには何の興味も示さなかったビビさんと違って、ゴミ袋などがあると嬉しそうに入っていき、くるまっています。
悪さはほとんどしませんが、新聞紙を齧ります。
読みさしの新聞を放っておくと、端っこがビリビリにされています。

猫は虫や小動物を捕獲して自然破壊をするので、外には基本的に出さないようにしていますが、時々、脱走します。
で、この前はネズミを咥えてきました。

年齢不詳(たぶん20歳以上)で、明らかに化け猫というか猫又というかという存在だったビビさんと違って、めそめそはまだまだ若いです。
ビビさんのようになるには、あと10年ぐらいは生きなければならないでしょう。

2010年09月27日

●くしちゃんが不調

藤橋時代から生き残っている最後の猫、くしちゃんが不調です。
一昨日あたりから吐くようになり、じっとうずくまっています。
胃の内容物はないので、胃液を大量に吐いています。
いつもは元気いっぱいで、私に飛びついてきますが、今は隅っこの方でじっとしているだけです。

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病院へも連れて行きました。
体温は正常、触診しても、便も尿も出ているようす。
医者も首を捻っています。
いつも猫部屋にいて外に出るわけではないので、外でおかしなモノを食べたわけでもなし・・・。
毛球症かと思い、草を与えてみても、ふだんは大好きなのに見向きもしません。
アルネ君、くろ、ビビさんと続けざまに家族同様のうさぎ、猫が死んでしまって、もし今度はくしちゃんが、と思うと・・・。
長年、猫を飼い続けてきて、大抵の病気は経験しているつもりの私ですが、今回のくしちゃんの症状は、なんとも思い当たるところがなく、対処のしようがありません。
病院では吐き気止めを注射してもらい、胃薬を貰いました。
効いてくれるといいのですが・・・。
美形で人なつこく、かわいいくしちゃん。
元気になってほしいものです。

2010年09月30日

●ひっつき猫、めそめそ

ひっついています。
昼も夜も。

猫部屋から開放されて自由に家の中を歩けるようになった、めそめそ。
猫部屋時代はよほど寂しかったのか、あるいは少し肌寒くなってきたせいか、このところ、ひたすら私に抱きついてきます。
パソコンに向かっていても、ご飯を食べていても、膝に乗ってきてゴロゴロ。
夜は布団の上に乗ってきて、寝ている私の顔をじっと見つめています。
私が風呂に入るときも、風呂場にやってきてじっと見ています。

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いなくなってしまった(おそらく家の外で亡くなってしまった)ビビさんも、いつも私を見つめていましたが、めそめそほど抱きついてはきませんでした。
めそめそもビビさんも、私のことを大好きなことは共通しているものの、ヘンな言い方ですが、肉体的な接触を求めてくるめそめそに対し、ビビさんは精神的な結びつきを私に求めていたようです。
齢20歳以上で猫又化していたビビさんは、自分のことを完全に人間だと思っていましたので、飼い主に対して猫らしく無邪気な愛情を示すめそめそとは違って、私を完全に異性としてとらえていた感があります。

でも、一緒に寝たがったり風呂場を覗くのは、めそめそもビビさんも同じですから、あと10年もすれば、めそめそも猫又化して、ビビさんと同じように、人間同士としての恋情を示すようになるのかもしれません。

それにしても、動物にはなぜこんなにモテるんでしょう。
もしかして、猫に生まれていたら超モテモテだったのかな。

2010年10月01日

●カマキリが好き

子供の頃から「星博士」とか「天文博士」と呼ばれてきました。
でも、それって小学校5年生頃からのことなんです。
それまでは「虫博士」と呼ばれていました。
昆虫が好きだったんですね。
なかでもカマキリが大好きでした。というより今も大好きで、秋の休日など、今でも近くの野原にカマキリ観察によく行きます。

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今日は、たまたま代休だったので、家のすぐ裏手の湿地公園にカマキリを探しに行きました。
カマキリやバッタなどは、10月から11月初旬が観察のシーズンなのです。
いましたいました、カマキリ(チョウセンカマキリともいいます)や、もっと大型のオオカマキリ。
茶色くて小さいコカマキリは、もう少し秋が更けた頃が見つけやすくなります。
カマキリが好きと言うと、昆虫好きの人からも変わってるねと言われます。
昆虫好きが好むのは、チョウ類と、カブトムシやクワガタムシといった甲虫類が多いからです。
カマキリのどこが好きかというと、あの精悍でシャープな印象かなあ。
生きた虫を食べるので残酷なように思われますが、カマキリをはじめとした肉食の昆虫がいるからこそ、さまざまな害虫が適度に淘汰され、生態系のバランスが保たれているのです。

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先日は、職場の駐車場でヒメカマキリを見つけて一人、喜んでいました。
ヒメカマキリは小型のカマキリで、山間部に多く住んでいます。
とはいっても生息数は少なく、貴重な種類です。
また、関東にはほとんど生息しておらず、東京育ちの私にとって憧れのカマキリでした。

次の探索では、ハラビロカマキリが見たいなあ。
ヒメカマキリほど希少ではないものの、なかなか見つからない種類です。

カマキリを嫌いな人は多くても、好きな人ってこれまで会ったことがありません。
もし読者の方で「私もカマキリが好き!」という人がいたらコメント下さいね!

2010年10月05日

●さようなら、くしちゃん

辛い話題です。
・・・くしちゃんが死にました。
先日、くしちゃんが不調であることはこのブログでお伝えしましたが、まさかこんなに早く死んでしまうとは・・・。

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くしちゃんは8歳。
先に死んだ、うさぎのアルネ君(9歳)、白黒猫のビビさん(年齢不詳)、黒猫のくろ(8歳)と同じく、東京から移住した旧藤橋村在住時代からいっしょに暮らしていた大切な家族です。
アルネ君やビビさんに比べると、ちょっとお馬鹿さんでしたが、とても人なつこく、私の姿を見るとすぐに抱きついてくるすごく可愛い子でした。
とても元気で、これまで病気したことがなかったのですが、10日ほど前から急に吐くようになり、医者に連れて行ったところ、そのまま入院となってしまいました。
さまざまな検査や治療を行ったのですが、病名もわからないまま、昨日の朝、病院で息を引き取りました。
我が家では相次いで4匹の家族を失ったことになり、一時は10匹以上の動物がいたことを考えると火が消えたような寂しさです。

くしちゃんが死んで、藤橋時代から飼っていた動物はいなくなりました。
東京から思い切って移住した旧藤橋村での生活は大変でしたが、それだけに人生のなかで忘れることのできない時期でした。
そんな藤橋で、さまざまな理由で家族の一員となった動物たちにも、それぞれ忘れられない思い出や思い入れがあります。
くしちゃんの死で、我が家の藤橋時代が終わりました。
生きる者はなべていずれは喪われる運命にあり、人生は変転流転を繰り返すということはわかってはいるものの、愛してきた者たちがこうも続けざまに死んでしまうと、さすがに諸行無常を感じます。

くしちゃんの疑いを知らないつぶらな瞳や柔らかな毛並み、いつも私に飛びついてきて幸せそうに抱かれていた姿を思い出すと、さすがに辛いです。

とはいえ、我が家で過ごした歳月は、くしちゃんにとって、あるいは先に逝った全ての生き物たちにとって、幸せだったと私は信じています。
今、我が家に残っている4匹の猫たちにも、いずれは寿命が来るのでしょうが、それまでは楽しく幸せに暮らさせてあげたいと思います。

●さようなら、くしちゃん

辛い話題です。
・・・くしちゃんが死にました。
先日、くしちゃんが不調であることはこのブログでお伝えしましたが、まさかこんなに早く死んでしまうとは・・・。

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くしちゃんは8歳。
先に死んだ、うさぎのアルネ君(9歳)、白黒猫のビビさん(年齢不詳)、黒猫のくろ(8歳)と同じく、東京から移住した旧藤橋村在住時代からいっしょに暮らしていた大切な家族です。
アルネ君やビビさんに比べると、ちょっとお馬鹿さんでしたが、とても人なつこく、私の姿を見るとすぐに抱きついてくるすごく可愛い子でした。
とても元気で、これまで病気したことがなかったのですが、10日ほど前から急に吐くようになり、医者に連れて行ったところ、そのまま入院となってしまいました。
さまざまな検査や治療を行ったのですが、病名もわからないまま、昨日の朝、病院で息を引き取りました。
我が家では相次いで4匹の家族を失ったことになり、一時は10匹以上の動物がいたことを考えると火が消えたような寂しさです。

くしちゃんが死んで、藤橋時代から飼っていた動物はいなくなりました。
東京から思い切って移住した旧藤橋村での生活は大変でしたが、それだけに人生のなかで忘れることのできない時期でした。
そんな藤橋で、さまざまな理由で家族の一員となった動物たちにも、それぞれ忘れられない思い出や思い入れがあります。
くしちゃんの死で、我が家の藤橋時代が終わりました。
生きる者はなべていずれは喪われる運命にあり、人生は変転流転を繰り返すということはわかってはいるものの、愛してきた者たちがこうも続けざまに死んでしまうと、さすがに諸行無常を感じます。

くしちゃんの疑いを知らないつぶらな瞳や柔らかな毛並み、いつも私に飛びついてきて幸せそうに抱かれていた姿を思い出すと、さすがに辛いです。

とはいえ、我が家で過ごした歳月は、くしちゃんにとって、あるいは先に逝った全ての生き物たちにとって、幸せだったと私は信じています。
今、我が家に残っている4匹の猫たちにも、いずれは寿命が来るのでしょうが、それまでは楽しく幸せに暮らさせてあげたいと思います。

2010年10月09日

●みんな風邪引き・・・

ようやく収まってきましたが、しばらく前まで我が家では風邪が蔓延していました。
人間ではありません。
猫たちにです。
このところ、立て続けに猫が亡くなってしまい、今は4匹が残っているだけですが、その中でまず風邪を引いたのが、めそめそでした。
くしゃみと鼻水が主な症状で、さっそく病院に連れて行きました。
薬を処方され、やれやれと思ったら、めそめそが猫部屋に入りこんでしまいました。
久しぶりの猫部屋、めそめそも懐かしかったのか、他の猫としきりに挨拶を交わしています。
猫同士の挨拶は、舐め合ったり、鼻を押しつけあったりですから、風邪が伝染らないはずはありません。
二日後には、猫部屋のルーン、くろっぴ、おちびの三匹は、立派な風邪引きさんになってしまいました。

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ルーンとくろっぴは薬を与えて、間もなく快方に向かったのですが、いちばん悪化したのが、おちびです。
おちびはよほど嫌いなのか、頑として薬を飲みません。
無理矢理、口の奥に入れても吐きだしてしまいます。
症状は、くしゃみ、鼻水、食欲不振、そして猛烈な涙目。
とにかく涙が止まらないらしく、いつ見ても目がうるうるです。
風邪を引いてからすでに一週間が経ちますが、他の3匹はほぼ良くなったにもかかわらず、おちびだけはまだ、うるうるのまま。
いつもはガツガツ食べる餌もごく小食、食べる量がこのままなら、かなり肥満気味のおちびもスリムになりそうです。
まあ、風邪が治ってくれないと困るので、いつまでも小食ではいけないのですが・・・。
くろっぴとおちびは、大の医者嫌い。
今のところは風邪ぐらいで済んでいるものの、そのうちもっと重い病気になったときには、医者に連れて行くのも投薬するのも厄介だろうなあ。

写真:おちび(風邪を引く前で元気な頃です)

2010年10月16日

●嬉しい秋の日

秋たけなわの今日、職場で嬉しいことがありました。
とはいっても仕事が上手くいったとか上司に褒められたというわけではありません。
駐車場でハラビロカマキリを2匹とオオカマキリを1匹、見つけたのです。
さらに産んだばかりのハラビロカマキリの卵まで。

私がカマキリを好きなことはしばらく前に書きました。
私の職場は山が近いので、さまざまな昆虫や鳥が見られます。
とはいえ、先日見たヒメカマキリほど珍しくはないものの、見つけるチャンスの少ないハラビロカマキリを2匹も見てしまうなんて、なかなかないことです。

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ハラビロカマキリは、その名のとおり他のカマキリに比べて体全体が幅広いのが特徴です。
体色は緑が多いですが、他のカマキリに比べると明るく鮮やかな緑色をしています。
また、写真でもわかるとおり、羽に白い紋があるのも特徴です。
ハラビロカマキリの卵も貴重です。
来年の初夏には孵化しますので楽しみです。

カマキリのように肉食の虫が多いということは、そのエリアの昆虫類が豊富=自然が豊かなことを意味しています。
虫というと、いたずらに怖がったり気味悪がったりする人もいますが、人類も地球の生き物の一種ですから、昆虫も住めないような場所は、人類にとっても決して良い環境ではありません。

これから11月中頃までは、皆さんもあちこちでカマキリやバッタなどの昆虫を見かける機会が増えると思います。
見かけたら捕まえたり殺したりせず、静かに見守ってあげて下さい。
そして、彼らの住みやすい環境を後生に残す努力をして下さい。
昆虫も鳥も動物も、生きとし生けるもの全ては皆、地球の大切な仲間なのですから。

2010年10月21日

●かわいいめそめそ

めそめそが、かわいいです。
僕が仕事から帰るなり出迎えに出てきます。
食事をしていると、膝の上に乗ってきます。
寝るときは、布団に乗ってきて、喉をゴロゴロ言わせながら、僕の顔をじっと見つめています。
それから顔の間近まで寄ってきて、僕の顔や手を舐めはじめます。
旅行などでしばらく家を留守にしていると、ずっと舐め続けていて、なかなか眠らせてくれません。
僕が眠っているときは、めそめそも布団の足もとの方で眠っています。
ふつう猫は、丸まったり横になって足を投げ出して眠りますが、めそめそはなぜか上を向いて寝ています。
人間のようです。

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夜中に僕が起き出すと、めそめそも起きます。
トイレに行ったりするときは大人しく布団の上で待っていますが、観測に出かけるときには玄関まで降りてきます。
鳴き声は甲高くて、子猫のようです。
僕に抱きついているときは、本当に幸せそうに喉を鳴らし目を細めています。
こんな、かわいく賢いめそめそですが、唯一の欠点は、抱きついてくるときに爪を立てること。
おかげで僕の腕や胸は爪の跡でいっぱいです。

写真:足を舐めているめそめそ

2010年10月29日

●めそめそは乱暴者?

一見すると頭が良く大人しいめそめそですが、爪を立てる癖があることは以前に書きました。
それに加えて、最近、もうひとつの癖、というか問題点に気がつきました。
それは、新聞紙や広告の紙など、周囲にある紙をやたらと食い破るのです。
食い破った紙を食べてしまうことはありません。
ただ破って散らかします。

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新聞紙ぐらいなら良いですが、大切な書類などは注意しなければなりません。
つい先日まで国勢調査の調査員をしていたときには、調査書類が食い破られては大変ですから、めそめその手が届かない場所に隠しておきました。

猫部屋にいたときには、部屋長として他の猫を睥睨し、くしちゃんやルーンに恐れられていためそめそ、大人しそうに見えて実は乱暴者なのかもしれません。
娘のくろっぴもメスとは思えないほど乱暴、というか暴れん坊なので、親子で実はよく似ているようです。
あるいは、家の外に出さないようにしているので、欲求不満が溜まっているのではないかとも思います。
本当は外に出て、鳥や虫を捕まえたりしたいのでしょう。
甘えん坊でかわいいめそめそですが、そのあたりは猫そのものです。
猫のおもちゃででも遊んであげて、欲求不満を解消してあげなければいけないのかもしれません。

2010年11月11日

●ルーンは毎日がつまらない

相次いで猫たちが死んでしまい、今では3匹しか入居者(?)がいなくなってしまった猫部屋。
今、住んでいるのは、オス猫のルーン、メス猫のおちび、くろっぴだけです。以前は常に6~7匹が住んでいたのに・・・。
女の子2匹を独占できてルーンは毎日がルンルン・・・ならば良いのですが、実のところ、ルーンの日常はつまらないばかりです。おちびもくろっぴも、女の子にしては非常に個性的で、一般的なメス猫としての魅力には乏しい上に、二匹ともまだ若いので、年齢的にもルーンとは合わないようなのです。

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好き勝手に生きているメス2匹とどのように付き合ったら良いのかわからず、今のルーンは孤独です。
くしちゃんが生きている頃は、くしちゃんと仲良く楽しそうにしていました。
もともと、ルーンが猫部屋に入居した当時(まだ子猫でした)、猫部屋の掟や決まりを親切に教えてあげたのがくしちゃんだったので、くしちゃんに対してルーンは、先輩に対する尊敬と、男の子同士としての仲間意識を持って接していたのです。
匂いフェチや男が好きという、くしちゃんのヘンタイ的な部分もそっくり受け継いでしまったのはちょっと困ったことではありましたが、とにかくくしちゃんが生きている当時は、女の子に迫害されても(ルーン、イケメンなのに女の子にモテないんです)、くしちゃんと二人でいれば楽しそうにしていました。
そんなくしちゃんが死んでしまい、もう一匹のオス猫だったくろも死んでしまった今、ルーンは毎日が本当につまらなそうです。

かといって、猫部屋の外に出せば、めそめそが「縄張りに入ってこないで!」とばかりに追いかけ回し威嚇します。猫部屋に住んでいる当時から、めそめそはルーンを苛めていましたから、ルーンにとってめそめそは天敵なのです。
そんなめそめそ、時々、猫部屋に入りたがります。で、入れてあげると、娘のくろっぴを少しだけかわいがってから、やおらルーンを苛めはじめます。
猫パンチを繰り出したり、歯を剥いて威嚇したり・・・。
ルーンは何もしていません。
どうやら、ルーンを苛めたいがために猫部屋に入りたがる感すらあります。
性格の悪いめそめそ・・・。

日毎に寒くなる猫部屋で、今日もルーンは孤独です。
じっと窓の外を眺めています。
「くしちゃんはいつ帰って来るんだろう」
落ち葉の舞う窓の外を見つめながら、そんなことを考えているのかもしれません。


2010年11月16日

●コカマキリ

職場の日だまりで、茶色のカマキリを見つけました。
晩秋になるとよく見かけるコカマキリです。

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緑色の個体が多く大柄なオオカマキリやカマキリ(チョウセンカマキリ)に比べると、小型で、稀に緑色のものもいますが、ほとんどが茶色をした目立たない種類です。
オオカマキリやカマキリが夏の終わりか秋の中盤にかけてよく見られるのに対し、コカマキリは木枯らしが吹くようになった頃に見かけることが多くなります。
また、オオカマキリやカマキリが草の先端など、比較的高い場所にとまっていることが多いのに対して、コカマキリは草の根元など地面近くで見かけることが多いようです。
このところ寒い日が続いていたのですが、今日は穏やかで暖かな日和。
コカマキリは、日ざしで暖まったタイルの上で、陶然としながら、それでも精悍な表情で数少なくなった獲物を探していました。
職場は草木の多い田舎にあるので、カマキリの他にも珍しい虫や鳥が見られて昼休みなど楽しいです。

2010年11月21日

●めそめそは抱っこが大好き

めそめそは、抱っこが大好きです。
抱っこにも、横抱きや立て抱き、仰向け抱きなどさまざまありますが、めそめそが好きなのは立て抱きです。
私が居間のテーブルに座っていると、ぴょんと膝に飛び乗ってきて、肩に手をかけ、立て抱きの姿勢を取ります。
あとはゴロゴロ喉を鳴らしながら、ひたすらくっついています。

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ビビさんには、立て抱きの癖はありませんでした。
足が悪かったこともありますが、ビビさんはいつも、私の膝の上で丸まって幸せそうにしていました。

仰向け抱きが好きだったのは、くしちゃんです。
赤ちゃんを抱くように仰向けにして抱いてあげると、本当に人間の赤ちゃんを抱いているようでした。

そういえば、めそめそもくしちゃんも好きなのは、私の肩に上ることです。
抱っこしてあげているうち、のそのそ肩に上ってきて、嬉しそうにじっとしています。
くしちゃんは死んでしまいましたが、めそめそを肩に乗せて街を歩いたら、けっこう「かわいい!」とウケるかもしれません。

2010年11月29日

●アルネ君のふたつの小屋

この5月に9歳で死んでしまった、白黒うさぎのアルネ君。
東京から旧藤橋村へ転居してしばらくして、藤橋小中学校のうさぎ小屋から貰ってきたうさぎです。
うさぎとはいえ、東京から人口450人の山奥である旧藤橋村へ転居してからの苦労も喜びも分かち合ってきた大切な家族でした。

そんなアルネ君は、贅沢にも家の中と外にふたつの小屋を持っていました。
昼間は外の小屋で過ごし、夜は家の中の小屋で過ごすのです。
外の小屋には土が敷いてあり、うさぎの好きな穴掘りをすることもできました。

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アルネ君のためにわざわざ作ったこのふたつの小屋、実はまだそのまま残っています。
これが家の中の小屋。
すのこが敷いてあり、その下は引き出し式になっていて、すのこから落ちた糞や藁くずなどの掃除がしやすいように作ってあります。
木で作った家が置いてあり、そこにはいつも藁が入っていました。

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家の外の小屋はこんな感じです。
床はコンクリートですが、その上に厚く土が敷いてあります。
うさぎは土を掘る習性がありますので、土を大量に買ってきて敷いておきました。
昼間、アルネ君は、日光浴をしながらのんびりと土を掘ったり餌を食べたり、木を齧ったりして過ごします。
夜は、イタチや蛇が来る可能性がありますから、夕方になると家の中の小屋に移動させるわけです。

とはいえ、特に老齢になってからは、真夏は外の小屋に出さないことも多くなりました。
うさぎは暑さに弱い動物なので、エアコンが効いた家の中で一日過ごすのです。
このエアコンも、アルネ君のためにつけました。
もともとウチにはエアコンはなかったのですが、アルネ君が老齢になってきたために買ったのです。
エアコンといえば、猫部屋にもあります。
これも猫たちのために設置したもの。
人間は、汗をかきながらエアコンのない部屋で過ごし、動物たちはエアコンの効いた部屋にいるというのが我が家の夏なのでした。

もういないアルネ君の小屋を存置してある理由は、壊すのが面倒だからということもありますが、それ以上になんとなく寂しくて壊す気になれないからということもあります。
今でも、買い物に行けば「アルネ君の好きなパセリを買わなきゃ」と思いますし、夜中など物音がすれば、アルネ君がそこにいるような気がしてしまいます。

ふたつの小屋を撤去してしまえば、家も広くなるし庭もすっきりするのですが、なかなか9年間いっしょに過ごしたアルネ君の思い出をなくすことができずにいます。

2010年12月13日

●コタツを知らなかっためそめそ

寒くなりました。\
我が家でも、しばらく前からコタツを出しました。\
♪猫はコタツで丸くなる♪
という童謡のとおり、やっとコタツが出て、めそめそもさぞかし喜ぶだろうと思ったら・・・。

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めそめそ、なかなかコタツに入ろうとしません。\
不審そうな顔つきで、うろうろと周囲を歩き回っています。\
どうやら、めそめそ、コタツというモノを初めて目にしたようなのです。\
昨冬、めそめそは猫部屋に住んでいましたから、コタツにどんな反応を示すかはわかりませんでした。\
それにしても、猫といえばコタツというのが決まり文句です。\
ビビさんにしても、冬はずっとコタツの中で丸くなって過ごしていました。\
まさか、賢くて何でも知っているめそめそが、コタツを知らなかったなんて・・・。\

コタツ布団の裾を持ち上げて「ほら、中はあったかいよ。お入り」と言ってあげても、興味はあるようなのですが、警戒心の方が上回っているようで、相変わらずうろうろと歩き回っているばかり。\
少しだけ顔を突っこんでは出てきて、またうろうろ。\

結局、15分ほども躊躇してから、ようやく中に入りました。\
めそめそは、ウチに来たとき、かなり人に慣れていましたので、どこかの家で飼われていたのは確実だと思うのですが、その家にはコタツはなかったのかもしれません。\

はじめは恐る恐る入っていたコタツですが、最近はようやく慣れたようで、外で遊んで帰ってくるとコタツに入ってきます。\
それでも若いせいか、ビビさんほどは入り浸っていません。\
もともと寒さには強い猫なのかな。

2010年12月17日

●冬に出会える生き物たち

いよいよ寒くなりました。\
山野を歩いてみても、緑は少なく一面に枯れた冬景色です。\
こんなときには、出会える生き物は少なそうですが、草木の葉が落ちて見通しが良くなる分、案外、動物や昆虫との出会いがあるもの。\

先日は、夜に散歩をしていたら、小さな森の柿の木が、かさこそ揺れていました。\
おや、何だろうと思ったら、つがいらしい二頭の動物が柿の実を食べているのです。\
私が近づいても逃げることもなく、無心に食べています。\
アナグマかハクビシンのようでした。\
だいぶ柿の実も少なくなっていて、食べ尽くした後はどうするんだろうと心配になりました。\
柿といえば、いくつかグズグズに柔らかくなってしまったものを庭の石に置いておくと、鳥が来て盛んについばんでいきます。\
リンゴの皮なども細かく刻んで置いておくと、スズメが食べに来ます。

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また先日、近くの原っぱを歩いていたら、木の枝に蓑虫がたくさんぶら下がっていました。\
どうしてこの木にだけこんなにたくさんと思えるほどの数です。\
オオカマキリの卵も見つけました。

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これもカマキリの卵。\
オオカマキリやカマキリ(チョウセンカマキリ)の卵はよく見かけますが、こちらはちょっと珍しいハラビロカマキリの卵です。\
職場の建物の壁に産んでありますので、初夏になって孵るのが楽しみです。\

職場といえば、勤務先の敷地内に置かれたカラウスの受け石に溜まった水で、ヒヨドリが盛んに水浴びをしていました。\
冬場といえども、ちょっと気をつけていれば自然界の営みを垣間見て楽しむことができるものですね。\

2010年12月22日

●ルーンは叩かれるのが好き?

猫部屋の住人、オス猫のルーンをよく叩きます。\
といっても、別に虐待しているわけじゃありません。\
なぜかルーン、叩かれるのが大好きなのです。\
もちろん叩くといっても、痛みを感じるほどぶっ叩くわけではなく、てのひらで背中やお尻をぽんぽん、という感じで叩きます。

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するとルーン、喜んで体をくねくねし始め、やがてはごろんと寝ころんでしまうのです。\
ルーンは太っていて大きいので、叩きがいがあります(ヘンな言い方ですが・・・)。\
叩かれて横になってゴロゴロ喉を鳴らしているルーンのお腹を、今度はもみもみしてあげます。\
喉もこちょこちょ。\
すると、ますます喜ぶルーンです。\
ルーンってマゾなの?と思われた方もいるかもしれませんが、そういうわけでもなさそうです。\
体が大きいので、小柄な普通の猫よりも、ちょっとだけ力の入った可愛がり方をしないと感じない(?)みたいなのです。\
叩くと喜ぶのは、死んでしまったくしちゃんや、猫夜叉くんも同じでした。\
猫も人間と同じで、メスよりはオスの方が体ががっちりしています。\
なので、軽く叩かれても何ともない、というより嬉しいようなのですが、オスよりも華奢なメス猫にはそんなことはしません。\
メス猫は体つきが細くくにゃっとしているので、叩いたら痛そうだし、それよりは優しく撫でられる方が好きみたいです。\
あ、でも、メスのくせにくろっぴは叩かれるの、好きだなぁ。\
というわけで、朝晩、猫世話のたびにぽんぽん叩かれているルーンです。

2011年01月05日

●猫の車酔い

ウチで飼っている猫たちは、ときどき病院へ行きます。\
風邪を引いたり、時にはもっと重篤な病気だったり・・・。\
病院は車で10分程度の距離なのですが、基本的にどの猫もいやがります。\
キャリーに入れられるだけでも、どこか怖い所へ連れて行かれるのではないかと抵抗し、猫によっては車の中ではずっと鳴きっぱなし、診察室に入ったとたん、人間の手をすり抜けて天井まで駆け上がった子もいます。

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で、今、ウチの女王様であるめそめそ。\
いつもは落ち着き払っている賢い猫なのですが、病院が人一倍(猫一倍?)苦手です。\
いや、お医者さんや治療が怖いわけではありません。\
病院までたった10分、車に乗せられることが大嫌いなのです。\
めそめそは車酔いします。\
それも、めちゃくちゃ弱いのです。\
走り始めて1分ほどで、よだれを垂らし始めます。\
人間でも車に酔うと、はじめはやたらと唾液が出てきますが、それと同じなのでしょう。\
次に、おしっこを漏らします。\
最後には大便まで漏らしてしまいます。\
もちろん、この頃には口の周りはよだれでベタベタです。\

私も子供の頃、車に酔ったことがありますが、それにしても乗車後1分で酔ってしまうことはありませんでした。\
猫は平衡感覚が優れている分、三半規管が鋭敏で酔いやすいという話を聞いたことがありますが、ウチで飼っている他の猫たちは、動物病院へ行く程度の道のりで、これほど酔っぱらうことはありません。\

めそめそにとっては、きっと死ぬほど辛い病院通い。\
できるだけ連れて行かずに済ませたいのですが、アレルギーの注射を毎月打たないといけないために、最低でも月一回は車に乗らなくてはならないのです。\
もちろん私も、できるだけ酔わないように丁寧な運転を心がけますが、それでもダメみたいです。\
かわいそうなめそめそ。\

まあ、車に乗って酔いもせず走り回っている人間の方が、動物としては変種なのかもしれません。\
動物にとっては、自分の足で歩くのが基本ですからね。